インディーズ界をまっっっっったく知らない人たちの中で働くワタクシ。
これを手に入れるのも大変でしたワ…。



ぜひとも4月に発売された"WHITE"とペアで聴いて欲しい。
こういうの最近聴いてなかったから、すごくハマる。
サカモトくんのスゥイーーーーーートな声に癒されちゃう私って…疲れてるのかなぁ(笑)







あーライヴ行きてー。(そればっかり)

訪問者/恩田陸

2009年7月9日 読書
山中にひっそりとたたずむ古い洋館―。三年前、近くの湖で不審死を遂げた実業家朝霞千沙子が建てたその館に、朝霞家の一族が集まっていた。千沙子に育てられた映画監督峠昌彦が急死したためであった。晩餐の席で昌彦の遺言が公開される。「父親が名乗り出たら、著作権継承者とする」孤児だったはずの昌彦の実父がこの中にいる?一同に疑惑が芽生える中、闇を切り裂く悲鳴が!冬雷の鳴る屋外で見知らぬ男の死体が発見される。数日前、館には「訪問者に気を付けろ」という不気味な警告文が届いていた…。果たして「訪問者」とは誰か?千沙子と昌彦の死の謎とは?そして、長く不安な一夜が始まるが、その時、来客を告げるベルが鳴った―。嵐に閉ざされた山荘を舞台に、至高のストーリー・テラーが贈る傑作ミステリー。





わずか2時間で読んでしまいました。

なんてこったい。
こんなに考えずに読める恩田作品は初めてかも、です。



古い洋館とか、深い森とか、湖とか、財閥とか、一族とか、謎の死とか!こういうの得意だよねー。
というか、もはや恩田氏か名探偵コナンでなければ得られない気味悪さが素晴らしい。

そして最後の…!!
と、もったいぶりたくなるようなラスト。
その重みを引きずらない作品はホント、初めてかも、です。


『猫と針』みたいに、こういうのを”2時間ドラマ”で観たい。転換なしにお芝居もいいかも。


恩田さんまた戯曲書いてくれないかしら。
つーか、『猫と針』観たかった。レンタルになったらいいのになぁ。


写真は”湯友くん”


結果は、早々と1点先制するものの、ロスタイム残り2分で1点入れられてドロー。


なかなか勝てないホーム戦でした。



雨の中みんなお疲れちゃん。


雷雨の中

2009年7月4日 おでかけ
雷雨の中


ザスパ戦観戦中。






1Q84

2009年7月3日 読書
1Q84

発売からちょうど一ヶ月して、1Q84が我が家にやってきた。


待望の作品を手にする時にはいつものことなんだけど、大事にちびちび読みたいキモチと、早く先が知りたくて気がはやるキモチがぐるぐる廻っている。


5日で1が読み終わり、2に入ったところ。


たくさんのレビュアーが言うように、3と4はあるのだろう。


でもとりあえずは2で一段落。のハズ。




…ハズ、だよね?(笑)


物語はどう転がって行くのか不安かつ楽しみでしかたがない。




もちろん、ミーハーな私はジョージ・セル指揮クリーヴランド管弦楽団演奏のヤナーチェックのシンフォニエッタも手に入れましたわ。ほほほ☆

さんざん宣伝しまくりで出まくりでちょっと呆れられ気味のルーキーズを遅まきながら観てきました。


実は私…TVシリーズは飛びとびでしか見てないんです!あはは。


でも面白かったー!!
イケメン揃い、とかかるーく言いたくはないけど、カッコイイ男子諸君がそろいもそろって熱い戦いを繰り広げてくれちゃうとなったら、そりゃもう腐女子になるしかないでしょう。


これは”一人で映画”ではなくお連れ様がいたんだけど、一人だったら辛かったかもしれない。

だって、 突っ込みどころ満載でvv


一人観だったらきっと、ブツブツ突っ込んでてブキミちゃんだったと思う…。


ストーリーはもうさ、泣くしかないだろ!って感じなんだけど、(元)不良のみなさんが熱血になっちゃってものすごくマジメに仲間や野球と向き合って練習した後のお話だから、不安要素とか全然ないわけ。
甲子園に行けるのか!?ってそれだけで。
だから、いつもだったらこういう作品はビクビクしながら観てる私も、単純に楽しめちゃった。

なんだかんだ突っ込んだ割には意外にもヒデキカンゲキ☆で、滅多に買わないパンフレットまで買っちゃったよおい。


なんつーか、『ニャー!』って感じだにゃー。


DVDはやっぱりレンタルで、もう一度ならず二度三度、突っ込まなくちゃ♪だにゃー。
トラちゃん


群ようこの著作ではありません。

最近我が家によく遊びに来るネコちゃんです。


キジトラなので”トラちゃん”と家族で勝手に名付けては遊んで(もらって)います。


どんな仕種もかわいくて!首輪がなければウチ猫にしたいところ。



今日の豪雨では雨宿りに来て、そのまま玄関から中へ入って(入れて)しまい、そのまま寝てしまいましたーー。




さて、どうしましょ…。


ラ・マシン

2009年6月15日 おでかけ
ラ・マシン

有料会場のみの公開だったので遠目から撮影。



黒船乗りたかった…。




(15日の日記になってますが、14日撮影デス)

TOKYO! [DVD]

2009年6月15日 映画
公開時には観られなかったのでDVDで観ました。


予告編で期待していたほどでは、なかった…デス。


でも『インテリアデザイン』の藤谷文子、よかったなぁ。
単に好み、というだけなんだろうけど、好きです(照)
スティーヴン・セガールのお嬢さんなんだってね。まったく知らなかったけど。

妻夫木ちょろっと出てた。
彼じゃなきゃダメな役だったんだろうか。
それとも、どうしても出たい作品だったんだろうか。
…こういう見方をする私ってどうなんだろうか(苦笑)

石丸謙二郎さんもまた、フィッシュストーリーのような、蝶ネクタイ(ループタイだったかな)の似合うちょっとイヤミな文化人、のイメージでした。

そして、また加瀬くんです(笑)
「なんにもなりきれてないボク」という役柄はもう彼しか思い浮かばない。


『メルド』は一番コワかった作品。
真昼間に自分の部屋で観たんだけど、思わずドアや窓を振り返って確認しちゃいました。
こういう終わり方って不安をあおって本当にイヤ。

なにかやってくれそうな、「おおっ!」という役者さんたちがいっぱい出てたけど、何もやってくれないまま終わり。後味悪し。
でもゲージツというならば、これが一番ゲージツテキかもしれない。


『シェイキング東京』の香川さん。最近見てばかりな気がする。Mr.Brainのせいですかね。
「ゆれている…」のセリフで『ゆれる』を思い出した。

蒼井優がこういう役をやるのもちょっと飽きたな。
彼女の役はいつも個性的すぎないか?
ふつーの女子、というものを観てみたい。



まーこれはレンタルでよかったデス。ゲージツがわからなくてスミマセン。




Y150

2009年6月14日 おでかけ
横浜はやっぱり遠い。
今はホリデーパスがなければ行きません。
それから帰りはグリーン車ね。
以前に普通列車でライヴに行ってたのが嘘のようです。
なーんかオトナになっちゃったなぁ…。


ちょっとした用事があって横浜に行ってきたんですが、用が済めば自由時間!ってことでY150行ってきました。
もちろん、フリーエリアのみの参加。参加っていうか赤れんが会場をただ見て回っただけだけど。それだけで行った気になるので結果オーライですvv
お約束のたねまるグッズを購入後は、ハマチャリというレンタサイクルを借りて、あちこち走ってきました。

横浜懐かしい!!
学生の頃は、この街が好きでよく遊びに来てたけど、社会人になってからはとんとご無沙汰。
というのも会社の配属が思いっきり地元になっちゃったからだなぁ。残念。

それにしても自転車って便利ね~。
歩くのは時間も体力も限界があるけど、自転車だと移動も楽だし、車と違って駐車スペースもとらないし、バスと違って自分の好きなペースで動けるのがうれしい。

山下公園、(新)マリンタワー、港の見える丘公園、元町、中華街、横スタ、ゆずの松坂屋(←笑)まで走りまくりました。
すごく楽しかったーーー!
けっこう地理覚えてるのね…なんて思いながら、街や道行く人(ほとんどが観光客)を眺めながらサイクリング。
唯一の心残りは、FADが拝めなかったこと。帰り際、ランドマークタワー(返却場)に着いたときに思いついたんで戻れなかったのね。ものすごく近くまで行ったのにさ。
あ、今思い出したけど、ベイホールとかにも行けたかもしれないな。くやしー。


今回初めて関帝廟にお参りしました。
今までスルーしててごめんなさい。
いつのまにか媽祖廟なんてのもできててビックリでした。
お約束の江戸清の豚まんを食べて、よしもと水族館はスルーしたけど、普段は行けないようなところまで足を伸ばせて大満足!!
ハマチャリさまさまです!
NPOナイス・ヨコハマのみなさんありがとう。


遠いけど、またホリデーパス+普通車グリーン席で横浜に行きたいな。
けっこうこういうレンタサイクルをやってる観光地は多いそうなので、日帰りでいろいろ行くのもいいかもしれない。
ライヴお休み中でなまった体には最適。となればいいけど(笑)




「ノウハウ本」では教えてくれない、二十代で「仕事ができた人」が三十代で伸び悩む本当の理由。『千円札は拾うな。』で話題を呼んだ、思考の錬金術師・安田佳生が明かす、「マグマが出るまで考える」技術と極意。




新聞の書評にあっておもしろそうなので、読んでみました。


自己啓発本や経済本はけっこう小難しいことが書いてあって、途中で眠くなっちゃたりもするんですが、これはするする読めました。

わかりやすくて◎


でも逆に、もっと突き詰めたい人にとっては物足りないのかな?
それともこういう本を読んでいること自体、突き詰める気はないのかも…とも思いました。


別にビジネスでなくても、普通に生活するために、”考えながら生きる”ことは大切だということです。

今日は偶然にも1st DAYだったのですねー。ラッキー♪


いやもう岡田くんの繊細で美しいこと!
これだけでありがとう!って感じ。
春役に関して言うことはなにもありません。

泉水役の加瀬くんは、映画を見るまでは確かにどうかなぁ…と思っていたんだけど、もう泉水は彼でしかありえない!くらいの変わり様(笑)
あの兄にしてあの弟在り。
弟を追う時のひたむきさにじーんとしました。

父親役のコヒさん、母親役のらヴ京香さん。
渡部さんでさえいとおしいじゃないの。



映画化に先立って原作を読もうかとも思ったんだけど、新鮮な気持ちで観たいから、と読まなくてよかった。
原作の世界そのままじゃないですか。
伊坂氏も大満足ですよね。




また仙台に行きたくなりました。

れんげ荘

2009年5月31日 読書

キョウコはおべんちゃらとお愛想と夜更かしの日々から解放されるため、有名広告代理店を早期退職!都内のふるい安アパート「れんげ荘」に引っ越しし、月10万円で暮らす貯金生活者となったが…。ささやかな幸せを求める女性を描く、待望の書き下ろし小説。



久々に群さんの小説を読んだ。
この人の作品はエッセイも小説もハズレがない。
いつでもどこでも気負いなく読める。
どれも自分のツボにはまってると思う。
一番相性のいい作家さんなのかもしれない。


さて。キョウコさん。
御歳45歳で会社を辞めてボロアパートに移り住んだあたりまでは、おいおいいくらなんでも…と思っていた。
けれども季節はめぐり、蚊や極寒や果ては実母とまで真剣に向き合う(闘う?)姿に共感を覚えてしまった。

嗚呼、正直うらやましいとさえも!!


しがらみにない世間に生きるのは楽かもしれないけど、やっぱり私は人情が好きです。
泣かせる本や映画にはしっかり泣かされちゃうほうです。


この小説では泣きはしないけど、わかるわかると声に出してしまうほどキョウコの行動やつぶやきには感銘しまくりです。

あたりまえだけど、毎日生きていく、ということがほんの少し楽になるお話でした。
力まず読書したい方にオススメ☆

のみかーい。

2009年5月30日 徒然。
新入社員くんの歓迎会。


もう仕切り屋は止めようと思ってたのにまた仕切っちゃいまいした。あはは。



いやあ呑みました。

呑ませました。


が、足りません。





たまにはさ、のーんびり呑みたいよね。



今や出版界も音楽業界のように発売日前に商品が店頭に並ぶようになってしまったのか。



村上春樹の待望の書き下ろし作品、『1Q84』が1巻、2巻という形態で、28日店頭に並んだ。
フライングだ。

そして、もう正規の発売日には店頭にない。
初出荷の時点で4刷ってどうなの?
初版とかって本当にあるの?
客注分の奥付を見たけど、表記されていなかった。



いやしかし。
読みたいのはやまやまだが、正直怖い。

期待と恐怖と、もしかしたら絶望なんて感情も入っちゃってるかもしれない。




読書家の方々の意見も読みつつ、リクエスト待ちをしようと思う。
所詮、我が家というか私の本棚は過密状態で、どんなに村上春樹を優先させて入れようとも、このハードカバーが2冊入ることは不可能だからだ。

文庫化?5年は待たないと…。

恋人・降一を事故で亡くした志保。彼の母親が営む店を手伝う彼女の前に現れたのは、その事故の原因をつくった五十嵐だった。彼の存在を受け入れられない志保だったが、同じ悲しみを抱える者同士、少しずつ二人の距離が近づいていく…。




恋人を亡くしたらいったいどんな世界が待ってるのだろう。

失くす、ではなく、亡くす。




絶対的な別れをどう受け止めるのか。

不安定ながらも静かに時を進めていくことでしか生きられない、残された人たち。


いつもは、どんなにシリアスな小説でも突っ込まずにいられない私も、今度ばかりは息をひそめてただただ読むことしかできなかった。

…重かった。
切ない、よりもただひたすら重かった。


本来ならば、あとの「浅き春の章」の方が未来へ向かっているから明るい印象を受けるべきなのに、前の「長き夜の章」が希望が持てたのはなぜだろう。


どこかで救いが欲しかった。



重く、もやもやとしたまま次の短編に移った私は、森谷くんに救われることになる。
『冬の動物園』はよかった。

最近の島本氏はなんだか重いから、こういうのがあってもいいんじゃないかな。
それとも私が重いのを呼んでるんだろうか…。

だとしたら、あーあ、だ。




とりあえずいただき♪

コールドストーンのチーズケーキファンタジー。

昇れる太陽ツアー@Zepp
エレカシ レコ発ツアー。
今回はこの1本だけなので死ぬ気で参戦です!

しかし、どうしていつもZeppなんだろう…AXでいいぢゃないかー。
Zeppは都内じゃないよ…遠すぎ。


今日は、というかこのツアーは?6人編成。
最近露出が多かったせいか久しぶりな気がしない。
ま、武道館からまだ1ヶ月だしね。
続けて会ってると、この後が辛いんだけど…。


さて、本編ですが、レコ発なのでアルバム曲はもちろんのこと、先行シングルも昨年のアルバム曲も、オイシイところ全部どり!

甘き絶望から始まり、俺たちの明日で終わり。
濃厚な2時間半弱でした。

昨日はどうだったかわからないけど、実に古い懐かしい曲を2曲。
エピック時代のアルバムは廃盤だよー。持っててよかった。懐かしいから家に帰って聴こう。
最近ファイティングマン好きなのかなぁ?毎回聴いてる気がする。
力強いFLYER、俺たちの明日、丁寧に歌ったハナウタ、絆もよかった。

どうか、この誠実な4人がずっと音楽を続けていけますように☆

みゅうじあむ@サカス
kenちゃんがー!!!



ウサギの着ぐるみにーー!!!



ラジコンを渡されてました(笑)

kenちゃん、サカスさん生放送にゲスト出演!!


見ました、奥さん?


ワタシ見てましたー!!会場で☆



嗚呼、ミュージアム参加、今日にしてよかった(感涙)

今年はkenちゃんには会えないと思っていたので、本当に嬉しいです。


リーダーだと思ってちんたら歩いてた私を引っ張ってってくれたSに感謝。



kenちゃんの余韻に浸りながらZeppに移動ー。


エソラ vol.7

2009年5月17日 読書
アマゾンではよく見かけていた本だけど、初めて書店で見た。見つけた。


さすがくまざわ書店。見直したぞ。





伊坂幸太郎『ギブ』

冒頭から難しかった。
あら、私って疲れてるのかしらん…て思うほど、小説の中に入りこめなくて、集中するのに2~3ページは苦労しました。
全体像がわかってくると、すとんと言葉もなく理解。
想像で画が見えればオッケー。
荒唐無稽な世界のお話を書くのって、読者に対する説明とか大変だよねー。
想像力の乏しい人にはかなりキビシーに違いない。
モーソー力だけはあり余るほど持っている私だからこそ、この世界に入り込めたのかも。

…立ち読みでvv




伊坂さんの作品には善人も悪人も出てくるし、善行も悪行も出てくるけど、それよりも”理不尽”なことの方が多いと思う。
正直に実直に生きている人が傷めつけられたり、だまされたりと容赦ない。
いつも理不尽だなぁと思う。

そんな理不尽な世の中のお話です。
ってなんのこっちゃ…ですよね。

このお話を一言で表すなら”理不尽”なのです。

そう感じてしまったのだからもうどうにもならない。

さて、菜由ちゃんのマクロの世界はどっちなんだろう。

もう一度じっくり読みたい。






立ち読みですいませーん。
願わくば、いつかどこかで文庫本に入りますように。

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