2014年8月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1281ページ
ナイス数:79ナイス
http://book.akahoshitakuya.com/u/46133/matome?invite_id=46133
■死ぬまでに見たい! 絶景のペンギン
ペンギン好きには最高です!
図書館本でしたが、あまりにステキすぎて購入しました(((o(♡´▽`♡)o)))
読了日:8月28日 著者:澤井聖一
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/40841931
■芸者でGO!
読了日:8月28日 著者:山本幸久
http://book.akahoshitakuya.com/b/4408536474
■ホリデー・イン
読了日:8月25日 著者:坂木司
http://book.akahoshitakuya.com/b/4163900675
■化合 ST 序章 (講談社ノベルス)
読了日:8月20日 著者:今野敏
http://book.akahoshitakuya.com/b/4061828592
■三ツ星商事グルメ課のおいしい仕事 (メディアワークス文庫)
読了日:8月14日 著者:百波秋丸
http://book.akahoshitakuya.com/b/4048663275
▼読書メーター
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読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1281ページ
ナイス数:79ナイス
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■死ぬまでに見たい! 絶景のペンギン
ペンギン好きには最高です!
図書館本でしたが、あまりにステキすぎて購入しました(((o(♡´▽`♡)o)))
読了日:8月28日 著者:澤井聖一
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■芸者でGO!
読了日:8月28日 著者:山本幸久
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■ホリデー・イン
読了日:8月25日 著者:坂木司
http://book.akahoshitakuya.com/b/4163900675
■化合 ST 序章 (講談社ノベルス)
読了日:8月20日 著者:今野敏
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■三ツ星商事グルメ課のおいしい仕事 (メディアワークス文庫)
読了日:8月14日 著者:百波秋丸
http://book.akahoshitakuya.com/b/4048663275
▼読書メーター
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2014年6月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:2440ページ
ナイス数:97ナイス
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■長生きしたけりゃふくらはぎをもみなさい (健康プレミアムシリーズ)
私のふくらはぎは自慢じゃないがそうとう硬い、固い、堅い(うーむ。どれだ?)。とりあえず現状はなんとなく健康っぽいけれど、実はこのカタイ(結局カタカナで)ふくらはぎにこんなにも病気が隠れているなんて!知らなきゃよかったよ。。。まぁとりあえずは健康っぽいので、このまま維持か、もしくはもう少し健康になるために、毎日お風呂の中で揉むことにしました。立ち仕事なので相変わらずガッチガチだけど、少し経ってから、劇的に改善!よりかは、気づけばすっごい調子いいなぁ!くらいになってるといいな。
読了日:6月22日 著者:槙孝子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/39222447
■休日のおかし屋さん 埼玉・栃木・茨城・群馬
近所にあれば行ってみたいなぁ…と思って読んでみたけど、市内のお店は一軒しかなかった(^_^;)しかもあまり好きじゃないお店。お菓子は素材や製法も大事だけれど、結局は味の好みじゃないかなぁ。先日、偶然にもここに載っている某温泉の温泉饅頭をいただいたけれど、全国的に(?県内的にかな?)有名なあの温泉饅頭よりもはるかに美味しかった。かたちは不揃いだが、皮はもっちりしていて餡はさっぱり。こしあんが苦手な私もすいすい食べられた。こういうのが銘菓だと思う。取材したライターさんと好みが合ったってことかな。
読了日:6月21日 著者:
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/39222421
■校閲ガール
本をめぐる物語というアンソロジーにこの短編があり、それがまたすごく小気味良く面白かったのでさっそく読んでみた。子どもの頃からファッション誌編集部を目指していたのに、不本意ながら校閲部に配属になった河野悦子。名前がもう"こうえつ"って!(笑)。毒舌キャラを通すためか、上司や先輩にもあんな言葉遣いでいるのには違和感があったけれど、ファッションに関する小ネタや、出版業界の用語も興味深く、プチ憧れの世界を垣間見ているように一気に読んでしまった。
読了日:6月19日 著者:宮木あや子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/39222385
■女のいない男たち
いつものように"持っていかれる"ことなく読み終えた。短編だからか、気負わずに読んだからか。"村上春樹"の新作を読む時には多少なりとも緊張するんだけどね。どの短編も、主人公には少なからずムラカミハルキが投影されているのだろうと期待を込めて読むことにしている。「木野」が不気味で印象深かった。え、これで終わりなの?!と思わず突っ込んでしまった。
読了日:6月18日 著者:村上春樹
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/39222202
■本屋さんのダイアナ
これは読み応えがあった。NHKの朝ドラ「花子とアン」を放映している時に「赤毛のアン」が効果的に使われている本を読むなんてタイムリーすぎるかな(^_^;)。本が好き、という一点だけで繋がったダイアナと彩子。外見も家庭環境も正反対のふたりの成長物語。蜜月時代から、疎遠になってまた再会するまでの十数年をそれぞれの視点で描いている。タイトルはダイアナの名前だけだし、ダイアナが苦難を乗り越え夢を叶える物語ではあるけれど、その影で彩子も様々な経験をして、きちんと自分を見つめ直している。私にとってはふたりとも主人公だ。
読了日:6月12日 著者:柚木麻子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/38838790
■砂漠 (新潮文庫)
ホントは再読なんだけど、文庫版は初読みだったので登録しました。けっこう前に読んだせいかだいぶうろ覚えで、こんな話だったっけ(^_^;)みたいな。でも、伊坂さんの、私が勝手に付けたテーマ「静かに勇気づけられる」にぴったりな作品でした。ガクセイのうちに読むと世界観が変わるかも!…なんてことは、まるでない。…かもね(笑)
読了日:6月9日 著者:伊坂幸太郎
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/38686074
■首折り男のための協奏曲
買ってしばらく積ん読のままでしたが、砂漠を読み終えたきっかけでもっと伊坂作品を読みたくなり読み始めました。この本は、特に意図せずに書いていた短編をまとめたら結果的に黒澤と首折り男つながりの本になったとあとがきにありました。なるほど。ひとつひとつ取れば確かに独立したお話として完結しているものの、こうやって一冊になれば時系列はバラバラだとしてもどこかでつながりのある連作集、ということなりますね。一気に読まずに、できれば間に他の本を読みながら一話一話、読んで欲しい作品です。いいかげん死神の浮力も読まなければ!
読了日:6月8日 著者:伊坂幸太郎
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/38686109
■本をめぐる物語 一冊の扉 (角川文庫)
中田永一の久しぶりの新作!と期待を込めて借りる。本がテーマなだけあってどのお話もいい。特にメアリー・スーは期待以上のおもしろさ。自分もココロのどこかにメアリー・スーを住まわせてはいないか。中2のあの頃は確かに彼女がいたはず。こそばゆさと懐かしさで視界がセピア色に染まった…かも?!それから、校閲ガール。こちらは単行本としてじっくり読めるのを楽しみにしている。
読了日:6月2日 著者:中田永一,宮下奈都,原田マハ,小手鞠るい,朱野帰子,沢木まひろ,小路幸也,宮木あや子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/38492706
■よるのふくらみ
なんとなくもやもやしたキモチで読了。それなりに丸く収まったはずなのに、うーーーーん…。3人の主人公のうち、誰に寄り添って読むかで感想が変わると思う。自分に正直に生きるか、周りの人に受け入れられるために生きるかという選択を、たいていの人は常に考えているだろう。みんな少しづつ傷つき少しづつ何かを失い、最後に選ぶのは同じ傷を抱えた人ではないだろうか。
読了日:6月1日 著者:窪美澄
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/38492692
▼読書メーター
http://book.akahoshitakuya.com/
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:2440ページ
ナイス数:97ナイス
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■長生きしたけりゃふくらはぎをもみなさい (健康プレミアムシリーズ)
私のふくらはぎは自慢じゃないがそうとう硬い、固い、堅い(うーむ。どれだ?)。とりあえず現状はなんとなく健康っぽいけれど、実はこのカタイ(結局カタカナで)ふくらはぎにこんなにも病気が隠れているなんて!知らなきゃよかったよ。。。まぁとりあえずは健康っぽいので、このまま維持か、もしくはもう少し健康になるために、毎日お風呂の中で揉むことにしました。立ち仕事なので相変わらずガッチガチだけど、少し経ってから、劇的に改善!よりかは、気づけばすっごい調子いいなぁ!くらいになってるといいな。
読了日:6月22日 著者:槙孝子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/39222447
■休日のおかし屋さん 埼玉・栃木・茨城・群馬
近所にあれば行ってみたいなぁ…と思って読んでみたけど、市内のお店は一軒しかなかった(^_^;)しかもあまり好きじゃないお店。お菓子は素材や製法も大事だけれど、結局は味の好みじゃないかなぁ。先日、偶然にもここに載っている某温泉の温泉饅頭をいただいたけれど、全国的に(?県内的にかな?)有名なあの温泉饅頭よりもはるかに美味しかった。かたちは不揃いだが、皮はもっちりしていて餡はさっぱり。こしあんが苦手な私もすいすい食べられた。こういうのが銘菓だと思う。取材したライターさんと好みが合ったってことかな。
読了日:6月21日 著者:
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/39222421
■校閲ガール
本をめぐる物語というアンソロジーにこの短編があり、それがまたすごく小気味良く面白かったのでさっそく読んでみた。子どもの頃からファッション誌編集部を目指していたのに、不本意ながら校閲部に配属になった河野悦子。名前がもう"こうえつ"って!(笑)。毒舌キャラを通すためか、上司や先輩にもあんな言葉遣いでいるのには違和感があったけれど、ファッションに関する小ネタや、出版業界の用語も興味深く、プチ憧れの世界を垣間見ているように一気に読んでしまった。
読了日:6月19日 著者:宮木あや子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/39222385
■女のいない男たち
いつものように"持っていかれる"ことなく読み終えた。短編だからか、気負わずに読んだからか。"村上春樹"の新作を読む時には多少なりとも緊張するんだけどね。どの短編も、主人公には少なからずムラカミハルキが投影されているのだろうと期待を込めて読むことにしている。「木野」が不気味で印象深かった。え、これで終わりなの?!と思わず突っ込んでしまった。
読了日:6月18日 著者:村上春樹
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■本屋さんのダイアナ
これは読み応えがあった。NHKの朝ドラ「花子とアン」を放映している時に「赤毛のアン」が効果的に使われている本を読むなんてタイムリーすぎるかな(^_^;)。本が好き、という一点だけで繋がったダイアナと彩子。外見も家庭環境も正反対のふたりの成長物語。蜜月時代から、疎遠になってまた再会するまでの十数年をそれぞれの視点で描いている。タイトルはダイアナの名前だけだし、ダイアナが苦難を乗り越え夢を叶える物語ではあるけれど、その影で彩子も様々な経験をして、きちんと自分を見つめ直している。私にとってはふたりとも主人公だ。
読了日:6月12日 著者:柚木麻子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/38838790
■砂漠 (新潮文庫)
ホントは再読なんだけど、文庫版は初読みだったので登録しました。けっこう前に読んだせいかだいぶうろ覚えで、こんな話だったっけ(^_^;)みたいな。でも、伊坂さんの、私が勝手に付けたテーマ「静かに勇気づけられる」にぴったりな作品でした。ガクセイのうちに読むと世界観が変わるかも!…なんてことは、まるでない。…かもね(笑)
読了日:6月9日 著者:伊坂幸太郎
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/38686074
■首折り男のための協奏曲
買ってしばらく積ん読のままでしたが、砂漠を読み終えたきっかけでもっと伊坂作品を読みたくなり読み始めました。この本は、特に意図せずに書いていた短編をまとめたら結果的に黒澤と首折り男つながりの本になったとあとがきにありました。なるほど。ひとつひとつ取れば確かに独立したお話として完結しているものの、こうやって一冊になれば時系列はバラバラだとしてもどこかでつながりのある連作集、ということなりますね。一気に読まずに、できれば間に他の本を読みながら一話一話、読んで欲しい作品です。いいかげん死神の浮力も読まなければ!
読了日:6月8日 著者:伊坂幸太郎
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/38686109
■本をめぐる物語 一冊の扉 (角川文庫)
中田永一の久しぶりの新作!と期待を込めて借りる。本がテーマなだけあってどのお話もいい。特にメアリー・スーは期待以上のおもしろさ。自分もココロのどこかにメアリー・スーを住まわせてはいないか。中2のあの頃は確かに彼女がいたはず。こそばゆさと懐かしさで視界がセピア色に染まった…かも?!それから、校閲ガール。こちらは単行本としてじっくり読めるのを楽しみにしている。
読了日:6月2日 著者:中田永一,宮下奈都,原田マハ,小手鞠るい,朱野帰子,沢木まひろ,小路幸也,宮木あや子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/38492706
■よるのふくらみ
なんとなくもやもやしたキモチで読了。それなりに丸く収まったはずなのに、うーーーーん…。3人の主人公のうち、誰に寄り添って読むかで感想が変わると思う。自分に正直に生きるか、周りの人に受け入れられるために生きるかという選択を、たいていの人は常に考えているだろう。みんな少しづつ傷つき少しづつ何かを失い、最後に選ぶのは同じ傷を抱えた人ではないだろうか。
読了日:6月1日 著者:窪美澄
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/38492692
▼読書メーター
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2014年5月の読書メーター
読んだ本の数:13冊
読んだページ数:3288ページ
ナイス数:483ナイス
http://book.akahoshitakuya.com/u/46133/matome?invite_id=46133
■けむたい後輩
読了日:5月31日 著者:柚木麻子
http://book.akahoshitakuya.com/b/4344021398
■ホテルローヤル
読了日:5月30日 著者:桜木紫乃
http://book.akahoshitakuya.com/b/4087714926
■しんがり 山一證券 最後の12人
読了日:5月27日 著者:清武英利
http://book.akahoshitakuya.com/b/4062186446
■いとみち 三の糸
読了日:5月25日 著者:越谷オサム
http://book.akahoshitakuya.com/b/4104723053
■スペードの3
読了日:5月21日 著者:朝井リョウ
http://book.akahoshitakuya.com/b/4062188503
■イーヨくんの結婚生活
大山さんらしくほろりとさせられるいいお話だった。つかみどころがないイーヨくんの内面に唯一触れられた亡き母との思い出に泣ける。他の登場人物がみんないいひとで、イーヨくんを大切に思っているところに、異端者の薫の存在が際立つ。初めから薫にはイライラしていたけれど、ひとまずハッピーエンドでよかった……のかなぁ(^_^;)また、四郎が勝手に感じている罪悪感が回収されていないのが心残りではある。他の4人の兄弟もそれぞれ個性的で、彼ら一人一人でまた本が書けそうですね、大山さん(*^_^*)
読了日:5月18日 著者:大山淳子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/38101393
■ガンコロリン
カレイドスコープ巻末の年表に載っていたいくつかのお話が収録されている。気になっていたガンコロリンや渡海さんのその後などが読めてよかった。あえて硬派に描いたジェネラル@DMATの話は、できれば一冊の本になるくらいじっくりと書かれてもよかったかも。一話目の健康推進モデル事業が、ポンポンとテンポ良くておもしろかった。
読了日:5月18日 著者:海堂尊
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/38094663
■王妃の帰還
柚木キャンペーン開催中ww 自分が学生だった頃は、無自覚だったせいかヒエラルキーなるものはクラスにはなかった(と思う)けれど、イマドキの学生さんは本当にたいへんだ。てなことを桐島〜の感想で書いたけれど、今回の中学生もすごかった。魔の14歳、中二病真っ只中だけに余計にこじれているのか、これが現代のスタンダードなのか(もちろんあくまでもフィクションだという可能性も捨てていない)、自分が現場にいたら逃走確定(^_^;)たった一日で敵が味方になるのか〜?!でも逃げずに戦い自由を勝ち取るジャンヌダルクに祝福を!
読了日:5月13日 著者:柚木麻子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/37984183
■天国ゆきカレンダー (ハヤカワ文庫 JA ニ 4-1)
いじめを受けていた主人公がいじめの終着点として自殺するために旅に出る。主人公はいじめに屈しないことが唯一のプライドで、大好きなバンドを追いかけていることが唯一の生きがい。でもその生きがいがなくなったから言われた通りに自殺?なんだか甘い。自転車旅行もかなりざっくりと描写されていたけど、そんな簡単なものじゃない。旅先で出会った人やトラブルについても浅い。生きることについて割と良いこと書いているんだけど、出てくるエピソードが浅くて残念でしかない。とはいえ結末が気になって一日読んじゃったんだけどね。
読了日:5月11日 著者:西本秋
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/37934567
■終点のあの子
キタキタ。柚木さんお得意の女子合戦。女子校という密閉空間では、その他大勢に属する人はたいていおとなしく目立たないように過ごさねばならない。そこからはみ出ていいのは容姿に秀でている人のみ。不問律であるオキテを破った転校生や、彼女と仲良くなりながらもこけ落とすクラスメート、目立たないグループの子の一夏の冒険など、10代の女の子ならではの純粋さや残酷さが瑞々しく描かれている。『ふたりでいるのに〜』が一番好き。静かな夏の日が目に浮かぶ。朱里の父・奥沢エイジは嘆きの美女に出てたね!こういうリンクがちょっと嬉しい。
読了日:5月9日 著者:柚木麻子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/37872841
■ボランティアバスで行こう!
そういうことだったのか!と、最終章で思わず口をついて出た。このへんがこのミスだったのね。被災地へ向かうボランティアバスに参加するメンバーの連作集で、各自参加する理由や経緯が描かれている。参加して得たものも大きいが、必ずしも達成感だけではないというところにリアリティがあるのかも。各章の終わりにあるコラム(らしき文)もよかった。これもひとつの仕掛けなのかな。手の混んだ作りになっているけれど内容はとてもシンプルで、テーマの「恩送り」が受け継がれて行くシーンにじわっとした。
読了日:5月7日 著者:友井羊
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/37810536
■嘆きの美女
出だしはありえない!と思ったけれど、だんだんヤイコがうらやましくなってきた。イヤイヤながらも健康的に生かされ、心も健全になれる美女の館に私も住みたい(笑)。美女たちの悩みにはやっぱり共感できないんだけど、そういうことで悩むんだね、と知れただけよかったかな。しかしヤイコのグチには激しく共感できてしまうあたり、完全にヤイコサイドの読者だった私(^_^;)ボロ市行ってみたい!聞くところによるとすごい熱気らしいね。
読了日:5月4日 著者:柚木麻子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/37724889
■ぐんまの手仕事
地元紙でさかんに紹介されていたので気になっていた本。ほとんどが群馬出身の作家さんで、先代から引き継いだ技術あり、群馬の自然から受け取った色やデザインあり、素朴であたたかみのあふれる作品ばかり。実店舗を持つ作家さんは少ないけれど、産業館やWEBやものづくりフェアで買う事もできる。実店舗のある作家さんの中では傘職人の関根さんのお店に行きたい。思い出の布で日傘を作ってくれるなんてステキだ。高齢化が激しい職人さんの中には後継者問題が心配される。そんなそぶりも見せず目の前のものづくりに真摯に向かう姿がいい。
読了日:5月3日 著者:
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/38026017
▼読書メーター
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読んだ本の数:13冊
読んだページ数:3288ページ
ナイス数:483ナイス
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■けむたい後輩
読了日:5月31日 著者:柚木麻子
http://book.akahoshitakuya.com/b/4344021398
■ホテルローヤル
読了日:5月30日 著者:桜木紫乃
http://book.akahoshitakuya.com/b/4087714926
■しんがり 山一證券 最後の12人
読了日:5月27日 著者:清武英利
http://book.akahoshitakuya.com/b/4062186446
■いとみち 三の糸
読了日:5月25日 著者:越谷オサム
http://book.akahoshitakuya.com/b/4104723053
■スペードの3
読了日:5月21日 著者:朝井リョウ
http://book.akahoshitakuya.com/b/4062188503
■イーヨくんの結婚生活
大山さんらしくほろりとさせられるいいお話だった。つかみどころがないイーヨくんの内面に唯一触れられた亡き母との思い出に泣ける。他の登場人物がみんないいひとで、イーヨくんを大切に思っているところに、異端者の薫の存在が際立つ。初めから薫にはイライラしていたけれど、ひとまずハッピーエンドでよかった……のかなぁ(^_^;)また、四郎が勝手に感じている罪悪感が回収されていないのが心残りではある。他の4人の兄弟もそれぞれ個性的で、彼ら一人一人でまた本が書けそうですね、大山さん(*^_^*)
読了日:5月18日 著者:大山淳子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/38101393
■ガンコロリン
カレイドスコープ巻末の年表に載っていたいくつかのお話が収録されている。気になっていたガンコロリンや渡海さんのその後などが読めてよかった。あえて硬派に描いたジェネラル@DMATの話は、できれば一冊の本になるくらいじっくりと書かれてもよかったかも。一話目の健康推進モデル事業が、ポンポンとテンポ良くておもしろかった。
読了日:5月18日 著者:海堂尊
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/38094663
■王妃の帰還
柚木キャンペーン開催中ww 自分が学生だった頃は、無自覚だったせいかヒエラルキーなるものはクラスにはなかった(と思う)けれど、イマドキの学生さんは本当にたいへんだ。てなことを桐島〜の感想で書いたけれど、今回の中学生もすごかった。魔の14歳、中二病真っ只中だけに余計にこじれているのか、これが現代のスタンダードなのか(もちろんあくまでもフィクションだという可能性も捨てていない)、自分が現場にいたら逃走確定(^_^;)たった一日で敵が味方になるのか〜?!でも逃げずに戦い自由を勝ち取るジャンヌダルクに祝福を!
読了日:5月13日 著者:柚木麻子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/37984183
■天国ゆきカレンダー (ハヤカワ文庫 JA ニ 4-1)
いじめを受けていた主人公がいじめの終着点として自殺するために旅に出る。主人公はいじめに屈しないことが唯一のプライドで、大好きなバンドを追いかけていることが唯一の生きがい。でもその生きがいがなくなったから言われた通りに自殺?なんだか甘い。自転車旅行もかなりざっくりと描写されていたけど、そんな簡単なものじゃない。旅先で出会った人やトラブルについても浅い。生きることについて割と良いこと書いているんだけど、出てくるエピソードが浅くて残念でしかない。とはいえ結末が気になって一日読んじゃったんだけどね。
読了日:5月11日 著者:西本秋
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■終点のあの子
キタキタ。柚木さんお得意の女子合戦。女子校という密閉空間では、その他大勢に属する人はたいていおとなしく目立たないように過ごさねばならない。そこからはみ出ていいのは容姿に秀でている人のみ。不問律であるオキテを破った転校生や、彼女と仲良くなりながらもこけ落とすクラスメート、目立たないグループの子の一夏の冒険など、10代の女の子ならではの純粋さや残酷さが瑞々しく描かれている。『ふたりでいるのに〜』が一番好き。静かな夏の日が目に浮かぶ。朱里の父・奥沢エイジは嘆きの美女に出てたね!こういうリンクがちょっと嬉しい。
読了日:5月9日 著者:柚木麻子
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■ボランティアバスで行こう!
そういうことだったのか!と、最終章で思わず口をついて出た。このへんがこのミスだったのね。被災地へ向かうボランティアバスに参加するメンバーの連作集で、各自参加する理由や経緯が描かれている。参加して得たものも大きいが、必ずしも達成感だけではないというところにリアリティがあるのかも。各章の終わりにあるコラム(らしき文)もよかった。これもひとつの仕掛けなのかな。手の混んだ作りになっているけれど内容はとてもシンプルで、テーマの「恩送り」が受け継がれて行くシーンにじわっとした。
読了日:5月7日 著者:友井羊
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■嘆きの美女
出だしはありえない!と思ったけれど、だんだんヤイコがうらやましくなってきた。イヤイヤながらも健康的に生かされ、心も健全になれる美女の館に私も住みたい(笑)。美女たちの悩みにはやっぱり共感できないんだけど、そういうことで悩むんだね、と知れただけよかったかな。しかしヤイコのグチには激しく共感できてしまうあたり、完全にヤイコサイドの読者だった私(^_^;)ボロ市行ってみたい!聞くところによるとすごい熱気らしいね。
読了日:5月4日 著者:柚木麻子
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■ぐんまの手仕事
地元紙でさかんに紹介されていたので気になっていた本。ほとんどが群馬出身の作家さんで、先代から引き継いだ技術あり、群馬の自然から受け取った色やデザインあり、素朴であたたかみのあふれる作品ばかり。実店舗を持つ作家さんは少ないけれど、産業館やWEBやものづくりフェアで買う事もできる。実店舗のある作家さんの中では傘職人の関根さんのお店に行きたい。思い出の布で日傘を作ってくれるなんてステキだ。高齢化が激しい職人さんの中には後継者問題が心配される。そんなそぶりも見せず目の前のものづくりに真摯に向かう姿がいい。
読了日:5月3日 著者:
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/38026017
▼読書メーター
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2014年2月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:1632ページ
ナイス数:185ナイス
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■化学探偵Mr.キュリー (中公文庫)
読了日:2月27日 著者:喜多喜久
http://book.akahoshitakuya.com/b/4122058198
■注文の多い注文書 (単行本)
読了日:2月24日 著者:小川洋子,クラフトエヴィング商會
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■天板1枚で!毎日のオーブンおかず: のせて焼くだけ、型も耐熱皿も不要!
ホーローバットのお料理本で出会った村上さんの天板レシピ。意外に手の混んだものが多くて、ホームパーティーなどで作ると見栄えがよくていいかも。もちろんお手軽にできるものも載ってます。チキンのハニーマスタードは味付けを塩麹に変えて焼いてみました。期待通りの美味しさ。天板料理のいいところは下ごしらえをすれば後はオーブンにおまかせできるところ。焼いてる間にもう一品作れるのがいいのでオーブン料理を極めたい!…とかあくまでも理想だけどww
読了日:2月18日 著者:村山由紀子
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■教場
警察学校という特殊で狭い人間関係の中で描かれる事件や心情を細かに描いた作品。初読みの作家さんだが、ぐいぐい読ませてくれてほぼ1日で読み切った。風間教官ができすぎだ。こんな指導員、または上司に教わることができたら、その後の人生において大切な財産となるだろう。訓練生たちも歪んで偏った曲者ばかりだが、自分の過ちに気づいて正していける柔軟さをもっている。実際にこんな事件が警察学校内で起こってほしくはないが、未知の世界を垣間見ることができておもしろかった。
読了日:2月18日 著者:長岡弘樹
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/35840728
■さようなら、オレンジ (単行本)
オーストラリアへ移住した女性が生活の中で英語を身に着けていくのだが、その過程は生半可なものではなかった。差別や同情の中で働き、お金をかせぎ、家族を養い、そして言葉を得る。移民たちの葛藤やコンプレックスは作者の実体験かもしれない。言葉を得たあとの女性たちが、自分の道をしっかり歩んでいく姿がたくましい。どうやらこれはハリネズミがサリマのことを小説という形で描いたものであるらしい。凝った構成だけど、ちょっと読みづらく、本屋大賞にノミネートされなければ手に取らなかっただろうなぁ。
読了日:2月9日 著者:岩城けい
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/35580306
■鴨川食堂
京都弁ってもっとはんなりしたイメージだったけれど、本書の京都弁はベッタベタの関西弁。ビックリです(笑)。警察官を退官して食堂を開いた父と、寄り添うように食堂を手伝い、探偵業までこなす娘の鴨川父娘。料理雑誌の一行広告に気づいた人だけが訪れ、また食探しという依頼を受ける不思議な食堂。どれもおいしそうでそれぞれのエピソードも興味深いものだったけれど、食を探す過程をもう少し細かく描いて欲しかった。また、鴨川父が退官した理由や食堂を開くことにしたきっかけなども知りたかった。もしや続編出ますか???
読了日:2月5日 著者:柏井壽
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/35579487
■聖なる怠け者の冒険
わりとニガテなもりみーをペンギンに続いて読み切ったよ!\(^o^)/というか、かなり楽しめた。他のもりみー作品と多少のリンクがあるらしいが、もちろん全然わかんないしそんなのなくてもおもしろかった。これを機に他のもりみー作品も読んでみようか…とまで思わせたすごいヤツ(笑)。五代目とか完全に謎の存在。主人公じゃないのに表紙にいるし(笑)。影の主役、ぽんぽこ仮面も好き。その正体も憎めない。いい人ばかりなのに騒動が起こるのはなぜなんだろう?!なによりフジモトマサル氏の装画がステキ。装画あっての小説!(*^_^*)
読了日:2月1日 著者:森見登美彦
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/35579971
▼読書メーター
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読んだ本の数:7冊
読んだページ数:1632ページ
ナイス数:185ナイス
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■化学探偵Mr.キュリー (中公文庫)
読了日:2月27日 著者:喜多喜久
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■注文の多い注文書 (単行本)
読了日:2月24日 著者:小川洋子,クラフトエヴィング商會
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■天板1枚で!毎日のオーブンおかず: のせて焼くだけ、型も耐熱皿も不要!
ホーローバットのお料理本で出会った村上さんの天板レシピ。意外に手の混んだものが多くて、ホームパーティーなどで作ると見栄えがよくていいかも。もちろんお手軽にできるものも載ってます。チキンのハニーマスタードは味付けを塩麹に変えて焼いてみました。期待通りの美味しさ。天板料理のいいところは下ごしらえをすれば後はオーブンにおまかせできるところ。焼いてる間にもう一品作れるのがいいのでオーブン料理を極めたい!…とかあくまでも理想だけどww
読了日:2月18日 著者:村山由紀子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/36151416
■教場
警察学校という特殊で狭い人間関係の中で描かれる事件や心情を細かに描いた作品。初読みの作家さんだが、ぐいぐい読ませてくれてほぼ1日で読み切った。風間教官ができすぎだ。こんな指導員、または上司に教わることができたら、その後の人生において大切な財産となるだろう。訓練生たちも歪んで偏った曲者ばかりだが、自分の過ちに気づいて正していける柔軟さをもっている。実際にこんな事件が警察学校内で起こってほしくはないが、未知の世界を垣間見ることができておもしろかった。
読了日:2月18日 著者:長岡弘樹
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■さようなら、オレンジ (単行本)
オーストラリアへ移住した女性が生活の中で英語を身に着けていくのだが、その過程は生半可なものではなかった。差別や同情の中で働き、お金をかせぎ、家族を養い、そして言葉を得る。移民たちの葛藤やコンプレックスは作者の実体験かもしれない。言葉を得たあとの女性たちが、自分の道をしっかり歩んでいく姿がたくましい。どうやらこれはハリネズミがサリマのことを小説という形で描いたものであるらしい。凝った構成だけど、ちょっと読みづらく、本屋大賞にノミネートされなければ手に取らなかっただろうなぁ。
読了日:2月9日 著者:岩城けい
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■鴨川食堂
京都弁ってもっとはんなりしたイメージだったけれど、本書の京都弁はベッタベタの関西弁。ビックリです(笑)。警察官を退官して食堂を開いた父と、寄り添うように食堂を手伝い、探偵業までこなす娘の鴨川父娘。料理雑誌の一行広告に気づいた人だけが訪れ、また食探しという依頼を受ける不思議な食堂。どれもおいしそうでそれぞれのエピソードも興味深いものだったけれど、食を探す過程をもう少し細かく描いて欲しかった。また、鴨川父が退官した理由や食堂を開くことにしたきっかけなども知りたかった。もしや続編出ますか???
読了日:2月5日 著者:柏井壽
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■聖なる怠け者の冒険
わりとニガテなもりみーをペンギンに続いて読み切ったよ!\(^o^)/というか、かなり楽しめた。他のもりみー作品と多少のリンクがあるらしいが、もちろん全然わかんないしそんなのなくてもおもしろかった。これを機に他のもりみー作品も読んでみようか…とまで思わせたすごいヤツ(笑)。五代目とか完全に謎の存在。主人公じゃないのに表紙にいるし(笑)。影の主役、ぽんぽこ仮面も好き。その正体も憎めない。いい人ばかりなのに騒動が起こるのはなぜなんだろう?!なによりフジモトマサル氏の装画がステキ。装画あっての小説!(*^_^*)
読了日:2月1日 著者:森見登美彦
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▼読書メーター
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2013年12月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:1559ページ
ナイス数:106ナイス
http://book.akahoshitakuya.com/u/46133/matome?invite_id=46133
■なぎさ (単行本)
久しぶりの山本さんの新刊。読み応えがあり、どっぷりと久里浜に浸れた。海なし県に住んでいる私としては海の描写は憧れの連続でした。タイトルのイメージとは裏腹に、内容はやはりドロドロ。故郷を捨てて静かに暮らす姉夫婦の元へ元漫画家の妹が転がり込む。ブラック会社の取引先や優柔不断な後輩や名前も知らない散歩友達の老人など、3人を取り巻く人物たちが物語に深みを加える。怪しげで危うげな妹がカフェを始めるあたりから不穏な空気が膨らむ。モリの正体や菫の消息も気になるが、後半で明かされる冬乃の両親のことにはオドロキ。
読了日:12月16日 著者:山本文緒
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/34468492
■ガリヴァーの帽子
不思議な物語ばかりの短編集。イヤリング以外初読み。時代小説(の・ようなもの)あり、SF(?)あり、私が求める吉田さんらしいお話あり。初出を見る限りもう少し早くまとめられてもよかったんじゃないかしらん。いずれにせよ、飾っておきたくなるブックデザインは健在。
読了日:12月6日 著者:吉田篤弘
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33933012
■恋する創薬研究室 片思い、ウイルス、ときどき密室 (単行本)
騙された!すべてを疑ってかからなくてはならないのに私は主人公を信じすぎる(^_^;)。今回は創薬研究室。喜多さんの代名詞「合成」もちゃんとあります(*^_^*)薬科大学だと薬剤師になるためだけじゃなくて、新薬の研究もするんですね?毎回、理系の未知の世界に足を踏み入れられるので楽しい。あちこちの三角関係と謎(と合成)をうまく入れ込んだ読み応えのある作品。でも恋愛に関してはちょっと物足りないかな。しっかり騙された自分がいうのもナンですが(笑)
読了日:12月5日 著者:喜多喜久
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33933030
■やわらかい革のバッグ&小物―はじめてでも大丈夫。つくりやすい73点 (レディブティックシリーズ―クラフト (2094))
ミシンでの縫い方、カシメやホックの付け方も写真入りで載っているのでとてもわかりやすい。
読了日:12月4日 著者:あべ童詩
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33933119
■革の手作りバッグ―手縫いでできる革のバッグとこもの (レッスンシリーズ)
タイトル通り、手縫い用。実用的なデザインが豊富。CMCやゴムのりの使い方も載っている。
読了日:12月4日 著者:
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33933079
■革のバッグLesson1,2
どこかのサイトにオススメとあったので図書館で借りてみた。デザイン的に作りたいものはなかったが、イラスト解説がわかりやすくていい。あくまで手縫い用。レーシングポニーの作り方も乗ってるので、本格的に手縫いを作りたい人には、うん、確かにオススメww
読了日:12月4日 著者:江面旨美
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33933068
■気づかいルーシー
これは童話めいたシュールな絵本。こどものプレゼントには向きません(笑)。皮をはぐ、というところ、海辺のカフカを思い出してしまった。松尾さんの絵に味わいがあってけっこう好き。
読了日:12月3日 著者:松尾スズキ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33933047
■エール! 1 (実業之日本社文庫)
最後に読んだ1。もっと早くにリクエストしていれば!と後悔。お仕事小説アンソロジーは働く女性のための応援小説。いろんなお仕事があって、それぞれ壁にぶつかったり泣いたり怒ったり、逆に救われたり…。よくぞこれを編んでくれました!どの仕事も、業種は違えど心意気という意味では同じ。自分だけ辛いんじゃないんだよなぁって励まされます(*^_^*)
読了日:12月1日 著者:大崎梢,平山瑞穂,青井夏海,小路幸也,碧野圭,近藤史恵
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読んだページ数:1559ページ
ナイス数:106ナイス
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■なぎさ (単行本)
久しぶりの山本さんの新刊。読み応えがあり、どっぷりと久里浜に浸れた。海なし県に住んでいる私としては海の描写は憧れの連続でした。タイトルのイメージとは裏腹に、内容はやはりドロドロ。故郷を捨てて静かに暮らす姉夫婦の元へ元漫画家の妹が転がり込む。ブラック会社の取引先や優柔不断な後輩や名前も知らない散歩友達の老人など、3人を取り巻く人物たちが物語に深みを加える。怪しげで危うげな妹がカフェを始めるあたりから不穏な空気が膨らむ。モリの正体や菫の消息も気になるが、後半で明かされる冬乃の両親のことにはオドロキ。
読了日:12月16日 著者:山本文緒
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■ガリヴァーの帽子
不思議な物語ばかりの短編集。イヤリング以外初読み。時代小説(の・ようなもの)あり、SF(?)あり、私が求める吉田さんらしいお話あり。初出を見る限りもう少し早くまとめられてもよかったんじゃないかしらん。いずれにせよ、飾っておきたくなるブックデザインは健在。
読了日:12月6日 著者:吉田篤弘
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■恋する創薬研究室 片思い、ウイルス、ときどき密室 (単行本)
騙された!すべてを疑ってかからなくてはならないのに私は主人公を信じすぎる(^_^;)。今回は創薬研究室。喜多さんの代名詞「合成」もちゃんとあります(*^_^*)薬科大学だと薬剤師になるためだけじゃなくて、新薬の研究もするんですね?毎回、理系の未知の世界に足を踏み入れられるので楽しい。あちこちの三角関係と謎(と合成)をうまく入れ込んだ読み応えのある作品。でも恋愛に関してはちょっと物足りないかな。しっかり騙された自分がいうのもナンですが(笑)
読了日:12月5日 著者:喜多喜久
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■やわらかい革のバッグ&小物―はじめてでも大丈夫。つくりやすい73点 (レディブティックシリーズ―クラフト (2094))
ミシンでの縫い方、カシメやホックの付け方も写真入りで載っているのでとてもわかりやすい。
読了日:12月4日 著者:あべ童詩
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■革の手作りバッグ―手縫いでできる革のバッグとこもの (レッスンシリーズ)
タイトル通り、手縫い用。実用的なデザインが豊富。CMCやゴムのりの使い方も載っている。
読了日:12月4日 著者:
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■革のバッグLesson1,2
どこかのサイトにオススメとあったので図書館で借りてみた。デザイン的に作りたいものはなかったが、イラスト解説がわかりやすくていい。あくまで手縫い用。レーシングポニーの作り方も乗ってるので、本格的に手縫いを作りたい人には、うん、確かにオススメww
読了日:12月4日 著者:江面旨美
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■気づかいルーシー
これは童話めいたシュールな絵本。こどものプレゼントには向きません(笑)。皮をはぐ、というところ、海辺のカフカを思い出してしまった。松尾さんの絵に味わいがあってけっこう好き。
読了日:12月3日 著者:松尾スズキ
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■エール! 1 (実業之日本社文庫)
最後に読んだ1。もっと早くにリクエストしていれば!と後悔。お仕事小説アンソロジーは働く女性のための応援小説。いろんなお仕事があって、それぞれ壁にぶつかったり泣いたり怒ったり、逆に救われたり…。よくぞこれを編んでくれました!どの仕事も、業種は違えど心意気という意味では同じ。自分だけ辛いんじゃないんだよなぁって励まされます(*^_^*)
読了日:12月1日 著者:大崎梢,平山瑞穂,青井夏海,小路幸也,碧野圭,近藤史恵
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2013年の読書まとめ
2013年12月31日 読書2013年の読書メーター
読んだ本の数:97冊
読んだページ数:25323ページ
ナイス数:2117ナイス
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■なぎさ (単行本)
久しぶりの山本さんの新刊。読み応えがあり、どっぷりと久里浜に浸れた。海なし県に住んでいる私としては海の描写は憧れの連続でした。タイトルのイメージとは裏腹に、内容はやはりドロドロ。故郷を捨てて静かに暮らす姉夫婦の元へ元漫画家の妹が転がり込む。ブラック会社の取引先や優柔不断な後輩や名前も知らない散歩友達の老人など、3人を取り巻く人物たちが物語に深みを加える。怪しげで危うげな妹がカフェを始めるあたりから不穏な空気が膨らむ。モリの正体や菫の消息も気になるが、後半で明かされる冬乃の両親のことにはオドロキ。
読了日:12月16日 著者:山本文緒
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■ガリヴァーの帽子
不思議な物語ばかりの短編集。イヤリング以外初読み。時代小説(の・ようなもの)あり、SF(?)あり、私が求める吉田さんらしいお話あり。初出を見る限りもう少し早くまとめられてもよかったんじゃないかしらん。いずれにせよ、飾っておきたくなるブックデザインは健在。
読了日:12月6日 著者:吉田篤弘
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■恋する創薬研究室 片思い、ウイルス、ときどき密室 (単行本)
騙された!すべてを疑ってかからなくてはならないのに私は主人公を信じすぎる(^_^;)。今回は創薬研究室。喜多さんの代名詞「合成」もちゃんとあります(*^_^*)薬科大学だと薬剤師になるためだけじゃなくて、新薬の研究もするんですね?毎回、理系の未知の世界に足を踏み入れられるので楽しい。あちこちの三角関係と謎(と合成)をうまく入れ込んだ読み応えのある作品。でも恋愛に関してはちょっと物足りないかな。しっかり騙された自分がいうのもナンですが(笑)
読了日:12月5日 著者:喜多喜久
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■やわらかい革のバッグ&小物―はじめてでも大丈夫。つくりやすい73点 (レディブティックシリーズ―クラフト (2094))
ミシンでの縫い方、カシメやホックの付け方も写真入りで載っているのでとてもわかりやすい。
読了日:12月4日 著者:あべ童詩
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■革の手作りバッグ―手縫いでできる革のバッグとこもの (レッスンシリーズ)
タイトル通り、手縫い用。実用的なデザインが豊富。CMCやゴムのりの使い方も載っている。
読了日:12月4日 著者:
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33933079
■革のバッグLesson1,2
どこかのサイトにオススメとあったので図書館で借りてみた。デザイン的に作りたいものはなかったが、イラスト解説がわかりやすくていい。あくまで手縫い用。レーシングポニーの作り方も乗ってるので、本格的に手縫いを作りたい人には、うん、確かにオススメww
読了日:12月4日 著者:江面旨美
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33933068
■気づかいルーシー
これは童話めいたシュールな絵本。こどものプレゼントには向きません(笑)。皮をはぐ、というところ、海辺のカフカを思い出してしまった。松尾さんの絵に味わいがあってけっこう好き。
読了日:12月3日 著者:松尾スズキ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33933047
■エール! 1 (実業之日本社文庫)
最後に読んだ1。もっと早くにリクエストしていれば!と後悔。お仕事小説アンソロジーは働く女性のための応援小説。いろんなお仕事があって、それぞれ壁にぶつかったり泣いたり怒ったり、逆に救われたり…。よくぞこれを編んでくれました!どの仕事も、業種は違えど心意気という意味では同じ。自分だけ辛いんじゃないんだよなぁって励まされます(*^_^*)
読了日:12月1日 著者:大崎梢,平山瑞穂,青井夏海,小路幸也,碧野圭,近藤史恵
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■エール! 2 (実業之日本社文庫)
3から逆に読んでしまったので少し後悔。各話がリンクしてるなんて!ちょっともったいなかった。でも今回もいろんなお仕事が描かれていておもしろかった。日常の謎系、ファンタジー系もあって多彩。ホント、どんな仕事だって楽なだけのものはないし、辛いだけのものもないよね。気持ちの持ち様とはよくいったものです(*^_^*)
読了日:11月28日 著者:坂木司,水生大海,拓未司,垣谷美雨,光原百合,初野晴
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■エール! (3) (実業之日本社文庫)
もちろん伊坂さん目当てで借りたんだけど、1・2とあることを知って慌ててリクエスト。結局間に合わず、3から読むことに。意外に各話がリンクしててちょっと後悔。これから読む方は1からをオススメします。もちろん3からでも充分楽しめますが(*^_^*)3で終わりと言わず、もっと作って欲しい。だって私の仕事は書かれてないですからー!
読了日:11月27日 著者:伊坂幸太郎,原田マハ,日明恩,森谷明子,山本幸久,吉永南央
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■ユニコーン―ジョルジュ・サンドの遺言
装丁がステキ。このままアート作品として飾っておいてもいいくらい。この作品のテーマになっている、貴婦人と一角獣のタピスリーが効果的に挿絵として使われていて、贅沢。今回は絵画が主役ではなく、美術品にまつわる逸話を作家の目線から少し謎めいて描かれている。サンドの死去により唐突に終わってしまった感じだったが、彼女の遺志をソムラールが継いで、物語が続くことを期待しています。(と思ったら、こちらは序章なのですね!読メで知りました)
読了日:11月27日 著者:原田マハ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33740199
■伊藤くん A to E
見た目=草食系イケメン、中身=中2こじらせ系、アラサー男子の伊藤くん。決して土俵には上がらず、まわりをやきもきさせながら、自尊心のみ守り続けるフリーター。彼に関わる女子5人のお話。5人とも関わり方は違えども、彼の本質を見抜いているところは一緒で、つまりそれだけ底の浅い男、ということ。あーでも、こんな人が近くにいたら恋愛感情とまではいかないでも、けっこう気になってしまうんだろうな(^_^;)5人の中では智美さんが一番好き。オトコを見る目はないけれど、オンナとしてカッコイイ。
読了日:11月21日 著者:柚木麻子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33610473
■群馬のおきて グンマーを楽しむための52のおきて
群馬県人による、群馬県人のための群馬本。はっきり言って他県の人は読まなくてもよろし(笑)。自虐と郷土愛に溢れている群馬県人なら、「あるある!!!」の連続。生まれてからずっと地元の群馬県人には県内の秘境が頼もしく、遠く離れて暮らす群馬県人には、これで郷土愛再燃。私はもちろん、旅がらす派ですwww
読了日:11月19日 著者:
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33492636
■増山超能力師事務所
超能力師が公然とその能力を社会生活に活用された時代のお話。とはいえ、今でも普通にありそうな設定でおもしろかった。はじめはちょっとコメディのような感覚で読んでいたけれど、明美の章あたりから重さを感じ、ラストは激重。あーもやもやする〜。所長の増山さんの内面をもっと掘り下げて欲しかった。続編希望。というか、ありますよね?
読了日:11月18日 著者:誉田哲也
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33492529
■つむじ風食堂と僕 (ちくまプリマー新書)
あ~リツくん…そういえばいたなぁ。。。。とおぼろげな記憶。読み返さなくては!それにしてもリツくんのオトナなこと。そこらにいる中二オトナに読ませたいくらい。もちろんリツくん世代ももう少しおねーさんおにーさん世代にも読んでいただきたい、優しい本。働くという大切なことを、あーだこーだと周りのオトナは語るけれど、身近にお手本があるように、それは自分で見つけるものだよね。プリマー新書の装丁がクラフトエヴィング商會だったとは。でも書店でなかなか見かけない本なんだよねぇ。
読了日:11月11日 著者:吉田篤弘
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■猫弁と少女探偵
読後に幸せになれる作品をしばらく読んでいなかったのか、すごくじんわりしました。亜子さんとの関係も少しずつ進展して、探偵少女や太郎さんの恩師が出てきたり、いたずら少年も落ち着くところに落ち着いて、物語は大団円に向かっているのでしょうか。今作は、弁護士の出るような事件らしい事件が起こってはいないのでミステリーでは物足りない気もするけれど、このほっこりさは最強。またドラマになるかな?期待。
読了日:11月11日 著者:大山淳子
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■総理の夫
開けてみれば一気読み。日記形式がおもしろい。凛子さんには圧倒されっぱなしだけれどとにかく日和さんがいい!こんな好条件の男性いないわ!と思いつつもにわかひよラーになりそう(^o^)。ま、日和さんはさておきw日本初の女性総理の誕生秘話、政策や選挙、はたまた総理の妊娠・出産など、政治家を語るだけでも大変なのに女性であることもしっかり生かしたストーリーを感動的にまとめてあっておもしろかった。どうせなら妊娠中〜出産後も描いて欲しかった。確かにうまく行き過ぎ感は否めないけど、日本にこういうリーダーいて欲しいよね。
読了日:10月24日 著者:原田マハ
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■菩提樹荘の殺人
久々の火村シリーズ。火村先生とアリスの掛け合いや、いつもの警察の方々の変わらない様子に安堵する。短編が4つ。短くて実はまともなトリックが仕掛けられたものは少ない。火村先生が偶然、犯人を見つけてしまう事件や、もやもやと気になる事件を残したまま別件解決するものなど、なんだか物足りない!やはりここは長編をじっくりと書いていただきたいものだ。ただ、青の時代の話はよかった。できることなら、もう少し火村先生を幸せに描いて欲しいものだ。
読了日:10月21日 著者:有栖川有栖
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■上石神井さよならレボリューション
あちこちで名前を聞くので話題の作家さん?と気になり、借りました。いわゆる日常の謎系ですが、事件までがだらだらしているのと、探偵の立ち位置がよくわからないところで、なかなか入り込めませんでした。登場人物が全員何かに秀でていて、全くの凡人がいないのがフィクションすぎるでしょ!(笑) あと、タイトル。これはこの作家さんのスタイルなのかな?次はあまりゴテゴテしていないものを望みます(笑) 軽くは読めないけれど続きも書けそうな終わり方なのできっと続編が出るのでしょうね。そして読んでしまうのでしょうねww
読了日:10月13日 著者:長沢樹
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■5分で読める! ひと駅ストーリー 降車編 (宝島社文庫)
このシリーズはどれも当たり。電車の中で読みたかったが、車通勤なので仕方ない(^_^;) 既読の作家さんが意外なジャンルを書いていたりして楽しめた。読メのみなさんの感想を読んでからまた読み直すと、新たな発見があっておもしろい。読み直しができるのもショートショートだからねww
読了日:10月12日 著者:
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■れんげ荘
『働かないの』を先に読んでしまったので、あとからこちらを読んだんだけど、なんだか読んだことのあるような…。なにはともあれ、キョウコさんが一人暮らしを始める過程や、れんげ荘に住んでからの心細さとか戸惑いがこまかく手に取るようにわかる。事件らしき事件も特になく、れんげ荘での一年が描かれている。なんだかロハス〜なんて思っていたけど、でもやっぱり私はこんな風な暮らしはできない。あ、でも猫がいればいけるかも!?母親とは本当に合わないんだなぁと少しさみしく思う。こどものことをちゃんと認められる母親にならなくては!
読了日:10月4日 著者:群ようこ
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■ホテル・モーリス
これこれ!こういうの読みたかったの!謎を抱えたリゾートホテル、ホテル・モーリス。お・も・て・な・しの真髄をこのホテルで見せつけられた( ´ ▽ ` )ノ叔父に厄介払いにされて期限付き支配人でいわくつきホテルを訪れた准。難なくやり過ごそうと思っていたのに初日からトラブルが…。ドタバタコメディのようでちょっとハードボイルドもあり、古い映画へのリスペクトやラヴロマンスも?!と、詰め込みすぎな気もしないでもないが、エンタテイメントとしては十分すぎる。キャラ濃いめなのでぜひ映像化を期待したい。
読了日:9月29日 著者:森晶麿
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/32272829
■5分で読める! ひと駅ストーリー 乗車編 (宝島社文庫)
ひと駅ストーリーシリーズ。楽しめた。古今東西、ミステリーから怪談、ラブストーリーまでバラエティ豊か。いろんな作家さんが読めて楽しかったー。目次についている一言が上手い!編者の茶木さんが書いたのかしらん。さぁ、次は降車編!
読了日:9月27日 著者:
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■週末は彼女たちのもの (幻冬舎文庫)
1時間ほどで読了。これはよかった。自分がイメージする島本さんにしては都会的すぎるような作品だったが、結果、すごく好き!図書館本だったけれど買っちゃおうかな。あとがきにあった、広告で使われた"華やかで美しい写真"も載せてくれたらよかったのに!
読了日:9月23日 著者:島本理生
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■働かないの―れんげ荘物語
読み始めてすぐに、なんだか続編ぽいな〜と感じたのでググったら、案の定、前作がありました。あぁ〜やっちまった。けど、前作を読まずともぜんぜんイケる!キョウコさんの働かない日常。割り切ったわけなのに働いていないことに未だに卑屈になったり、縁を切った母親のことで憤ったり、ムリヤリ目的を持って趣味に走ったり…とけっこう忙しい毎日を送っているキョウコさん。新しい隣人とのやり取りや、年長の隣人への接し方など、生真面目で素直なキョウコさんが微笑ましい。そんなオーガニックで純朴な暮らしが群さんらしい空気感で描かれている。
読了日:9月22日 著者:群ようこ
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■大人のためのブラウス&チュニック&ボトムス(仮) (Heart Warming Life Series)
タイトル借り。もっとガーリーなものを期待していたが、モデルさんがオトナ過ぎた(^_^;)
読了日:9月18日 著者:
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■鎖編みとこま編みで。 かぎ針とビーズで編むシンプルな大人のアクセサリー
タイトル借り。"大人"とついているからか、シックな色合いのものが多かった。もう少しオトナ可愛いを求めていたのでちょっと期待はずれ。
読了日:9月17日 著者:堤祥子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/32208259
■5分で読める! ひと駅ストーリー 夏の記憶 東口編 (宝島社文庫)
西口からの東口。こちらもおもしろかった。このシリーズは成功です、茶木さん! バッグに入れて出先のお供に。のんびり一週間くらいかけて読んだ。乗車と降車も楽しみ!
読了日:9月16日 著者:
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/31962712
■大地のゲーム
綿矢さん、こんな作品も書くんだ!!!本当に自由になったなぁとしみじみ思う。題材は、やっぱりこの時代に生きた作家として書きたかった、書かねばならなかったものなのかな。でも描き方が凄まじい。傷口をグリグリされてるような、綿矢さん自身が血を流しながら書いているような印象を受けた。どんな気持ちで書いたのか、なぜかものすごく知りたい。どこかのインタビューにないかしらん。
読了日:9月15日 著者:綿矢りさ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/31962349
■「ごちそうさま」を英語で言えますか? (学校では教えてくれなかった英語)
こういうのを学校で教えてくれたらもっと会話力が上がるのになぁ。図書館だったけれど、買って損はないかも。簡単な単語ばかりだから覚えられそうなのに、とっさには出てこない…と、もどかしい。が、少なくとも英語圏のレストランでは気持ちよく退店できそう。
読了日:9月13日 著者:ディビッド・セイン
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/31962890
■a big a cheeseは「大きなチーズ」ではありません (ディスカヴァー携書)
メカラウロコな言葉ばかり。英語の言い回しとか、熟語ってなかなか身につかないんだよね…(^_^;)でもこれは勉強だと思わずに楽しく読める。
読了日:9月12日 著者:牧野高吉
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/31963011
■5分で読める! ひと駅ストーリー 夏の記憶 西口編 (宝島社文庫)
このくらい短いのがいい。以前出た10分間ミステリー、あれはいただけなかった。短編慣れしていない作家さんたちがムリヤリ短編を書いた感が否めなかったが、このシリーズは成功。このミスだけでなく、日ラブ、このラノ作家も入っているからかもしれない。バラエティに富んでいてとても楽しめた。
読了日:9月10日 著者:
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/31962601
■ジヴェルニーの食卓
日々の忙しさに何度も中断したがやっとやっと読み終えた。そして読み終えて確信した。これは秋に読むものだ。鮮やかな色彩とは正反対の画家たちの薄暗い生活。そこから抜け出して得た光。夏の日差しからおだやかな風にかわるかのような短編たちに触れるには秋がふさわしい。読み終えてほうっとため息をつくようなおだやかで充実した時を過ごせた。しかし、ここまで詳細だともはやフィクションではないのではないか。19世紀の巨匠と、彼らを支えた名も無き人々へ注がれた惜しみない愛を感じた。
読了日:9月4日 著者:原田マハ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/31654810
■世界地図の下書き
文庫オリジナルの「いつか、君へ Boys編」に収録されていた短編に肉付けして一冊に仕上げた作品。文庫の時から新境地!?と思っていただけに、朝井リョウがこどもの世界をどう描くのか、多少のバクチも含めて読んだ。児童福祉施設で暮らすこどもたちの、できることとできないことへの無意識の線引きがくっきりと描かれていて切なかった。不自由さや不便さがあっても、そこでしか得られないつながりがある。大切なものはココロにしまってある。それをお守りに彼らはこれからも生きる。キミたちはこれから何にでもなれる!
読了日:8月20日 著者:朝井リョウ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/31655131
■建築デザインの解剖図鑑
これってシリーズモノだったのですね。図書館のネット予約だったので現物を見ていなかったけれども、イラストではなく写真入りで解説してくれたらもっと面白かったのに。それでも町歩き(建物めぐり)が楽しくなる要素たっぷり。和洋問わずに解説してくれている。タモリさんの坂道本やiPad片手に参考物件を検索しながら読むとさらに楽しい。
読了日:8月11日 著者:スタジオワーク
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/31015875
■しましまとギンガムチェックの手作り (レッスンシリーズ)
図書館のネット予約。想像していたものと違ってあっさりしていた。簡単にできるものが多いので初心者向き。ギンガムチェックとストライプって涼しそうで夏向きだよねww
読了日:8月6日 著者:BleuBlanche
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/31015773
■陽だまりの彼女 (新潮文庫)
そうか、そういうことだったのか。純愛だけど、でも、やっぱりこれは反則だー。とか言いながら真夜中のベッドで鼻ツン攻撃と戦っていました。はじめの頃の軽快な恋愛話は単純に面白かった。映画のキャスティングを思い浮かべて、デキるオンナを上野樹里がやるんだーなんて思いながら。でもだんだん不穏な空気が膨らんできてとうとう真緒が…!というあたり、もうハラハラ。ハッピーエンドかそうでないのかは読んだ人の印象によるとは思うけど、でもどっちみち切ない。奥田くんをJがやるのはちょっとイメージがなぁ(^_^;)嫌いでないだけにw
読了日:8月3日 著者:越谷オサム
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/30831871
■恋の聖地: そこは、最後の恋に出会う場所。 (新潮文庫)
短編集なのになかなか読み進められないのは、どの聖地にも行ったことがないせい?(^_^;)唯一名古屋のTV塔だけはすぐ近くを何度も歩いているので親しみがあるくらい。でも、どの聖地もエピソードが豊かで作家さんの個性が光っている感じ。聖地っていうとベタ甘な印象があったけれど、こういう一歩引いた感じもいいな。
読了日:7月29日 著者:原田マハ,大沼紀子,千早茜,窪美澄,柴門ふみ,三浦しをん,瀧羽麻子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/31015380
■社会人大学人見知り学部 卒業見込 (ダ・ヴィンチブックス)
先日「2013上半期タレント番組出演本数ランキング」で3位に浮上した若林くんのタイムリーなエッセイ集。M-1で2位になって仕事がじゃんじゃん舞い込むことになってから現在までの、割と"素"のままのことが書かれている。彼らしく、ネガティブで自意識過剰な若き日々から、社会人生活を重ねていくにつれて"オトナ"な内容に変わっていくけれど、全般的に読みやすい。性格が似ているのか、あるあるネタばかりで勝手に親近感がわいてくる。
読了日:7月25日 著者:若林正恭
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/30601746
■誰がJ-POPを救えるか? マスコミが語れない業界盛衰記
小室哲哉が生活の9割をしめていた過去を持つ私としては読まないわけにはいかないだろう。実際に近年の音楽業界の縮小をみれば、本書は実にわかりやすく時系列でまとめられたルポである。さらさらと読め、楽しかった。私は今でもCDを買うしライヴにも行く。配信モノはできれば避けたい。音楽とは手に持ってナンボ、であると信じている。そんな環境で育ったムスメたちは、無料サイトで音楽を聴いている。ああ、ここに世代間の認識の違いが!(>_
読んだ本の数:97冊
読んだページ数:25323ページ
ナイス数:2117ナイス
http://book.akahoshitakuya.com/u/46133/matome_y?invite_id=46133
■なぎさ (単行本)
久しぶりの山本さんの新刊。読み応えがあり、どっぷりと久里浜に浸れた。海なし県に住んでいる私としては海の描写は憧れの連続でした。タイトルのイメージとは裏腹に、内容はやはりドロドロ。故郷を捨てて静かに暮らす姉夫婦の元へ元漫画家の妹が転がり込む。ブラック会社の取引先や優柔不断な後輩や名前も知らない散歩友達の老人など、3人を取り巻く人物たちが物語に深みを加える。怪しげで危うげな妹がカフェを始めるあたりから不穏な空気が膨らむ。モリの正体や菫の消息も気になるが、後半で明かされる冬乃の両親のことにはオドロキ。
読了日:12月16日 著者:山本文緒
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/34468492
■ガリヴァーの帽子
不思議な物語ばかりの短編集。イヤリング以外初読み。時代小説(の・ようなもの)あり、SF(?)あり、私が求める吉田さんらしいお話あり。初出を見る限りもう少し早くまとめられてもよかったんじゃないかしらん。いずれにせよ、飾っておきたくなるブックデザインは健在。
読了日:12月6日 著者:吉田篤弘
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33933012
■恋する創薬研究室 片思い、ウイルス、ときどき密室 (単行本)
騙された!すべてを疑ってかからなくてはならないのに私は主人公を信じすぎる(^_^;)。今回は創薬研究室。喜多さんの代名詞「合成」もちゃんとあります(*^_^*)薬科大学だと薬剤師になるためだけじゃなくて、新薬の研究もするんですね?毎回、理系の未知の世界に足を踏み入れられるので楽しい。あちこちの三角関係と謎(と合成)をうまく入れ込んだ読み応えのある作品。でも恋愛に関してはちょっと物足りないかな。しっかり騙された自分がいうのもナンですが(笑)
読了日:12月5日 著者:喜多喜久
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33933030
■やわらかい革のバッグ&小物―はじめてでも大丈夫。つくりやすい73点 (レディブティックシリーズ―クラフト (2094))
ミシンでの縫い方、カシメやホックの付け方も写真入りで載っているのでとてもわかりやすい。
読了日:12月4日 著者:あべ童詩
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33933119
■革の手作りバッグ―手縫いでできる革のバッグとこもの (レッスンシリーズ)
タイトル通り、手縫い用。実用的なデザインが豊富。CMCやゴムのりの使い方も載っている。
読了日:12月4日 著者:
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33933079
■革のバッグLesson1,2
どこかのサイトにオススメとあったので図書館で借りてみた。デザイン的に作りたいものはなかったが、イラスト解説がわかりやすくていい。あくまで手縫い用。レーシングポニーの作り方も乗ってるので、本格的に手縫いを作りたい人には、うん、確かにオススメww
読了日:12月4日 著者:江面旨美
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33933068
■気づかいルーシー
これは童話めいたシュールな絵本。こどものプレゼントには向きません(笑)。皮をはぐ、というところ、海辺のカフカを思い出してしまった。松尾さんの絵に味わいがあってけっこう好き。
読了日:12月3日 著者:松尾スズキ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33933047
■エール! 1 (実業之日本社文庫)
最後に読んだ1。もっと早くにリクエストしていれば!と後悔。お仕事小説アンソロジーは働く女性のための応援小説。いろんなお仕事があって、それぞれ壁にぶつかったり泣いたり怒ったり、逆に救われたり…。よくぞこれを編んでくれました!どの仕事も、業種は違えど心意気という意味では同じ。自分だけ辛いんじゃないんだよなぁって励まされます(*^_^*)
読了日:12月1日 著者:大崎梢,平山瑞穂,青井夏海,小路幸也,碧野圭,近藤史恵
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33933156
■エール! 2 (実業之日本社文庫)
3から逆に読んでしまったので少し後悔。各話がリンクしてるなんて!ちょっともったいなかった。でも今回もいろんなお仕事が描かれていておもしろかった。日常の謎系、ファンタジー系もあって多彩。ホント、どんな仕事だって楽なだけのものはないし、辛いだけのものもないよね。気持ちの持ち様とはよくいったものです(*^_^*)
読了日:11月28日 著者:坂木司,水生大海,拓未司,垣谷美雨,光原百合,初野晴
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33933190
■エール! (3) (実業之日本社文庫)
もちろん伊坂さん目当てで借りたんだけど、1・2とあることを知って慌ててリクエスト。結局間に合わず、3から読むことに。意外に各話がリンクしててちょっと後悔。これから読む方は1からをオススメします。もちろん3からでも充分楽しめますが(*^_^*)3で終わりと言わず、もっと作って欲しい。だって私の仕事は書かれてないですからー!
読了日:11月27日 著者:伊坂幸太郎,原田マハ,日明恩,森谷明子,山本幸久,吉永南央
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33933170
■ユニコーン―ジョルジュ・サンドの遺言
装丁がステキ。このままアート作品として飾っておいてもいいくらい。この作品のテーマになっている、貴婦人と一角獣のタピスリーが効果的に挿絵として使われていて、贅沢。今回は絵画が主役ではなく、美術品にまつわる逸話を作家の目線から少し謎めいて描かれている。サンドの死去により唐突に終わってしまった感じだったが、彼女の遺志をソムラールが継いで、物語が続くことを期待しています。(と思ったら、こちらは序章なのですね!読メで知りました)
読了日:11月27日 著者:原田マハ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33740199
■伊藤くん A to E
見た目=草食系イケメン、中身=中2こじらせ系、アラサー男子の伊藤くん。決して土俵には上がらず、まわりをやきもきさせながら、自尊心のみ守り続けるフリーター。彼に関わる女子5人のお話。5人とも関わり方は違えども、彼の本質を見抜いているところは一緒で、つまりそれだけ底の浅い男、ということ。あーでも、こんな人が近くにいたら恋愛感情とまではいかないでも、けっこう気になってしまうんだろうな(^_^;)5人の中では智美さんが一番好き。オトコを見る目はないけれど、オンナとしてカッコイイ。
読了日:11月21日 著者:柚木麻子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33610473
■群馬のおきて グンマーを楽しむための52のおきて
群馬県人による、群馬県人のための群馬本。はっきり言って他県の人は読まなくてもよろし(笑)。自虐と郷土愛に溢れている群馬県人なら、「あるある!!!」の連続。生まれてからずっと地元の群馬県人には県内の秘境が頼もしく、遠く離れて暮らす群馬県人には、これで郷土愛再燃。私はもちろん、旅がらす派ですwww
読了日:11月19日 著者:
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33492636
■増山超能力師事務所
超能力師が公然とその能力を社会生活に活用された時代のお話。とはいえ、今でも普通にありそうな設定でおもしろかった。はじめはちょっとコメディのような感覚で読んでいたけれど、明美の章あたりから重さを感じ、ラストは激重。あーもやもやする〜。所長の増山さんの内面をもっと掘り下げて欲しかった。続編希望。というか、ありますよね?
読了日:11月18日 著者:誉田哲也
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33492529
■つむじ風食堂と僕 (ちくまプリマー新書)
あ~リツくん…そういえばいたなぁ。。。。とおぼろげな記憶。読み返さなくては!それにしてもリツくんのオトナなこと。そこらにいる中二オトナに読ませたいくらい。もちろんリツくん世代ももう少しおねーさんおにーさん世代にも読んでいただきたい、優しい本。働くという大切なことを、あーだこーだと周りのオトナは語るけれど、身近にお手本があるように、それは自分で見つけるものだよね。プリマー新書の装丁がクラフトエヴィング商會だったとは。でも書店でなかなか見かけない本なんだよねぇ。
読了日:11月11日 著者:吉田篤弘
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33492615
■猫弁と少女探偵
読後に幸せになれる作品をしばらく読んでいなかったのか、すごくじんわりしました。亜子さんとの関係も少しずつ進展して、探偵少女や太郎さんの恩師が出てきたり、いたずら少年も落ち着くところに落ち着いて、物語は大団円に向かっているのでしょうか。今作は、弁護士の出るような事件らしい事件が起こってはいないのでミステリーでは物足りない気もするけれど、このほっこりさは最強。またドラマになるかな?期待。
読了日:11月11日 著者:大山淳子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33492559
■総理の夫
開けてみれば一気読み。日記形式がおもしろい。凛子さんには圧倒されっぱなしだけれどとにかく日和さんがいい!こんな好条件の男性いないわ!と思いつつもにわかひよラーになりそう(^o^)。ま、日和さんはさておきw日本初の女性総理の誕生秘話、政策や選挙、はたまた総理の妊娠・出産など、政治家を語るだけでも大変なのに女性であることもしっかり生かしたストーリーを感動的にまとめてあっておもしろかった。どうせなら妊娠中〜出産後も描いて欲しかった。確かにうまく行き過ぎ感は否めないけど、日本にこういうリーダーいて欲しいよね。
読了日:10月24日 著者:原田マハ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/32875616
■菩提樹荘の殺人
久々の火村シリーズ。火村先生とアリスの掛け合いや、いつもの警察の方々の変わらない様子に安堵する。短編が4つ。短くて実はまともなトリックが仕掛けられたものは少ない。火村先生が偶然、犯人を見つけてしまう事件や、もやもやと気になる事件を残したまま別件解決するものなど、なんだか物足りない!やはりここは長編をじっくりと書いていただきたいものだ。ただ、青の時代の話はよかった。できることなら、もう少し火村先生を幸せに描いて欲しいものだ。
読了日:10月21日 著者:有栖川有栖
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/32875199
■上石神井さよならレボリューション
あちこちで名前を聞くので話題の作家さん?と気になり、借りました。いわゆる日常の謎系ですが、事件までがだらだらしているのと、探偵の立ち位置がよくわからないところで、なかなか入り込めませんでした。登場人物が全員何かに秀でていて、全くの凡人がいないのがフィクションすぎるでしょ!(笑) あと、タイトル。これはこの作家さんのスタイルなのかな?次はあまりゴテゴテしていないものを望みます(笑) 軽くは読めないけれど続きも書けそうな終わり方なのできっと続編が出るのでしょうね。そして読んでしまうのでしょうねww
読了日:10月13日 著者:長沢樹
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/32650149
■5分で読める! ひと駅ストーリー 降車編 (宝島社文庫)
このシリーズはどれも当たり。電車の中で読みたかったが、車通勤なので仕方ない(^_^;) 既読の作家さんが意外なジャンルを書いていたりして楽しめた。読メのみなさんの感想を読んでからまた読み直すと、新たな発見があっておもしろい。読み直しができるのもショートショートだからねww
読了日:10月12日 著者:
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/32649979
■れんげ荘
『働かないの』を先に読んでしまったので、あとからこちらを読んだんだけど、なんだか読んだことのあるような…。なにはともあれ、キョウコさんが一人暮らしを始める過程や、れんげ荘に住んでからの心細さとか戸惑いがこまかく手に取るようにわかる。事件らしき事件も特になく、れんげ荘での一年が描かれている。なんだかロハス〜なんて思っていたけど、でもやっぱり私はこんな風な暮らしはできない。あ、でも猫がいればいけるかも!?母親とは本当に合わないんだなぁと少しさみしく思う。こどものことをちゃんと認められる母親にならなくては!
読了日:10月4日 著者:群ようこ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/32383295
■ホテル・モーリス
これこれ!こういうの読みたかったの!謎を抱えたリゾートホテル、ホテル・モーリス。お・も・て・な・しの真髄をこのホテルで見せつけられた( ´ ▽ ` )ノ叔父に厄介払いにされて期限付き支配人でいわくつきホテルを訪れた准。難なくやり過ごそうと思っていたのに初日からトラブルが…。ドタバタコメディのようでちょっとハードボイルドもあり、古い映画へのリスペクトやラヴロマンスも?!と、詰め込みすぎな気もしないでもないが、エンタテイメントとしては十分すぎる。キャラ濃いめなのでぜひ映像化を期待したい。
読了日:9月29日 著者:森晶麿
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/32272829
■5分で読める! ひと駅ストーリー 乗車編 (宝島社文庫)
ひと駅ストーリーシリーズ。楽しめた。古今東西、ミステリーから怪談、ラブストーリーまでバラエティ豊か。いろんな作家さんが読めて楽しかったー。目次についている一言が上手い!編者の茶木さんが書いたのかしらん。さぁ、次は降車編!
読了日:9月27日 著者:
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/32209061
■週末は彼女たちのもの (幻冬舎文庫)
1時間ほどで読了。これはよかった。自分がイメージする島本さんにしては都会的すぎるような作品だったが、結果、すごく好き!図書館本だったけれど買っちゃおうかな。あとがきにあった、広告で使われた"華やかで美しい写真"も載せてくれたらよかったのに!
読了日:9月23日 著者:島本理生
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/32208903
■働かないの―れんげ荘物語
読み始めてすぐに、なんだか続編ぽいな〜と感じたのでググったら、案の定、前作がありました。あぁ〜やっちまった。けど、前作を読まずともぜんぜんイケる!キョウコさんの働かない日常。割り切ったわけなのに働いていないことに未だに卑屈になったり、縁を切った母親のことで憤ったり、ムリヤリ目的を持って趣味に走ったり…とけっこう忙しい毎日を送っているキョウコさん。新しい隣人とのやり取りや、年長の隣人への接し方など、生真面目で素直なキョウコさんが微笑ましい。そんなオーガニックで純朴な暮らしが群さんらしい空気感で描かれている。
読了日:9月22日 著者:群ようこ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/32208457
■大人のためのブラウス&チュニック&ボトムス(仮) (Heart Warming Life Series)
タイトル借り。もっとガーリーなものを期待していたが、モデルさんがオトナ過ぎた(^_^;)
読了日:9月18日 著者:
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/32208341
■鎖編みとこま編みで。 かぎ針とビーズで編むシンプルな大人のアクセサリー
タイトル借り。"大人"とついているからか、シックな色合いのものが多かった。もう少しオトナ可愛いを求めていたのでちょっと期待はずれ。
読了日:9月17日 著者:堤祥子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/32208259
■5分で読める! ひと駅ストーリー 夏の記憶 東口編 (宝島社文庫)
西口からの東口。こちらもおもしろかった。このシリーズは成功です、茶木さん! バッグに入れて出先のお供に。のんびり一週間くらいかけて読んだ。乗車と降車も楽しみ!
読了日:9月16日 著者:
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/31962712
■大地のゲーム
綿矢さん、こんな作品も書くんだ!!!本当に自由になったなぁとしみじみ思う。題材は、やっぱりこの時代に生きた作家として書きたかった、書かねばならなかったものなのかな。でも描き方が凄まじい。傷口をグリグリされてるような、綿矢さん自身が血を流しながら書いているような印象を受けた。どんな気持ちで書いたのか、なぜかものすごく知りたい。どこかのインタビューにないかしらん。
読了日:9月15日 著者:綿矢りさ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/31962349
■「ごちそうさま」を英語で言えますか? (学校では教えてくれなかった英語)
こういうのを学校で教えてくれたらもっと会話力が上がるのになぁ。図書館だったけれど、買って損はないかも。簡単な単語ばかりだから覚えられそうなのに、とっさには出てこない…と、もどかしい。が、少なくとも英語圏のレストランでは気持ちよく退店できそう。
読了日:9月13日 著者:ディビッド・セイン
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/31962890
■a big a cheeseは「大きなチーズ」ではありません (ディスカヴァー携書)
メカラウロコな言葉ばかり。英語の言い回しとか、熟語ってなかなか身につかないんだよね…(^_^;)でもこれは勉強だと思わずに楽しく読める。
読了日:9月12日 著者:牧野高吉
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/31963011
■5分で読める! ひと駅ストーリー 夏の記憶 西口編 (宝島社文庫)
このくらい短いのがいい。以前出た10分間ミステリー、あれはいただけなかった。短編慣れしていない作家さんたちがムリヤリ短編を書いた感が否めなかったが、このシリーズは成功。このミスだけでなく、日ラブ、このラノ作家も入っているからかもしれない。バラエティに富んでいてとても楽しめた。
読了日:9月10日 著者:
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/31962601
■ジヴェルニーの食卓
日々の忙しさに何度も中断したがやっとやっと読み終えた。そして読み終えて確信した。これは秋に読むものだ。鮮やかな色彩とは正反対の画家たちの薄暗い生活。そこから抜け出して得た光。夏の日差しからおだやかな風にかわるかのような短編たちに触れるには秋がふさわしい。読み終えてほうっとため息をつくようなおだやかで充実した時を過ごせた。しかし、ここまで詳細だともはやフィクションではないのではないか。19世紀の巨匠と、彼らを支えた名も無き人々へ注がれた惜しみない愛を感じた。
読了日:9月4日 著者:原田マハ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/31654810
■世界地図の下書き
文庫オリジナルの「いつか、君へ Boys編」に収録されていた短編に肉付けして一冊に仕上げた作品。文庫の時から新境地!?と思っていただけに、朝井リョウがこどもの世界をどう描くのか、多少のバクチも含めて読んだ。児童福祉施設で暮らすこどもたちの、できることとできないことへの無意識の線引きがくっきりと描かれていて切なかった。不自由さや不便さがあっても、そこでしか得られないつながりがある。大切なものはココロにしまってある。それをお守りに彼らはこれからも生きる。キミたちはこれから何にでもなれる!
読了日:8月20日 著者:朝井リョウ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/31655131
■建築デザインの解剖図鑑
これってシリーズモノだったのですね。図書館のネット予約だったので現物を見ていなかったけれども、イラストではなく写真入りで解説してくれたらもっと面白かったのに。それでも町歩き(建物めぐり)が楽しくなる要素たっぷり。和洋問わずに解説してくれている。タモリさんの坂道本やiPad片手に参考物件を検索しながら読むとさらに楽しい。
読了日:8月11日 著者:スタジオワーク
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/31015875
■しましまとギンガムチェックの手作り (レッスンシリーズ)
図書館のネット予約。想像していたものと違ってあっさりしていた。簡単にできるものが多いので初心者向き。ギンガムチェックとストライプって涼しそうで夏向きだよねww
読了日:8月6日 著者:BleuBlanche
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/31015773
■陽だまりの彼女 (新潮文庫)
そうか、そういうことだったのか。純愛だけど、でも、やっぱりこれは反則だー。とか言いながら真夜中のベッドで鼻ツン攻撃と戦っていました。はじめの頃の軽快な恋愛話は単純に面白かった。映画のキャスティングを思い浮かべて、デキるオンナを上野樹里がやるんだーなんて思いながら。でもだんだん不穏な空気が膨らんできてとうとう真緒が…!というあたり、もうハラハラ。ハッピーエンドかそうでないのかは読んだ人の印象によるとは思うけど、でもどっちみち切ない。奥田くんをJがやるのはちょっとイメージがなぁ(^_^;)嫌いでないだけにw
読了日:8月3日 著者:越谷オサム
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/30831871
■恋の聖地: そこは、最後の恋に出会う場所。 (新潮文庫)
短編集なのになかなか読み進められないのは、どの聖地にも行ったことがないせい?(^_^;)唯一名古屋のTV塔だけはすぐ近くを何度も歩いているので親しみがあるくらい。でも、どの聖地もエピソードが豊かで作家さんの個性が光っている感じ。聖地っていうとベタ甘な印象があったけれど、こういう一歩引いた感じもいいな。
読了日:7月29日 著者:原田マハ,大沼紀子,千早茜,窪美澄,柴門ふみ,三浦しをん,瀧羽麻子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/31015380
■社会人大学人見知り学部 卒業見込 (ダ・ヴィンチブックス)
先日「2013上半期タレント番組出演本数ランキング」で3位に浮上した若林くんのタイムリーなエッセイ集。M-1で2位になって仕事がじゃんじゃん舞い込むことになってから現在までの、割と"素"のままのことが書かれている。彼らしく、ネガティブで自意識過剰な若き日々から、社会人生活を重ねていくにつれて"オトナ"な内容に変わっていくけれど、全般的に読みやすい。性格が似ているのか、あるあるネタばかりで勝手に親近感がわいてくる。
読了日:7月25日 著者:若林正恭
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/30601746
■誰がJ-POPを救えるか? マスコミが語れない業界盛衰記
小室哲哉が生活の9割をしめていた過去を持つ私としては読まないわけにはいかないだろう。実際に近年の音楽業界の縮小をみれば、本書は実にわかりやすく時系列でまとめられたルポである。さらさらと読め、楽しかった。私は今でもCDを買うしライヴにも行く。配信モノはできれば避けたい。音楽とは手に持ってナンボ、であると信じている。そんな環境で育ったムスメたちは、無料サイトで音楽を聴いている。ああ、ここに世代間の認識の違いが!(>_
2013年11月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:1938ページ
ナイス数:146ナイス
http://book.akahoshitakuya.com/u/46133/matome?invite_id=46133
■エール! 2 (実業之日本社文庫)
3から逆に読んでしまったので少し後悔。各話がリンクしてるなんて!ちょっともったいなかった。でも今回もいろんなお仕事が描かれていておもしろかった。日常の謎系、ファンタジー系もあって多彩。ホント、どんな仕事だって楽なだけのものはないし、辛いだけのものもないよね。気持ちの持ち様とはよくいったものです(*^_^*)
読了日:11月28日 著者:坂木司,水生大海,拓未司,垣谷美雨,光原百合,初野晴
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33933190
■エール! (3) (実業之日本社文庫)
もちろん伊坂さん目当てで借りたんだけど、1・2とあることを知って慌ててリクエスト。結局間に合わず、3から読むことに。意外に各話がリンクしててちょっと後悔。これから読む方は1からをオススメします。もちろん3からでも充分楽しめますが(*^_^*)3で終わりと言わず、もっと作って欲しい。だって私の仕事は書かれてないですからー!
読了日:11月27日 著者:伊坂幸太郎,原田マハ,日明恩,森谷明子,山本幸久,吉永南央
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33933170
■ユニコーン―ジョルジュ・サンドの遺言
装丁がステキ。このままアート作品として飾っておいてもいいくらい。この作品のテーマになっている、貴婦人と一角獣のタピスリーが効果的に挿絵として使われていて、贅沢。今回は絵画が主役ではなく、美術品にまつわる逸話を作家の目線から少し謎めいて描かれている。サンドの死去により唐突に終わってしまった感じだったが、彼女の遺志をソムラールが継いで、物語が続くことを期待しています。(と思ったら、こちらは序章なのですね!読メで知りました)
読了日:11月27日 著者:原田マハ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33740199
■伊藤くん A to E
見た目=草食系イケメン、中身=中2こじらせ系、アラサー男子の伊藤くん。決して土俵には上がらず、まわりをやきもきさせながら、自尊心のみ守り続けるフリーター。彼に関わる女子5人のお話。5人とも関わり方は違えども、彼の本質を見抜いているところは一緒で、つまりそれだけ底の浅い男、ということ。あーでも、こんな人が近くにいたら恋愛感情とまではいかないでも、けっこう気になってしまうんだろうな(^_^;)5人の中では智美さんが一番好き。オトコを見る目はないけれど、オンナとしてカッコイイ。
読了日:11月21日 著者:柚木麻子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33610473
■群馬のおきて グンマーを楽しむための52のおきて
群馬県人による、群馬県人のための群馬本。はっきり言って他県の人は読まなくてもよろし(笑)。自虐と郷土愛に溢れている群馬県人なら、「あるある!!!」の連続。生まれてからずっと地元の群馬県人には県内の秘境が頼もしく、遠く離れて暮らす群馬県人には、これで郷土愛再燃。私はもちろん、旅がらす派ですwww
読了日:11月19日 著者:
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33492636
■増山超能力師事務所
超能力師が公然とその能力を社会生活に活用された時代のお話。とはいえ、今でも普通にありそうな設定でおもしろかった。はじめはちょっとコメディのような感覚で読んでいたけれど、明美の章あたりから重さを感じ、ラストは激重。あーもやもやする〜。所長の増山さんの内面をもっと掘り下げて欲しかった。続編希望。というか、ありますよね?
読了日:11月18日 著者:誉田哲也
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33492529
■つむじ風食堂と僕 (ちくまプリマー新書)
あ~リツくん…そういえばいたなぁ。。。。とおぼろげな記憶。読み返さなくては!それにしてもリツくんのオトナなこと。そこらにいる中二オトナに読ませたいくらい。もちろんリツくん世代ももう少しおねーさんおにーさん世代にも読んでいただきたい、優しい本。働くという大切なことを、あーだこーだと周りのオトナは語るけれど、身近にお手本があるように、それは自分で見つけるものだよね。プリマー新書の装丁がクラフトエヴィング商會だったとは。でも書店でなかなか見かけない本なんだよねぇ。
読了日:11月11日 著者:吉田篤弘
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33492615
■猫弁と少女探偵
読後に幸せになれる作品をしばらく読んでいなかったのか、すごくじんわりしました。亜子さんとの関係も少しずつ進展して、探偵少女や太郎さんの恩師が出てきたり、いたずら少年も落ち着くところに落ち着いて、物語は大団円に向かっているのでしょうか。今作は、弁護士の出るような事件らしい事件が起こってはいないのでミステリーでは物足りない気もするけれど、このほっこりさは最強。またドラマになるかな?期待。
読了日:11月11日 著者:大山淳子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33492559
▼読書メーター
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読んだ本の数:8冊
読んだページ数:1938ページ
ナイス数:146ナイス
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■エール! 2 (実業之日本社文庫)
3から逆に読んでしまったので少し後悔。各話がリンクしてるなんて!ちょっともったいなかった。でも今回もいろんなお仕事が描かれていておもしろかった。日常の謎系、ファンタジー系もあって多彩。ホント、どんな仕事だって楽なだけのものはないし、辛いだけのものもないよね。気持ちの持ち様とはよくいったものです(*^_^*)
読了日:11月28日 著者:坂木司,水生大海,拓未司,垣谷美雨,光原百合,初野晴
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■エール! (3) (実業之日本社文庫)
もちろん伊坂さん目当てで借りたんだけど、1・2とあることを知って慌ててリクエスト。結局間に合わず、3から読むことに。意外に各話がリンクしててちょっと後悔。これから読む方は1からをオススメします。もちろん3からでも充分楽しめますが(*^_^*)3で終わりと言わず、もっと作って欲しい。だって私の仕事は書かれてないですからー!
読了日:11月27日 著者:伊坂幸太郎,原田マハ,日明恩,森谷明子,山本幸久,吉永南央
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■ユニコーン―ジョルジュ・サンドの遺言
装丁がステキ。このままアート作品として飾っておいてもいいくらい。この作品のテーマになっている、貴婦人と一角獣のタピスリーが効果的に挿絵として使われていて、贅沢。今回は絵画が主役ではなく、美術品にまつわる逸話を作家の目線から少し謎めいて描かれている。サンドの死去により唐突に終わってしまった感じだったが、彼女の遺志をソムラールが継いで、物語が続くことを期待しています。(と思ったら、こちらは序章なのですね!読メで知りました)
読了日:11月27日 著者:原田マハ
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■伊藤くん A to E
見た目=草食系イケメン、中身=中2こじらせ系、アラサー男子の伊藤くん。決して土俵には上がらず、まわりをやきもきさせながら、自尊心のみ守り続けるフリーター。彼に関わる女子5人のお話。5人とも関わり方は違えども、彼の本質を見抜いているところは一緒で、つまりそれだけ底の浅い男、ということ。あーでも、こんな人が近くにいたら恋愛感情とまではいかないでも、けっこう気になってしまうんだろうな(^_^;)5人の中では智美さんが一番好き。オトコを見る目はないけれど、オンナとしてカッコイイ。
読了日:11月21日 著者:柚木麻子
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■群馬のおきて グンマーを楽しむための52のおきて
群馬県人による、群馬県人のための群馬本。はっきり言って他県の人は読まなくてもよろし(笑)。自虐と郷土愛に溢れている群馬県人なら、「あるある!!!」の連続。生まれてからずっと地元の群馬県人には県内の秘境が頼もしく、遠く離れて暮らす群馬県人には、これで郷土愛再燃。私はもちろん、旅がらす派ですwww
読了日:11月19日 著者:
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■増山超能力師事務所
超能力師が公然とその能力を社会生活に活用された時代のお話。とはいえ、今でも普通にありそうな設定でおもしろかった。はじめはちょっとコメディのような感覚で読んでいたけれど、明美の章あたりから重さを感じ、ラストは激重。あーもやもやする〜。所長の増山さんの内面をもっと掘り下げて欲しかった。続編希望。というか、ありますよね?
読了日:11月18日 著者:誉田哲也
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■つむじ風食堂と僕 (ちくまプリマー新書)
あ~リツくん…そういえばいたなぁ。。。。とおぼろげな記憶。読み返さなくては!それにしてもリツくんのオトナなこと。そこらにいる中二オトナに読ませたいくらい。もちろんリツくん世代ももう少しおねーさんおにーさん世代にも読んでいただきたい、優しい本。働くという大切なことを、あーだこーだと周りのオトナは語るけれど、身近にお手本があるように、それは自分で見つけるものだよね。プリマー新書の装丁がクラフトエヴィング商會だったとは。でも書店でなかなか見かけない本なんだよねぇ。
読了日:11月11日 著者:吉田篤弘
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■猫弁と少女探偵
読後に幸せになれる作品をしばらく読んでいなかったのか、すごくじんわりしました。亜子さんとの関係も少しずつ進展して、探偵少女や太郎さんの恩師が出てきたり、いたずら少年も落ち着くところに落ち着いて、物語は大団円に向かっているのでしょうか。今作は、弁護士の出るような事件らしい事件が起こってはいないのでミステリーでは物足りない気もするけれど、このほっこりさは最強。またドラマになるかな?期待。
読了日:11月11日 著者:大山淳子
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▼読書メーター
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2013年10月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1502ページ
ナイス数:88ナイス
http://book.akahoshitakuya.com/u/46133/matome?invite_id=46133
■総理の夫
開けてみれば一気読み。日記形式がおもしろい。凛子さんには圧倒されっぱなしだけれどとにかく日和さんがいい!こんな好条件の男性いないわ!と思いつつもにわかひよラーになりそう(^o^)。ま、日和さんはさておきw日本初の女性総理の誕生秘話、政策や選挙、はたまた総理の妊娠・出産など、政治家を語るだけでも大変なのに女性であることもしっかり生かしたストーリーを感動的にまとめてあっておもしろかった。どうせなら妊娠中〜出産後も描いて欲しかった。確かにうまく行き過ぎ感は否めないけど、日本にこういうリーダーいて欲しいよね。
読了日:10月24日 著者:原田マハ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/32875616
■菩提樹荘の殺人
久々の火村シリーズ。火村先生とアリスの掛け合いや、いつもの警察の方々の変わらない様子に安堵する。短編が4つ。短くて実はまともなトリックが仕掛けられたものは少ない。火村先生が偶然、犯人を見つけてしまう事件や、もやもやと気になる事件を残したまま別件解決するものなど、なんだか物足りない!やはりここは長編をじっくりと書いていただきたいものだ。ただ、青の時代の話はよかった。できることなら、もう少し火村先生を幸せに描いて欲しいものだ。
読了日:10月21日 著者:有栖川有栖
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/32875199
■上石神井さよならレボリューション
あちこちで名前を聞くので話題の作家さん?と気になり、借りました。いわゆる日常の謎系ですが、事件までがだらだらしているのと、探偵の立ち位置がよくわからないところで、なかなか入り込めませんでした。登場人物が全員何かに秀でていて、全くの凡人がいないのがフィクションすぎるでしょ!(笑) あと、タイトル。これはこの作家さんのスタイルなのかな?次はあまりゴテゴテしていないものを望みます(笑) 軽くは読めないけれど続きも書けそうな終わり方なのできっと続編が出るのでしょうね。そして読んでしまうのでしょうねww
読了日:10月13日 著者:長沢樹
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/32650149
■5分で読める! ひと駅ストーリー 降車編 (宝島社文庫)
このシリーズはどれも当たり。電車の中で読みたかったが、車通勤なので仕方ない(^_^;) 既読の作家さんが意外なジャンルを書いていたりして楽しめた。読メのみなさんの感想を読んでからまた読み直すと、新たな発見があっておもしろい。読み直しができるのもショートショートだからねww
読了日:10月12日 著者:
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/32649979
■れんげ荘
『働かないの』を先に読んでしまったので、あとからこちらを読んだんだけど、なんだか読んだことのあるような…。なにはともあれ、キョウコさんが一人暮らしを始める過程や、れんげ荘に住んでからの心細さとか戸惑いがこまかく手に取るようにわかる。事件らしき事件も特になく、れんげ荘での一年が描かれている。なんだかロハス〜なんて思っていたけど、でもやっぱり私はこんな風な暮らしはできない。あ、でも猫がいればいけるかも!?母親とは本当に合わないんだなぁと少しさみしく思う。こどものことをちゃんと認められる母親にならなくては!
読了日:10月4日 著者:群ようこ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/32383295
▼読書メーター
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読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1502ページ
ナイス数:88ナイス
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■総理の夫
開けてみれば一気読み。日記形式がおもしろい。凛子さんには圧倒されっぱなしだけれどとにかく日和さんがいい!こんな好条件の男性いないわ!と思いつつもにわかひよラーになりそう(^o^)。ま、日和さんはさておきw日本初の女性総理の誕生秘話、政策や選挙、はたまた総理の妊娠・出産など、政治家を語るだけでも大変なのに女性であることもしっかり生かしたストーリーを感動的にまとめてあっておもしろかった。どうせなら妊娠中〜出産後も描いて欲しかった。確かにうまく行き過ぎ感は否めないけど、日本にこういうリーダーいて欲しいよね。
読了日:10月24日 著者:原田マハ
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■菩提樹荘の殺人
久々の火村シリーズ。火村先生とアリスの掛け合いや、いつもの警察の方々の変わらない様子に安堵する。短編が4つ。短くて実はまともなトリックが仕掛けられたものは少ない。火村先生が偶然、犯人を見つけてしまう事件や、もやもやと気になる事件を残したまま別件解決するものなど、なんだか物足りない!やはりここは長編をじっくりと書いていただきたいものだ。ただ、青の時代の話はよかった。できることなら、もう少し火村先生を幸せに描いて欲しいものだ。
読了日:10月21日 著者:有栖川有栖
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■上石神井さよならレボリューション
あちこちで名前を聞くので話題の作家さん?と気になり、借りました。いわゆる日常の謎系ですが、事件までがだらだらしているのと、探偵の立ち位置がよくわからないところで、なかなか入り込めませんでした。登場人物が全員何かに秀でていて、全くの凡人がいないのがフィクションすぎるでしょ!(笑) あと、タイトル。これはこの作家さんのスタイルなのかな?次はあまりゴテゴテしていないものを望みます(笑) 軽くは読めないけれど続きも書けそうな終わり方なのできっと続編が出るのでしょうね。そして読んでしまうのでしょうねww
読了日:10月13日 著者:長沢樹
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■5分で読める! ひと駅ストーリー 降車編 (宝島社文庫)
このシリーズはどれも当たり。電車の中で読みたかったが、車通勤なので仕方ない(^_^;) 既読の作家さんが意外なジャンルを書いていたりして楽しめた。読メのみなさんの感想を読んでからまた読み直すと、新たな発見があっておもしろい。読み直しができるのもショートショートだからねww
読了日:10月12日 著者:
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■れんげ荘
『働かないの』を先に読んでしまったので、あとからこちらを読んだんだけど、なんだか読んだことのあるような…。なにはともあれ、キョウコさんが一人暮らしを始める過程や、れんげ荘に住んでからの心細さとか戸惑いがこまかく手に取るようにわかる。事件らしき事件も特になく、れんげ荘での一年が描かれている。なんだかロハス〜なんて思っていたけど、でもやっぱり私はこんな風な暮らしはできない。あ、でも猫がいればいけるかも!?母親とは本当に合わないんだなぁと少しさみしく思う。こどものことをちゃんと認められる母親にならなくては!
読了日:10月4日 著者:群ようこ
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▼読書メーター
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2013年9月の読書メーター
読んだ本の数:12冊
読んだページ数:2453ページ
ナイス数:164ナイス
http://book.akahoshitakuya.com/u/46133/matome?invite_id=46133
■ホテル・モーリス
これこれ!こういうの読みたかったの!謎を抱えたリゾートホテル、ホテル・モーリス。お・も・て・な・しの真髄をこのホテルで見せつけられた( ´ ▽ ` )ノ叔父に厄介払いにされて期限付き支配人でいわくつきホテルを訪れた准。難なくやり過ごそうと思っていたのに初日からトラブルが…。ドタバタコメディのようでちょっとハードボイルドもあり、古い映画へのリスペクトやラヴロマンスも?!と、詰め込みすぎな気もしないでもないが、エンタテイメントとしては十分すぎる。キャラ濃いめなのでぜひ映像化を期待したい。
読了日:9月29日 著者:森晶麿
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/32272829
■5分で読める! ひと駅ストーリー 乗車編 (宝島社文庫)
ひと駅ストーリーシリーズ。楽しめた。古今東西、ミステリーから怪談、ラブストーリーまでバラエティ豊か。いろんな作家さんが読めて楽しかったー。目次についている一言が上手い!編者の茶木さんが書いたのかしらん。さぁ、次は降車編!
読了日:9月27日 著者:
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/32209061
■週末は彼女たちのもの (幻冬舎文庫)
1時間ほどで読了。これはよかった。自分がイメージする島本さんにしては都会的すぎるような作品だったが、結果、すごく好き!図書館本だったけれど買っちゃおうかな。あとがきにあった、広告で使われた"華やかで美しい写真"も載せてくれたらよかったのに!
読了日:9月23日 著者:島本理生
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/32208903
■働かないの―れんげ荘物語
読み始めてすぐに、なんだか続編ぽいな〜と感じたのでググったら、案の定、前作がありました。あぁ〜やっちまった。けど、前作を読まずともぜんぜんイケる!キョウコさんの働かない日常。割り切ったわけなのに働いていないことに未だに卑屈になったり、縁を切った母親のことで憤ったり、ムリヤリ目的を持って趣味に走ったり…とけっこう忙しい毎日を送っているキョウコさん。新しい隣人とのやり取りや、年長の隣人への接し方など、生真面目で素直なキョウコさんが微笑ましい。そんなオーガニックで純朴な暮らしが群さんらしい空気感で描かれている。
読了日:9月22日 著者:群ようこ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/32208457
■大人のためのブラウス&チュニック&ボトムス(仮) (Heart Warming Life Series)
タイトル借り。もっとガーリーなものを期待していたが、モデルさんがオトナ過ぎた(^_^;)
読了日:9月18日 著者:
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/32208341
■鎖編みとこま編みで。 かぎ針とビーズで編むシンプルな大人のアクセサリー
タイトル借り。"大人"とついているからか、シックな色合いのものが多かった。もう少しオトナ可愛いを求めていたのでちょっと期待はずれ。
読了日:9月17日 著者:堤祥子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/32208259
■5分で読める! ひと駅ストーリー 夏の記憶 東口編 (宝島社文庫)
西口からの東口。こちらもおもしろかった。このシリーズは成功です、茶木さん! バッグに入れて出先のお供に。のんびり一週間くらいかけて読んだ。乗車と降車も楽しみ!
読了日:9月16日 著者:
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/31962712
■大地のゲーム
綿矢さん、こんな作品も書くんだ!!!本当に自由になったなぁとしみじみ思う。題材は、やっぱりこの時代に生きた作家として書きたかった、書かねばならなかったものなのかな。でも描き方が凄まじい。傷口をグリグリされてるような、綿矢さん自身が血を流しながら書いているような印象を受けた。どんな気持ちで書いたのか、なぜかものすごく知りたい。どこかのインタビューにないかしらん。
読了日:9月15日 著者:綿矢りさ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/31962349
■「ごちそうさま」を英語で言えますか? (学校では教えてくれなかった英語)
こういうのを学校で教えてくれたらもっと会話力が上がるのになぁ。図書館だったけれど、買って損はないかも。簡単な単語ばかりだから覚えられそうなのに、とっさには出てこない…と、もどかしい。が、少なくとも英語圏のレストランでは気持ちよく退店できそう。
読了日:9月13日 著者:ディビッド・セイン
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/31962890
■a big a cheeseは「大きなチーズ」ではありません (ディスカヴァー携書)
メカラウロコな言葉ばかり。英語の言い回しとか、熟語ってなかなか身につかないんだよね…(^_^;)でもこれは勉強だと思わずに楽しく読める。
読了日:9月12日 著者:牧野高吉
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/31963011
■5分で読める! ひと駅ストーリー 夏の記憶 西口編 (宝島社文庫)
このくらい短いのがいい。以前出た10分間ミステリー、あれはいただけなかった。短編慣れしていない作家さんたちがムリヤリ短編を書いた感が否めなかったが、このシリーズは成功。このミスだけでなく、日ラブ、このラノ作家も入っているからかもしれない。バラエティに富んでいてとても楽しめた。
読了日:9月10日 著者:
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/31962601
■ジヴェルニーの食卓
日々の忙しさに何度も中断したがやっとやっと読み終えた。そして読み終えて確信した。これは秋に読むものだ。鮮やかな色彩とは正反対の画家たちの薄暗い生活。そこから抜け出して得た光。夏の日差しからおだやかな風にかわるかのような短編たちに触れるには秋がふさわしい。読み終えてほうっとため息をつくようなおだやかで充実した時を過ごせた。しかし、ここまで詳細だともはやフィクションではないのではないか。19世紀の巨匠と、彼らを支えた名も無き人々へ注がれた惜しみない愛を感じた。
読了日:9月4日 著者:原田マハ
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読んだ本の数:12冊
読んだページ数:2453ページ
ナイス数:164ナイス
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■ホテル・モーリス
これこれ!こういうの読みたかったの!謎を抱えたリゾートホテル、ホテル・モーリス。お・も・て・な・しの真髄をこのホテルで見せつけられた( ´ ▽ ` )ノ叔父に厄介払いにされて期限付き支配人でいわくつきホテルを訪れた准。難なくやり過ごそうと思っていたのに初日からトラブルが…。ドタバタコメディのようでちょっとハードボイルドもあり、古い映画へのリスペクトやラヴロマンスも?!と、詰め込みすぎな気もしないでもないが、エンタテイメントとしては十分すぎる。キャラ濃いめなのでぜひ映像化を期待したい。
読了日:9月29日 著者:森晶麿
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■5分で読める! ひと駅ストーリー 乗車編 (宝島社文庫)
ひと駅ストーリーシリーズ。楽しめた。古今東西、ミステリーから怪談、ラブストーリーまでバラエティ豊か。いろんな作家さんが読めて楽しかったー。目次についている一言が上手い!編者の茶木さんが書いたのかしらん。さぁ、次は降車編!
読了日:9月27日 著者:
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/32209061
■週末は彼女たちのもの (幻冬舎文庫)
1時間ほどで読了。これはよかった。自分がイメージする島本さんにしては都会的すぎるような作品だったが、結果、すごく好き!図書館本だったけれど買っちゃおうかな。あとがきにあった、広告で使われた"華やかで美しい写真"も載せてくれたらよかったのに!
読了日:9月23日 著者:島本理生
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■働かないの―れんげ荘物語
読み始めてすぐに、なんだか続編ぽいな〜と感じたのでググったら、案の定、前作がありました。あぁ〜やっちまった。けど、前作を読まずともぜんぜんイケる!キョウコさんの働かない日常。割り切ったわけなのに働いていないことに未だに卑屈になったり、縁を切った母親のことで憤ったり、ムリヤリ目的を持って趣味に走ったり…とけっこう忙しい毎日を送っているキョウコさん。新しい隣人とのやり取りや、年長の隣人への接し方など、生真面目で素直なキョウコさんが微笑ましい。そんなオーガニックで純朴な暮らしが群さんらしい空気感で描かれている。
読了日:9月22日 著者:群ようこ
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■大人のためのブラウス&チュニック&ボトムス(仮) (Heart Warming Life Series)
タイトル借り。もっとガーリーなものを期待していたが、モデルさんがオトナ過ぎた(^_^;)
読了日:9月18日 著者:
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/32208341
■鎖編みとこま編みで。 かぎ針とビーズで編むシンプルな大人のアクセサリー
タイトル借り。"大人"とついているからか、シックな色合いのものが多かった。もう少しオトナ可愛いを求めていたのでちょっと期待はずれ。
読了日:9月17日 著者:堤祥子
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■5分で読める! ひと駅ストーリー 夏の記憶 東口編 (宝島社文庫)
西口からの東口。こちらもおもしろかった。このシリーズは成功です、茶木さん! バッグに入れて出先のお供に。のんびり一週間くらいかけて読んだ。乗車と降車も楽しみ!
読了日:9月16日 著者:
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■大地のゲーム
綿矢さん、こんな作品も書くんだ!!!本当に自由になったなぁとしみじみ思う。題材は、やっぱりこの時代に生きた作家として書きたかった、書かねばならなかったものなのかな。でも描き方が凄まじい。傷口をグリグリされてるような、綿矢さん自身が血を流しながら書いているような印象を受けた。どんな気持ちで書いたのか、なぜかものすごく知りたい。どこかのインタビューにないかしらん。
読了日:9月15日 著者:綿矢りさ
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■「ごちそうさま」を英語で言えますか? (学校では教えてくれなかった英語)
こういうのを学校で教えてくれたらもっと会話力が上がるのになぁ。図書館だったけれど、買って損はないかも。簡単な単語ばかりだから覚えられそうなのに、とっさには出てこない…と、もどかしい。が、少なくとも英語圏のレストランでは気持ちよく退店できそう。
読了日:9月13日 著者:ディビッド・セイン
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■a big a cheeseは「大きなチーズ」ではありません (ディスカヴァー携書)
メカラウロコな言葉ばかり。英語の言い回しとか、熟語ってなかなか身につかないんだよね…(^_^;)でもこれは勉強だと思わずに楽しく読める。
読了日:9月12日 著者:牧野高吉
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■5分で読める! ひと駅ストーリー 夏の記憶 西口編 (宝島社文庫)
このくらい短いのがいい。以前出た10分間ミステリー、あれはいただけなかった。短編慣れしていない作家さんたちがムリヤリ短編を書いた感が否めなかったが、このシリーズは成功。このミスだけでなく、日ラブ、このラノ作家も入っているからかもしれない。バラエティに富んでいてとても楽しめた。
読了日:9月10日 著者:
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/31962601
■ジヴェルニーの食卓
日々の忙しさに何度も中断したがやっとやっと読み終えた。そして読み終えて確信した。これは秋に読むものだ。鮮やかな色彩とは正反対の画家たちの薄暗い生活。そこから抜け出して得た光。夏の日差しからおだやかな風にかわるかのような短編たちに触れるには秋がふさわしい。読み終えてほうっとため息をつくようなおだやかで充実した時を過ごせた。しかし、ここまで詳細だともはやフィクションではないのではないか。19世紀の巨匠と、彼らを支えた名も無き人々へ注がれた惜しみない愛を感じた。
読了日:9月4日 著者:原田マハ
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2013年8月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:928ページ
ナイス数:99ナイス
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■世界地図の下書き
文庫オリジナルの「いつか、君へ Boys編」に収録されていた短編に肉付けして一冊に仕上げた作品。文庫の時から新境地!?と思っていただけに、朝井リョウがこどもの世界をどう描くのか、多少のバクチも含めて読んだ。児童福祉施設で暮らすこどもたちの、できることとできないことへの無意識の線引きがくっきりと描かれていて切なかった。不自由さや不便さがあっても、そこでしか得られないつながりがある。大切なものはココロにしまってある。それをお守りに彼らはこれからも生きる。キミたちはこれから何にでもなれる!
読了日:8月20日 著者:朝井リョウ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/31655131
■建築デザインの解剖図鑑
これってシリーズモノだったのですね。図書館のネット予約だったので現物を見ていなかったけれども、イラストではなく写真入りで解説してくれたらもっと面白かったのに。それでも町歩き(建物めぐり)が楽しくなる要素たっぷり。和洋問わずに解説してくれている。タモリさんの坂道本やiPad片手に参考物件を検索しながら読むとさらに楽しい。
読了日:8月11日 著者:スタジオワーク
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/31015875
■しましまとギンガムチェックの手作り (レッスンシリーズ)
図書館のネット予約。想像していたものと違ってあっさりしていた。簡単にできるものが多いので初心者向き。ギンガムチェックとストライプって涼しそうで夏向きだよねww
読了日:8月6日 著者:BleuBlanche
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/31015773
■陽だまりの彼女 (新潮文庫)
そうか、そういうことだったのか。純愛だけど、でも、やっぱりこれは反則だー。とか言いながら真夜中のベッドで鼻ツン攻撃と戦っていました。はじめの頃の軽快な恋愛話は単純に面白かった。映画のキャスティングを思い浮かべて、デキるオンナを上野樹里がやるんだーなんて思いながら。でもだんだん不穏な空気が膨らんできてとうとう真緒が…!というあたり、もうハラハラ。ハッピーエンドかそうでないのかは読んだ人の印象によるとは思うけど、でもどっちみち切ない。奥田くんをJがやるのはちょっとイメージがなぁ(^_^;)嫌いでないだけにw
読了日:8月3日 著者:越谷オサム
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/30831871
▼読書メーター
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読んだ本の数:4冊
読んだページ数:928ページ
ナイス数:99ナイス
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■世界地図の下書き
文庫オリジナルの「いつか、君へ Boys編」に収録されていた短編に肉付けして一冊に仕上げた作品。文庫の時から新境地!?と思っていただけに、朝井リョウがこどもの世界をどう描くのか、多少のバクチも含めて読んだ。児童福祉施設で暮らすこどもたちの、できることとできないことへの無意識の線引きがくっきりと描かれていて切なかった。不自由さや不便さがあっても、そこでしか得られないつながりがある。大切なものはココロにしまってある。それをお守りに彼らはこれからも生きる。キミたちはこれから何にでもなれる!
読了日:8月20日 著者:朝井リョウ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/31655131
■建築デザインの解剖図鑑
これってシリーズモノだったのですね。図書館のネット予約だったので現物を見ていなかったけれども、イラストではなく写真入りで解説してくれたらもっと面白かったのに。それでも町歩き(建物めぐり)が楽しくなる要素たっぷり。和洋問わずに解説してくれている。タモリさんの坂道本やiPad片手に参考物件を検索しながら読むとさらに楽しい。
読了日:8月11日 著者:スタジオワーク
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■しましまとギンガムチェックの手作り (レッスンシリーズ)
図書館のネット予約。想像していたものと違ってあっさりしていた。簡単にできるものが多いので初心者向き。ギンガムチェックとストライプって涼しそうで夏向きだよねww
読了日:8月6日 著者:BleuBlanche
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■陽だまりの彼女 (新潮文庫)
そうか、そういうことだったのか。純愛だけど、でも、やっぱりこれは反則だー。とか言いながら真夜中のベッドで鼻ツン攻撃と戦っていました。はじめの頃の軽快な恋愛話は単純に面白かった。映画のキャスティングを思い浮かべて、デキるオンナを上野樹里がやるんだーなんて思いながら。でもだんだん不穏な空気が膨らんできてとうとう真緒が…!というあたり、もうハラハラ。ハッピーエンドかそうでないのかは読んだ人の印象によるとは思うけど、でもどっちみち切ない。奥田くんをJがやるのはちょっとイメージがなぁ(^_^;)嫌いでないだけにw
読了日:8月3日 著者:越谷オサム
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▼読書メーター
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2013年7月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:1702ページ
ナイス数:192ナイス
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■恋の聖地: そこは、最後の恋に出会う場所。 (新潮文庫)
短編集なのになかなか読み進められないのは、どの聖地にも行ったことがないせい?(^_^;)唯一名古屋のTV塔だけはすぐ近くを何度も歩いているので親しみがあるくらい。でも、どの聖地もエピソードが豊かで作家さんの個性が光っている感じ。聖地っていうとベタ甘な印象があったけれど、こういう一歩引いた感じもいいな。
読了日:7月29日 著者:原田 マハ,大沼 紀子,千早 茜,窪 美澄,柴門 ふみ,三浦 しをん,瀧羽 麻子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/31015380
■社会人大学人見知り学部 卒業見込 (ダ・ヴィンチブックス)
先日「2013上半期タレント番組出演本数ランキング」で3位に浮上した若林くんのタイムリーなエッセイ集。M-1で2位になって仕事がじゃんじゃん舞い込むことになってから現在までの、割と"素"のままのことが書かれている。彼らしく、ネガティブで自意識過剰な若き日々から、社会人生活を重ねていくにつれて"オトナ"な内容に変わっていくけれど、全般的に読みやすい。性格が似ているのか、あるあるネタばかりで勝手に親近感がわいてくる。
読了日:7月25日 著者:若林正恭
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/30601746
■誰がJ-POPを救えるか? マスコミが語れない業界盛衰記
小室哲哉が生活の9割をしめていた過去を持つ私としては読まないわけにはいかないだろう。実際に近年の音楽業界の縮小をみれば、本書は実にわかりやすく時系列でまとめられたルポである。さらさらと読め、楽しかった。私は今でもCDを買うしライヴにも行く。配信モノはできれば避けたい。音楽とは手に持ってナンボ、であると信じている。そんな環境で育ったムスメたちは、無料サイトで音楽を聴いている。ああ、ここに世代間の認識の違いが!そんな世代を少しでも生で触れられる場所に引っ張り出すのが現在のそして老後の楽しみであるw
読了日:7月24日 著者:麻生 香太郎
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/30601441
■色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年
半日で読みきった。村上春樹は集中して読みたいから、家族が留守になるこの日を狙っていたのだv( ̄▽ ̄) さて、発売から待つこと3ヶ月。思ったよりも早く(遅く?)順番が来た。この本は、内容は好きだけどタイトルが大仰すぎないかしら。的を得ているとは思うけれどもハルキならもっとスタイリッシュなタイトルがつけられたんじゃないかな。それとも無骨さを出したかったのかな。いずれにせよ、この本を、新作を、首を長くして待っていただけのことはあった内容だった。近年、ハルキが読者に寄り添ってきてくれてるのが感じられて嬉しい。続
読了日:7月21日 著者:村上 春樹
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/30519764
■バージンパンケーキ国分寺
新聞の書評で知った本。「修道女のスカートのような曇り空の日」だけ営業するパンケーキ屋さん。登場人物がみんな不思議ちゃんなんだけど、文章もまた不思議な感じで少し読みにくい。このお店を舞台に、バイトの高校生のほわんとした日常が描かれると思っていたら、シスターマーブルやら魔女の弟子やら後半戦になって急に濃い展開。別の世界で生きている自分…なんて想像したら楽しいよね。出てくるパンケーキがみんなおいしそう。巻末に簡単なレシピがあるけど、あぁでも!つぶつぶソーダゼリー入りのホイップクリームなんてどうやって作るんだ!?
読了日:7月15日 著者:雪舟 えま
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/30400294
■ダース・ヴェイダーとプリンセス・レイア
ヴェイダー卿の子育てシリーズ第二弾。やっぱりルーク編の笑撃よりは劣るけれど、女の子の親として悩むヴェイダー卿の姿がいい。そうそう、彼氏はハンソロだったねwそりゃあ父も悩むわ。肌の露出についてはどこのお父さんも一言言わなきゃ気が済まないのね(笑)。なんて、笑って読み終えたけど、レイア姫ってルークのおねーさんだったっけ?エピソード4とかかなり忘れてるなぁ(~_~;)
読了日:7月7日 著者:ジェフリー・ブラウン
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/30400046
■史上最強の大臣: THE CABINET2
影の内閣、またの名を一軍内閣!の続編。正体がわかってしまっているためにインパクトは弱いけれど、その分読み応えはあった。今回の主役はやはり新門大臣でしょう。教育問題というのはデリケートだけど、人を作る、という意味においてとても大切で、決して手を抜いてはいけない。そして、教える立場の人間は信念を持って教育に向かわなければならない。しかし、何十年後かに教育の実が実ったことをその教師は知ることができない、なんて理想論かもしれないけど、人から人へのバトンみたいのを感じてうるっときた。おばあちゃんの手紙、泣けるねぇ。
読了日:7月2日 著者:室積 光
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/30029835
▼読書メーター
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読んだ本の数:7冊
読んだページ数:1702ページ
ナイス数:192ナイス
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■恋の聖地: そこは、最後の恋に出会う場所。 (新潮文庫)
短編集なのになかなか読み進められないのは、どの聖地にも行ったことがないせい?(^_^;)唯一名古屋のTV塔だけはすぐ近くを何度も歩いているので親しみがあるくらい。でも、どの聖地もエピソードが豊かで作家さんの個性が光っている感じ。聖地っていうとベタ甘な印象があったけれど、こういう一歩引いた感じもいいな。
読了日:7月29日 著者:原田 マハ,大沼 紀子,千早 茜,窪 美澄,柴門 ふみ,三浦 しをん,瀧羽 麻子
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■社会人大学人見知り学部 卒業見込 (ダ・ヴィンチブックス)
先日「2013上半期タレント番組出演本数ランキング」で3位に浮上した若林くんのタイムリーなエッセイ集。M-1で2位になって仕事がじゃんじゃん舞い込むことになってから現在までの、割と"素"のままのことが書かれている。彼らしく、ネガティブで自意識過剰な若き日々から、社会人生活を重ねていくにつれて"オトナ"な内容に変わっていくけれど、全般的に読みやすい。性格が似ているのか、あるあるネタばかりで勝手に親近感がわいてくる。
読了日:7月25日 著者:若林正恭
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■誰がJ-POPを救えるか? マスコミが語れない業界盛衰記
小室哲哉が生活の9割をしめていた過去を持つ私としては読まないわけにはいかないだろう。実際に近年の音楽業界の縮小をみれば、本書は実にわかりやすく時系列でまとめられたルポである。さらさらと読め、楽しかった。私は今でもCDを買うしライヴにも行く。配信モノはできれば避けたい。音楽とは手に持ってナンボ、であると信じている。そんな環境で育ったムスメたちは、無料サイトで音楽を聴いている。ああ、ここに世代間の認識の違いが!そんな世代を少しでも生で触れられる場所に引っ張り出すのが現在のそして老後の楽しみであるw
読了日:7月24日 著者:麻生 香太郎
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■色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年
半日で読みきった。村上春樹は集中して読みたいから、家族が留守になるこの日を狙っていたのだv( ̄▽ ̄) さて、発売から待つこと3ヶ月。思ったよりも早く(遅く?)順番が来た。この本は、内容は好きだけどタイトルが大仰すぎないかしら。的を得ているとは思うけれどもハルキならもっとスタイリッシュなタイトルがつけられたんじゃないかな。それとも無骨さを出したかったのかな。いずれにせよ、この本を、新作を、首を長くして待っていただけのことはあった内容だった。近年、ハルキが読者に寄り添ってきてくれてるのが感じられて嬉しい。続
読了日:7月21日 著者:村上 春樹
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/30519764
■バージンパンケーキ国分寺
新聞の書評で知った本。「修道女のスカートのような曇り空の日」だけ営業するパンケーキ屋さん。登場人物がみんな不思議ちゃんなんだけど、文章もまた不思議な感じで少し読みにくい。このお店を舞台に、バイトの高校生のほわんとした日常が描かれると思っていたら、シスターマーブルやら魔女の弟子やら後半戦になって急に濃い展開。別の世界で生きている自分…なんて想像したら楽しいよね。出てくるパンケーキがみんなおいしそう。巻末に簡単なレシピがあるけど、あぁでも!つぶつぶソーダゼリー入りのホイップクリームなんてどうやって作るんだ!?
読了日:7月15日 著者:雪舟 えま
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/30400294
■ダース・ヴェイダーとプリンセス・レイア
ヴェイダー卿の子育てシリーズ第二弾。やっぱりルーク編の笑撃よりは劣るけれど、女の子の親として悩むヴェイダー卿の姿がいい。そうそう、彼氏はハンソロだったねwそりゃあ父も悩むわ。肌の露出についてはどこのお父さんも一言言わなきゃ気が済まないのね(笑)。なんて、笑って読み終えたけど、レイア姫ってルークのおねーさんだったっけ?エピソード4とかかなり忘れてるなぁ(~_~;)
読了日:7月7日 著者:ジェフリー・ブラウン
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■史上最強の大臣: THE CABINET2
影の内閣、またの名を一軍内閣!の続編。正体がわかってしまっているためにインパクトは弱いけれど、その分読み応えはあった。今回の主役はやはり新門大臣でしょう。教育問題というのはデリケートだけど、人を作る、という意味においてとても大切で、決して手を抜いてはいけない。そして、教える立場の人間は信念を持って教育に向かわなければならない。しかし、何十年後かに教育の実が実ったことをその教師は知ることができない、なんて理想論かもしれないけど、人から人へのバトンみたいのを感じてうるっときた。おばあちゃんの手紙、泣けるねぇ。
読了日:7月2日 著者:室積 光
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▼読書メーター
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5月の読書まとめ(今さら…)
2013年6月1日 読書2013年5月の読書メーター
読んだ本の数:12冊
読んだページ数:3067ページ
ナイス数:326ナイス
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■碧空(あおぞら)のカノン 航空自衛隊航空中央音楽隊ノート
表紙借りだが、空自広報室関連というタイムリーな内容にニヤニヤしていたのは私だけではないはず!(笑)こちらは音楽隊のお話で、正直そういうものがあるのは知っていてもなじみがないせいでピンと来ない。でも普段触れられない世界を垣間見ることができて楽しかった〜。音楽隊とはいえ、そこは自衛官。楽器の練習以外に体力維持にも余念がないとか、演奏会の準備にもすべて書類が必要で事細かに役割が決まっているとか。演奏会に行ってみたい!あ、でも音楽隊の人たちって有事の時はどんなことするんだろう。続編の構想があるならそのへんもぜひ!
読了日:5月30日 著者:福田 和代
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■サウジアラビアでマッシャアラー! 嫁いでみたアラブの国の不思議体験
不思議の国、サウジアラビア。身近にアラブ人もムスリムもいないので、本やメディアで触れたことしか知らない、まったくの未知の世界。それが、なぜか近い場所に感じられるのは、著者のファーティマ松本さんの筆力によるものだろうか。結婚(家族)観や宗教観など、わかりやすく書かれてはいるが、生活感を感じないのが残念。どちらかと言えばもっと生活風景が知りたかったなぁ。それにしても、お子さんが7人とかビックリ!パパの経済力もすごいけど、ママのバイタリティもすごいよね。
読了日:5月27日 著者:ファーティマ松本
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■坂木司リクエスト! 和菓子のアンソロジー
和菓子と言えば、やっぱりアンちゃんですよね!そんな坂木さん編集の和菓子アンソロジー。どれもおいしそうだけど、個人的には苺の淡雪羮が好き。あ、でも季節のどら焼きも捨てがたいなぁ。色とりどりの上生菓子も不思議な創作菓子も、みーんな食べてみたい!(笑) と、夜中に読むには罪作りな本でした。和菓子を題材にしていてもミステリー仕立てからほんわか系、異次元系、近未来系など、個性豊かな作品が集まり新しい作家さんとの出会いもあったりして、ホントに嬉しい企画です。もっといろんな題材も読みたいです!
読了日:5月23日 著者:坂木 司
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■大崎梢リクエスト! 本屋さんのアンソロジー
リクエストアンソロジーシリーズ(?)第二弾。本屋さん(書店というより本屋さんという呼び方が好き)が舞台。読んでいて、あるある!や、そうそう!とうなづいたり、ニヤニヤしたり、ああ〜楽しかった!本屋さんでミステリー仕立てというのもいいですね。全部よかったけれど、印象深いのがいくつか。有栖川さんさすが。吉野さんのお話大好き。姫川キタ━(゚∀゚)━!似鳥さんのヒネリがいい。我が店の前店長も優秀だけどおっさんくさい美女でしたなぁ。なんて思い出したり。楽しい読書でした。
読了日:5月22日 著者:大崎 梢
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■ローカル線で行こう!
地域再生物語。「デパートへ行こう!」のような盛り上がりや感動はないけれど、次々に飛び出すアイディアや行動力が素晴らしく、見習いたいものがたくさんあった。県の陰謀?についてはなんだか物足りない。どうせならフィクションらしくコテンパンにやっつけちゃえばよかったのに!(笑)。哲夫をめぐるコイバナもああ〜…って無難な結果に。いやあればあれでいいんだけどね!お役人のシステムを改めて突きつけられたり、限界地域の苦悩なども考えさせられた。でも全編を通して篠宮さんの生き生きとした姿が目に浮かぶようで読んでいて楽しかった。
読了日:5月19日 著者:真保 裕一
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/28921251
■子どもに教えたい 大人にも知ってほしい 世界を変えた建物
これはイラストだけでなく、写真も載せて欲しかった。わかりやすい説明はよかったんだけどね。せめて各建物につき一枚は写真を! 未来の建物は興味深くて面白いけれど、どうせならCGでもっと本格的に描かれたものを見たかったな。
読了日:5月18日 著者:岩佐 まもる
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/28859817
■「園芸店で買った花」をすぐ枯らさない知恵とコツ (主婦の友新実用BOOKS)
守備範囲は広く、内容はザックリな園芸本。たしかにたくさんの鉢花は載ってる。季節毎で見やすい。でも、このくらいは知ってるよ、レベルのことしか書いてなーい(’へ’)。やっぱり、もう少し種類を絞るか、季節毎にするか、なんかして一種類毎のお世話を細かく載せていただかないとダメみたい。植え替えとか切り戻しとかを具体的に知りたかったのに残念。花のカタログだと思えば良いかも。
読了日:5月18日 著者:
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/28859703
■なぜ猫は旅をするのか?
またまたネコ登場!とはいえ、ネコはあまり…というか、全然活躍しません。しょぼん。交通事故で逆行性健忘症になってしまった医師、鳥羽先生とその周りで起こる日常ミステリ。一話目だけはネコがメインだけど、他はお話の端々に少し出てくるだけで、あまり先生とは絡んでくれないので物足りない(;_;)。物語にあまり集中できず読了までに時間がかかったけれど、最後のふたつは一気に読めた。もっとネコを!!
読了日:5月13日 著者:永嶋 恵美
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/28727181
■なにごともなく、晴天。
ベーコンのなんとおいしそうなこと!今夜のご飯はベーコン醤油ライスに決まり!装丁もコーヒー豆でなく、むしろベーコンにしてくれたらよかったのに! 女性主人公というのが新鮮。高架下のゆうれい列車も、横顔の君も、女探偵も、どれも味わいがあってあたたかい。もちろん、ベーコン姉さんがMVP!(笑)
読了日:5月7日 著者:吉田 篤弘
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/28559179
■パンとスープとネコ日和
ほぼ一気読み。群さんの本は気負わずに読めるから好き。ネコも出てくるし小林聡美さんで映画化されるから期待大で読んだ。あぁでも、たろちゃんとのお別れシーンはやっぱり泣いた。それまでほんわかクスリとゆるく笑っていたのに突然のお別れ!あまりにも深い喪失感。わかります、わかります。・°°・(>_<)・°°・。泣きながら両隣にいる我が家のネコちゃんずのぬくもりを味わった。
読了日:5月6日 著者:群 ようこ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/28520556
■憤死
あらあら、綿矢さんの新境地。短編3つ?4つ?薄気味悪い不思議なお話ばかり。違和感を抱えながら読了。うーん、こういうもやもやした読後感って好きじゃないんだけど…。でもその後、新聞のインタビューでやっとこういう作品が書けるようになったと言っているのを読んで、うん、受け入れることにします。タイトル作の憤死は、ちくちくと刺さる毒があってけっこう面白かったな。
読了日:5月4日 著者:綿矢 りさ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/28520715
■近藤史恵リクエスト! ペットのアンソロジー
最近はもうネコモノを手当たり次第に選んでいる感じ。これはネコだけじゃないけど面白かった。近藤さんだからミステリー要素強いかな、とも思ったけどそうでもなく、ほのぼのから号泣までバラエティ豊か。ネコモノ…泣きました。泣くのはわかっていたので最後に回したけどやっぱり泣きました。個人的には爬虫類のお話が好き。トカゲとかイグアナとか飼ってみたいけど、実際はものすごく大変なんですよねぇ。ワームとか。。。
読了日:5月3日 著者:近藤 史恵
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/28520439
▼読書メーター
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3月はホントに忙しかった。図書館で借りた本を読めずに
返してはまた借りるというのを3回くらいやって諦めた(^_^;)
落ち着いたらリベンジする本がいっぱいだ。
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2013年3月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:2691ページ
ナイス数:193ナイス
http://book.akahoshitakuya.com/u/46133/matome?invite_id=46133
■こちら弁天通りラッキーロード商店街
寂れた地方の商店街。老人ばかりの店主に請われ、借金から逃げてきた偽坊主が100円商店街を提案する。100円の商品に限らずサービスも100円で行うアイディアもよかった。痛快な快進撃。しかし、ここまで作り込んでおきながら最後は老人たちに借金背負わせてハッピーエンドとは、すっきりしない。設定はおもしろかったし、最後までぐいぐい読めただけに、ああ!ラストが惜しい!編集ガールのような失速感。
読了日:3月28日 著者:五十嵐 貴久
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/27579211
■美少女教授・桐島統子の事件研究録
若返り病なんてまた奇想天外な…と思ったけれど、科学者ならばありえなくもない設定?で楽しく読めました。科学と吸血鬼の対比もおもしろい。ウイルスについては実際にありそうで(実は水面下ではすでに実用化されていたりして…)リアルに怖かった。桐島教授にはこのままでいてほしいですねぇ。そしてほんのり漂っていたラヴ要素を続編で回収していただく、とw
読了日:3月24日 著者:喜多 喜久
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/27578827
■世界から猫が消えたなら
本屋大賞ノミネート作品。連続で猫モノだ(^_^;) 余命わずかな主人公が悪魔と出会う。悪魔は世界からひとつ何かを消すたびに一日寿命が伸びるとけしかけらる。取引にのって、電話、時計、映画など主人公にとって大切なものを次々と余命と引き換えに消していくが、最後の猫だけが消せない。猫がいなくなるなら自分がいなくなった方がいい。そして大切なことに気付くのだ。展開が早くてすべてが唐突な気もしないではないが、映像向きの作品。猫の「フーカフーカ」した感触に激しく同意。最後のお母さんの手紙に泣けた。
読了日:3月16日 著者:川村 元気
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/27058370
■吹奏楽部あるある
私自身は楽器オンチなんだけど、周りに奏者が多いせいか、「あるある!」と叫ぶことができる(笑)。元トランペット、今ユーフォ吹きのムスメが部活に持って行ったら大人気だったそうですw あるあるシリーズ面白い!
読了日:3月15日 著者:
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/27578613
■雪猫
猫が出てくる話はたいてい泣けるから気後れする。読まなきゃいいんだけど猫が好きだからついつい手に取ってしまう…。そして御多分にもれず、本作も泣けました。猫に語らせるなんてやっぱりずるい。でもど真ん中! いちずに飼い主を思う猫たちの行動に夢があり涙を誘う。長く生きれば特殊な才能が生まれるらしい。空中を飛べたり、ニンゲンになったり、字が書けたり?! ファンタジーだけど哲学的でいろいろと考えさせられる。猫の話すことがわかるのは神経衰弱なんだってよ。はは…(^_^;)でも猫を失うくらいなら狂った方がいいな。
読了日:3月14日 著者:大山 淳子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/27057784
■笑うハーレキン
ハーレキンとはなんぞや?と思いながら読み進めていくうちに、道化師のことだとわかる。なぜ「笑う道化師」にしなかったのか、ぜひとも道尾さんに聞きたいところ(笑)。さて今回は白道尾でも黒道尾でもない、何色なんだろう?なお話だけど、人情と生きる力強さみたいのが感じられる、カラスの親指や本作のようなお話、大好きです。道尾さんもきっとまだまだ隠し球をお持ちだろうけれど、アラフォーを迎えて渋みのある文章になってきた気がするのは私だけでしょうか。もっとこういうお話を読みたい!道尾作品19作目。
読了日:3月10日 著者:道尾 秀介
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/26886300
■ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~ (メディアワークス文庫)
わわわ!イキナリお母さん登場だよ∑(゚Д゚) 今回は江戸川乱歩をテーマに、登場人物たちの別の顔を見ることになるお話。智恵子さんしかり、依頼人しかり、そういえば栞子さんだってすでに2面性あるし…。乱歩はたしかに名前は知っていてもちゃんと読んだ記憶がない(^_^;)少年探偵団はこどものころに少し読んだ気もするけど、改めて読んでみようかな。 読後はまだもやもやしてるけれど、井上さんと和解できたことはよかった。栞子さんと五浦くんとの今後が楽しみw そして、栞子さんや智恵子さんの″業″の深さに恐れいった。
読了日:3月7日 著者:三上 延
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/26869063
■光圀伝
750ページ!我ながらよく読めたと思う。読み始めから読了まで10日くらいかかったが、400ページあたりからは1日で読んだ。あまりにおもしろくて続きが知りたくて。幸せな読書タイムだった。歴史小説は読まず嫌いだったが、テーマが光圀ということですんなりこの世界に入れたのではないかと思う。実史と推察とを混ぜ合わせた歴史小説には真実を求めがちだが、こんなにわかりやすくおもしろいならフィクションでもいい。読書の世界にもてっぺんがないことに改めて気づかされた。本屋大賞がなければ出会えなかったな。感謝。
読了日:3月1日 著者:冲方 丁
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/26602147
▼読書メーター
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返してはまた借りるというのを3回くらいやって諦めた(^_^;)
落ち着いたらリベンジする本がいっぱいだ。
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2013年3月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:2691ページ
ナイス数:193ナイス
http://book.akahoshitakuya.com/u/46133/matome?invite_id=46133
■こちら弁天通りラッキーロード商店街
寂れた地方の商店街。老人ばかりの店主に請われ、借金から逃げてきた偽坊主が100円商店街を提案する。100円の商品に限らずサービスも100円で行うアイディアもよかった。痛快な快進撃。しかし、ここまで作り込んでおきながら最後は老人たちに借金背負わせてハッピーエンドとは、すっきりしない。設定はおもしろかったし、最後までぐいぐい読めただけに、ああ!ラストが惜しい!編集ガールのような失速感。
読了日:3月28日 著者:五十嵐 貴久
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/27579211
■美少女教授・桐島統子の事件研究録
若返り病なんてまた奇想天外な…と思ったけれど、科学者ならばありえなくもない設定?で楽しく読めました。科学と吸血鬼の対比もおもしろい。ウイルスについては実際にありそうで(実は水面下ではすでに実用化されていたりして…)リアルに怖かった。桐島教授にはこのままでいてほしいですねぇ。そしてほんのり漂っていたラヴ要素を続編で回収していただく、とw
読了日:3月24日 著者:喜多 喜久
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/27578827
■世界から猫が消えたなら
本屋大賞ノミネート作品。連続で猫モノだ(^_^;) 余命わずかな主人公が悪魔と出会う。悪魔は世界からひとつ何かを消すたびに一日寿命が伸びるとけしかけらる。取引にのって、電話、時計、映画など主人公にとって大切なものを次々と余命と引き換えに消していくが、最後の猫だけが消せない。猫がいなくなるなら自分がいなくなった方がいい。そして大切なことに気付くのだ。展開が早くてすべてが唐突な気もしないではないが、映像向きの作品。猫の「フーカフーカ」した感触に激しく同意。最後のお母さんの手紙に泣けた。
読了日:3月16日 著者:川村 元気
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■吹奏楽部あるある
私自身は楽器オンチなんだけど、周りに奏者が多いせいか、「あるある!」と叫ぶことができる(笑)。元トランペット、今ユーフォ吹きのムスメが部活に持って行ったら大人気だったそうですw あるあるシリーズ面白い!
読了日:3月15日 著者:
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/27578613
■雪猫
猫が出てくる話はたいてい泣けるから気後れする。読まなきゃいいんだけど猫が好きだからついつい手に取ってしまう…。そして御多分にもれず、本作も泣けました。猫に語らせるなんてやっぱりずるい。でもど真ん中! いちずに飼い主を思う猫たちの行動に夢があり涙を誘う。長く生きれば特殊な才能が生まれるらしい。空中を飛べたり、ニンゲンになったり、字が書けたり?! ファンタジーだけど哲学的でいろいろと考えさせられる。猫の話すことがわかるのは神経衰弱なんだってよ。はは…(^_^;)でも猫を失うくらいなら狂った方がいいな。
読了日:3月14日 著者:大山 淳子
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■笑うハーレキン
ハーレキンとはなんぞや?と思いながら読み進めていくうちに、道化師のことだとわかる。なぜ「笑う道化師」にしなかったのか、ぜひとも道尾さんに聞きたいところ(笑)。さて今回は白道尾でも黒道尾でもない、何色なんだろう?なお話だけど、人情と生きる力強さみたいのが感じられる、カラスの親指や本作のようなお話、大好きです。道尾さんもきっとまだまだ隠し球をお持ちだろうけれど、アラフォーを迎えて渋みのある文章になってきた気がするのは私だけでしょうか。もっとこういうお話を読みたい!道尾作品19作目。
読了日:3月10日 著者:道尾 秀介
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■ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~ (メディアワークス文庫)
わわわ!イキナリお母さん登場だよ∑(゚Д゚) 今回は江戸川乱歩をテーマに、登場人物たちの別の顔を見ることになるお話。智恵子さんしかり、依頼人しかり、そういえば栞子さんだってすでに2面性あるし…。乱歩はたしかに名前は知っていてもちゃんと読んだ記憶がない(^_^;)少年探偵団はこどものころに少し読んだ気もするけど、改めて読んでみようかな。 読後はまだもやもやしてるけれど、井上さんと和解できたことはよかった。栞子さんと五浦くんとの今後が楽しみw そして、栞子さんや智恵子さんの″業″の深さに恐れいった。
読了日:3月7日 著者:三上 延
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/26869063
■光圀伝
750ページ!我ながらよく読めたと思う。読み始めから読了まで10日くらいかかったが、400ページあたりからは1日で読んだ。あまりにおもしろくて続きが知りたくて。幸せな読書タイムだった。歴史小説は読まず嫌いだったが、テーマが光圀ということですんなりこの世界に入れたのではないかと思う。実史と推察とを混ぜ合わせた歴史小説には真実を求めがちだが、こんなにわかりやすくおもしろいならフィクションでもいい。読書の世界にもてっぺんがないことに改めて気づかされた。本屋大賞がなければ出会えなかったな。感謝。
読了日:3月1日 著者:冲方 丁
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/26602147
▼読書メーター
http://book.akahoshitakuya.com/
2013年2月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:2125ページ
ナイス数:185ナイス
http://book.akahoshitakuya.com/u/46133/matome?invite_id=46133
■旅猫リポート
号泣・°°・(>_<)・°°・。これは猫の日のスペシャルとしてとっておいたけど、結局我慢できなくて読んでしまった。泣くのはわかっていたの愛するネコちゃんず以外誰もいない時に読んだ…( ̄▽ ̄;)これは泣くためのお話だ。反則というか直球というか、ネコ好きにはたまらないし、辛すぎる。移りゆく季節の風景をネコ目線で語られて、旅の終わりに近づく気配に涙腺ゆるみっぱなし。けれども最後は泣き笑いでしっかり見送れる自分もいる。辛いけど何度も読み直してしまうだろうな。有川さんはベタベタの恋愛モノよりもこういうのが好き。
読了日:2月14日 著者:有川 浩
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/26304111
■晴天の迷いクジラ
ある日ふと生きることに執着を感じなくなった3人の旅物語。年齢も性別も生い立ちもバラバラな3人だが、3人とも苦しい過去を抱えている。死ぬ前にクジラを見に行こうと南へ向かう。クジラの町に着いてからの3人は家族のようにふるまう。そうしているうちに本当の家族のような気持ちにもなる。決して幸せではなかった過去を葬り、未来への、生への執着が湧いてくる。おばあちゃんの言葉が沁みる。あんな風にすべてを受け入れてもらえたらどんなに楽になるだろうか。窪さんの描く人物はみんなたくましい。
読了日:2月11日 著者:窪 美澄
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/26301170
■きみはいい子 (一般書)
新興住宅地での虐待をテーマにした連作集。一言で「虐待」とくくってしまうと乱暴かもしれない。虐待する側(たいていは保護者)、される側(たいていは子ども)だとしても、子どもも大きくなれば保護者も年老いて、姥捨山のように捨てられることだってある。親子の関係や地域との関わりなど、さらりとした文体ながらいろいろと考えさせられた。中では「うそつき」が好き。優しく大らかな視点で描かれてる。全編を通して、虐待が最終的には愛情に変わる優しさが残されている。抱きしめたり手をつなぐことの重要性を再確認した。
読了日:2月6日 著者:中脇 初枝
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/25918472
■百年法 下
百年法によって生への執着が様々な形で綴られる下巻。新たな主人公を軸に百年法施行後の時代が語られる。一方、官僚側の奔走、体制側の策略も描かれ後半はきな臭くなってくる。軍事クーデターからゼロ号発動にかけてはいろんな感情が渦巻いた。そして人類存続への新たなる問題も起こり日本はどうなってしまうのかー。これは一気に読んだ。息つかせぬ展開とはまさにこのこと。終章を淡々と読み上げるケンの姿が目に浮かぶ。鼻の奥がツンとなる。生とはー、未来とはー、愛とはー…いろんなことを考えさせる素晴らしい小説だった。
読了日:2月4日 著者:山田 宗樹
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/25870892
■きいろいゾウ
映画を観る前に原作。西さん画のゾウと鳥がいい。それぞれツマとムコさんを現してるかのよう。不思議な夫婦の愛情物語だった。ムコさんの過去や痛みはなんとなく理解できた。が、ツマの不安定感についていけず戸惑う。ココロは完全にツマ寄りなのに、寄り添えない自分がもどかしい。周りの人々も変わっているけれど、唯一まともな大地くんが俯瞰してくれてるからみんなどこかに踏み外さないで済んだのではないかと思う。9歳に頼りすぎだね(笑)。映画、楽しみです。
読了日:2月3日 著者:西 加奈子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/25871552
■百年法 上
松子の原作は読んでいないので初読みの作家さん。百年法は初のSF小説ということだけど、アイディア、設定、ストーリーどれを取ってもすばらしい。SF小説、そしてこの厚さで上下巻というボリュームに、本屋大賞ノミネート作品でなければ手が出ないところだったけれど、読んでよかった!ーー不老化ウィルスの開発で老いることのなくなった世界。人口増化を防ぐため、処置を受けてから百年で基本的人権を放棄するという、いわゆる『百年法』。その是非をめぐる近未来の話。あっという間にこの世界に引き込まれて2日で読んでしまった。いざ、下巻へ
読了日:2月1日 著者:山田 宗樹
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/25870586
▼読書メーター
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読んだ本の数:6冊
読んだページ数:2125ページ
ナイス数:185ナイス
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■旅猫リポート
号泣・°°・(>_<)・°°・。これは猫の日のスペシャルとしてとっておいたけど、結局我慢できなくて読んでしまった。泣くのはわかっていたの愛するネコちゃんず以外誰もいない時に読んだ…( ̄▽ ̄;)これは泣くためのお話だ。反則というか直球というか、ネコ好きにはたまらないし、辛すぎる。移りゆく季節の風景をネコ目線で語られて、旅の終わりに近づく気配に涙腺ゆるみっぱなし。けれども最後は泣き笑いでしっかり見送れる自分もいる。辛いけど何度も読み直してしまうだろうな。有川さんはベタベタの恋愛モノよりもこういうのが好き。
読了日:2月14日 著者:有川 浩
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■晴天の迷いクジラ
ある日ふと生きることに執着を感じなくなった3人の旅物語。年齢も性別も生い立ちもバラバラな3人だが、3人とも苦しい過去を抱えている。死ぬ前にクジラを見に行こうと南へ向かう。クジラの町に着いてからの3人は家族のようにふるまう。そうしているうちに本当の家族のような気持ちにもなる。決して幸せではなかった過去を葬り、未来への、生への執着が湧いてくる。おばあちゃんの言葉が沁みる。あんな風にすべてを受け入れてもらえたらどんなに楽になるだろうか。窪さんの描く人物はみんなたくましい。
読了日:2月11日 著者:窪 美澄
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■きみはいい子 (一般書)
新興住宅地での虐待をテーマにした連作集。一言で「虐待」とくくってしまうと乱暴かもしれない。虐待する側(たいていは保護者)、される側(たいていは子ども)だとしても、子どもも大きくなれば保護者も年老いて、姥捨山のように捨てられることだってある。親子の関係や地域との関わりなど、さらりとした文体ながらいろいろと考えさせられた。中では「うそつき」が好き。優しく大らかな視点で描かれてる。全編を通して、虐待が最終的には愛情に変わる優しさが残されている。抱きしめたり手をつなぐことの重要性を再確認した。
読了日:2月6日 著者:中脇 初枝
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■百年法 下
百年法によって生への執着が様々な形で綴られる下巻。新たな主人公を軸に百年法施行後の時代が語られる。一方、官僚側の奔走、体制側の策略も描かれ後半はきな臭くなってくる。軍事クーデターからゼロ号発動にかけてはいろんな感情が渦巻いた。そして人類存続への新たなる問題も起こり日本はどうなってしまうのかー。これは一気に読んだ。息つかせぬ展開とはまさにこのこと。終章を淡々と読み上げるケンの姿が目に浮かぶ。鼻の奥がツンとなる。生とはー、未来とはー、愛とはー…いろんなことを考えさせる素晴らしい小説だった。
読了日:2月4日 著者:山田 宗樹
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■きいろいゾウ
映画を観る前に原作。西さん画のゾウと鳥がいい。それぞれツマとムコさんを現してるかのよう。不思議な夫婦の愛情物語だった。ムコさんの過去や痛みはなんとなく理解できた。が、ツマの不安定感についていけず戸惑う。ココロは完全にツマ寄りなのに、寄り添えない自分がもどかしい。周りの人々も変わっているけれど、唯一まともな大地くんが俯瞰してくれてるからみんなどこかに踏み外さないで済んだのではないかと思う。9歳に頼りすぎだね(笑)。映画、楽しみです。
読了日:2月3日 著者:西 加奈子
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■百年法 上
松子の原作は読んでいないので初読みの作家さん。百年法は初のSF小説ということだけど、アイディア、設定、ストーリーどれを取ってもすばらしい。SF小説、そしてこの厚さで上下巻というボリュームに、本屋大賞ノミネート作品でなければ手が出ないところだったけれど、読んでよかった!ーー不老化ウィルスの開発で老いることのなくなった世界。人口増化を防ぐため、処置を受けてから百年で基本的人権を放棄するという、いわゆる『百年法』。その是非をめぐる近未来の話。あっという間にこの世界に引き込まれて2日で読んでしまった。いざ、下巻へ
読了日:2月1日 著者:山田 宗樹
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▼読書メーター
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2012年12月の読書メーター
読んだ本の数:13冊
読んだページ数:3785ページ
ナイス数:155ナイス
http://book.akahoshitakuya.com/u/46133/matome?invite_id=46133
■秘密 -トップ・シークレット- 12 (ジェッツコミックス)
10巻から立て続けに読んでいて、緊張のためかちょっと吐きそうになったり(^_^;)でも!こういう終わり方でホッとしました。いろんな辛い思いをして苦しんできたけれど、希望を捨てない第九に幸あれ!いつかまた薪さんと青木くんが一緒に仕事できるといいよね。
読了日:12月31日 著者:清水玲子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/25056019
■秘密 -トップ・シークレット- 11 (ジェッツコミックス)
12巻と同時発売とか、普通ないから!(笑)コミックス派でよかった。続き気になりすぎ!!ていうか、え?え?愛知県警?って一回読んだだけじゃあわかんなかったよ(^_^;)
読了日:12月31日 著者:清水玲子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/25055946
■秘密 -トップ・シークレット- 10 (ジェッツコミックス)
11、12巻を手にいれてから開封の10巻。しかし…うわぁ…こうくるか。薪さん壊れないでー((((;゚Д゚)))))))終わりに近づいていってる感満載。
読了日:12月29日 著者:清水玲子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/24821823
■生きるぼくら
待ってましたー!農業新聞に連載されていた作品の書籍化。ラブコメで予習した甲斐あり、自然農法の米作りについてはサクサク進んだ。引きこもりの「人生」くんが蓼科でマーサおばあちゃんと再会し、米作りを通じて自立するお話。いじめの体験、梅干しの苦い味、おばあちゃんとの幸せな思い出、引きこもり時代の四角い部屋、母との父との思い出、蓼科の優しい風景、米と共に生きるぼくら、新しい仲間と家族ー。そのすべてに見事に泣かされてしまった。人生もつぼみも、すべてを肯定し受け入れるおばあちゃんにどれだけ救われただろう。
読了日:12月28日 著者:原田マハ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/24789459
■禁断の魔術 ガリレオ8
図書館で長々と待ったわりにはあっさりと読了。ガリレオシリーズは、科学絡みの謎というよりは、やはり「人」なんだなぁと改めて思った。湯川先生の人間臭いところが垣間見られてよかったな。最後でセンセは渡米してしまったけど、草薙さんには海外まで追いかけて行って欲しいです(笑)
読了日:12月22日 著者:東野 圭吾
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/24657381
■スイーパーズ 事件現場掃除人
モップガール続編。前作よりグロさが減ってより読みやすくなった。桃子と翔の関係が意外だったが、桃子のお父さんの事件にはもっと驚いた。そんな裏があったとは…。まぁ息子が出てきた時点でだいたいわかっちゃったけどね。桃子が犬になる回が一番おもしろかった。また北川景子でドラマも続編やってくれないかなぁvv
読了日:12月20日 著者:加藤 実秋
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/24657262
■少しだけ、おともだち
ブラックな「おともだち」関係の短編集。いきなり幼女の話からで少し怖じ気づいた。出てくる女性たちがみんな少しの毒を持っていて、話の底辺にはヒヤリとしたものを感じる。人間というか、女性をよくも悪くもうまく描けていると思う。
読了日:12月13日 著者:朝倉 かすみ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/24422135
■東京ローカルサイキック
山本さん、まさかのSF小説。慣れないからなぁ…なかなか物語に入り込めなくて、図書館で何度も延長してもらった。第一部のじれったさと第二部のスピード感の対比がうまい。巧みな人物像や構成力が、超能力やピンクのクラゲのファンタジー性を支えている。クラゲの歴史にも驚かされたけど、結局は「愛は勝つ」ってことでハッピーエンド。ま、これはこれでおもしろかったけどね。
読了日:12月13日 著者:山本 幸久
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/24410363
■私にふさわしいホテル
一話はあねもねで既読。可能性を秘めた作家、中島加代子がここまで化けるとは、一話目では想像もできなかった。一話目は痛快だったが、成功や挫折を重ね、回を追うごとに卑しく浅ましい姿になっていく加代子にだんだん寄り添えなくなってきた。ただ、敵対しあっている東十条との一時休戦や、互いに鼓舞しあう姿にはニヤリとさせられる。作家とは、作家を目指した日から一生涯作家なのだろう。作家って恐いな…(笑)。
読了日:12月12日 著者:柚木 麻子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/24410610
■七緒のために
10年の時を経てまとめられた2つの作品。表題作は傷つき傷つけ合う少女たちの内面をオブラートに包んで描いた作品。この年代にはありがちな夢想性や自傷性を繊細な言葉で紡ぐ。もう一つの「水の花火」の方が自分が求める島本さんのままで、好き。なにより表面的な「傷」がないのが安心できる。最近の島本さんは痛々しくて、読んでいて辛くなる。またこういう作品も書いてほしいな。
読了日:12月10日 著者:島本 理生
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/24365275
■あと少し、もう少し
楽しかった!一気読み。自分も駅伝のメンバーな気分で読んだ。6区間の走者がそれぞれ自分と向き合い、仲間と向き合い、襷をつなげて行く。全員が全員分の印象やエピソードを語る構成がうまい。中学生だからこそのひたむきさや輝きがここにはある。引き締め役ならぬ肩の力を抜く役の上原先生がこれまたいい。
読了日:12月8日 著者:瀬尾 まいこ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/24308937
■編集ガール!
出版社の経理部で働くOLが社長の鶴の一声で編集長に!ーーーという設定も構成も今ひとつなお仕事小説。新人編集長の久美子が畑違いの職場で右往左往してるうちはよかったけれど、物事がひとつ動き出してからが残念な感じ。必死で頑張ってるように書かれているわりにはその必死さが伝わってこない。恋人との関係もありきたりな展開。せっかくおもしろそうなサブキャラを揃えたんだからもっと掘り下げてほしかったなぁ。
読了日:12月6日 著者:五十嵐貴久
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/24304203
■スリジエセンター1991
終わってしまった。後の作品にスリジエセンターが出てこないこと、ケルベロスで高階院長が後悔していたことを考えると、この結末はだいたい予想できてはいたけど…。 にしても悲しい。世良先生と一緒にロイヤルスイートで呆然と佇んでしまいました。桜の表紙が切ないです。ーーーラストの章はとにかく衝撃的でしたが、極北の世良センセや若かりし頃の彦根センセ、速水センセの伝説までも盛り込んだ本作は近年では一番面白かったです。バチスタが終わってもまだ伏線はいっぱいある!次回作期待してます。
読了日:12月2日 著者:海堂 尊
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/24168134
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読んだ本の数:13冊
読んだページ数:3785ページ
ナイス数:155ナイス
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■秘密 -トップ・シークレット- 12 (ジェッツコミックス)
10巻から立て続けに読んでいて、緊張のためかちょっと吐きそうになったり(^_^;)でも!こういう終わり方でホッとしました。いろんな辛い思いをして苦しんできたけれど、希望を捨てない第九に幸あれ!いつかまた薪さんと青木くんが一緒に仕事できるといいよね。
読了日:12月31日 著者:清水玲子
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■秘密 -トップ・シークレット- 11 (ジェッツコミックス)
12巻と同時発売とか、普通ないから!(笑)コミックス派でよかった。続き気になりすぎ!!ていうか、え?え?愛知県警?って一回読んだだけじゃあわかんなかったよ(^_^;)
読了日:12月31日 著者:清水玲子
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■秘密 -トップ・シークレット- 10 (ジェッツコミックス)
11、12巻を手にいれてから開封の10巻。しかし…うわぁ…こうくるか。薪さん壊れないでー((((;゚Д゚)))))))終わりに近づいていってる感満載。
読了日:12月29日 著者:清水玲子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/24821823
■生きるぼくら
待ってましたー!農業新聞に連載されていた作品の書籍化。ラブコメで予習した甲斐あり、自然農法の米作りについてはサクサク進んだ。引きこもりの「人生」くんが蓼科でマーサおばあちゃんと再会し、米作りを通じて自立するお話。いじめの体験、梅干しの苦い味、おばあちゃんとの幸せな思い出、引きこもり時代の四角い部屋、母との父との思い出、蓼科の優しい風景、米と共に生きるぼくら、新しい仲間と家族ー。そのすべてに見事に泣かされてしまった。人生もつぼみも、すべてを肯定し受け入れるおばあちゃんにどれだけ救われただろう。
読了日:12月28日 著者:原田マハ
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■禁断の魔術 ガリレオ8
図書館で長々と待ったわりにはあっさりと読了。ガリレオシリーズは、科学絡みの謎というよりは、やはり「人」なんだなぁと改めて思った。湯川先生の人間臭いところが垣間見られてよかったな。最後でセンセは渡米してしまったけど、草薙さんには海外まで追いかけて行って欲しいです(笑)
読了日:12月22日 著者:東野 圭吾
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/24657381
■スイーパーズ 事件現場掃除人
モップガール続編。前作よりグロさが減ってより読みやすくなった。桃子と翔の関係が意外だったが、桃子のお父さんの事件にはもっと驚いた。そんな裏があったとは…。まぁ息子が出てきた時点でだいたいわかっちゃったけどね。桃子が犬になる回が一番おもしろかった。また北川景子でドラマも続編やってくれないかなぁvv
読了日:12月20日 著者:加藤 実秋
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/24657262
■少しだけ、おともだち
ブラックな「おともだち」関係の短編集。いきなり幼女の話からで少し怖じ気づいた。出てくる女性たちがみんな少しの毒を持っていて、話の底辺にはヒヤリとしたものを感じる。人間というか、女性をよくも悪くもうまく描けていると思う。
読了日:12月13日 著者:朝倉 かすみ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/24422135
■東京ローカルサイキック
山本さん、まさかのSF小説。慣れないからなぁ…なかなか物語に入り込めなくて、図書館で何度も延長してもらった。第一部のじれったさと第二部のスピード感の対比がうまい。巧みな人物像や構成力が、超能力やピンクのクラゲのファンタジー性を支えている。クラゲの歴史にも驚かされたけど、結局は「愛は勝つ」ってことでハッピーエンド。ま、これはこれでおもしろかったけどね。
読了日:12月13日 著者:山本 幸久
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■私にふさわしいホテル
一話はあねもねで既読。可能性を秘めた作家、中島加代子がここまで化けるとは、一話目では想像もできなかった。一話目は痛快だったが、成功や挫折を重ね、回を追うごとに卑しく浅ましい姿になっていく加代子にだんだん寄り添えなくなってきた。ただ、敵対しあっている東十条との一時休戦や、互いに鼓舞しあう姿にはニヤリとさせられる。作家とは、作家を目指した日から一生涯作家なのだろう。作家って恐いな…(笑)。
読了日:12月12日 著者:柚木 麻子
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■七緒のために
10年の時を経てまとめられた2つの作品。表題作は傷つき傷つけ合う少女たちの内面をオブラートに包んで描いた作品。この年代にはありがちな夢想性や自傷性を繊細な言葉で紡ぐ。もう一つの「水の花火」の方が自分が求める島本さんのままで、好き。なにより表面的な「傷」がないのが安心できる。最近の島本さんは痛々しくて、読んでいて辛くなる。またこういう作品も書いてほしいな。
読了日:12月10日 著者:島本 理生
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/24365275
■あと少し、もう少し
楽しかった!一気読み。自分も駅伝のメンバーな気分で読んだ。6区間の走者がそれぞれ自分と向き合い、仲間と向き合い、襷をつなげて行く。全員が全員分の印象やエピソードを語る構成がうまい。中学生だからこそのひたむきさや輝きがここにはある。引き締め役ならぬ肩の力を抜く役の上原先生がこれまたいい。
読了日:12月8日 著者:瀬尾 まいこ
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■編集ガール!
出版社の経理部で働くOLが社長の鶴の一声で編集長に!ーーーという設定も構成も今ひとつなお仕事小説。新人編集長の久美子が畑違いの職場で右往左往してるうちはよかったけれど、物事がひとつ動き出してからが残念な感じ。必死で頑張ってるように書かれているわりにはその必死さが伝わってこない。恋人との関係もありきたりな展開。せっかくおもしろそうなサブキャラを揃えたんだからもっと掘り下げてほしかったなぁ。
読了日:12月6日 著者:五十嵐貴久
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■スリジエセンター1991
終わってしまった。後の作品にスリジエセンターが出てこないこと、ケルベロスで高階院長が後悔していたことを考えると、この結末はだいたい予想できてはいたけど…。 にしても悲しい。世良先生と一緒にロイヤルスイートで呆然と佇んでしまいました。桜の表紙が切ないです。ーーーラストの章はとにかく衝撃的でしたが、極北の世良センセや若かりし頃の彦根センセ、速水センセの伝説までも盛り込んだ本作は近年では一番面白かったです。バチスタが終わってもまだ伏線はいっぱいある!次回作期待してます。
読了日:12月2日 著者:海堂 尊
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2012年の読書まとめ
2012年12月31日 読書2012年の読書メーター
読んだ本の数:141冊
読んだページ数:37467ページ
ナイス:1452ナイス
感想・レビュー:141件
月間平均冊数:11.8冊
月間平均ページ:3122ページ
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読んだ本の数:141冊
読んだページ数:37467ページ
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感想・レビュー:141件
月間平均冊数:11.8冊
月間平均ページ:3122ページ
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2012年10月の読書メーター
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:3121ページ
ナイス数:105ナイス
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■珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
ううむ…これは評価がわかれそうな作品。ミステリには物足りないし、恋愛モノでもない…だろうし、喫茶店とか決め台詞とか設定はおもしろいんだけど、奥行きがもう少し欲しいところ。アオヤマくんの秘密は、見事ミスリードに乗せられたおかげで楽しく解明に参加できたけど、バリスタの過去もありがちで、マミちゃんも晶子ちゃんも人物像が浅い。登場人物は少ないんだからそのへんはしっかりとキャラ作りをしてもらいたかったな。途中で挫折しそうにはなったけど、最終章の、神経衰弱のカードがバタバタひっくり返るような感じがよかった。
読了日:10月31日 著者:岡崎 琢磨
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■南極がこわれる
多くの人の目に触れるべき本。藤原さんの「こわれる」シリーズは、写真の美しさと反比例して、その地のいまある姿を明確に伝えている。大好きな(アデリー)ペンギンの住む南極のためになにかできることはないか、自問する日々。南極に限らず、ニンゲンによって壊されていく自然界の現状をもっと知るべきだと痛切に感じた。
読了日:10月27日 著者:藤原 幸一
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/23477735
■カラスの親指 by rule of CROW’s thumb
またもややられたー!!絶対にどこかにひっかけがある!とわかっていながら、ミスリードされたまま最後の章へ来てしまった。それにしてもタケさんと一緒によく騙されたこと!あまりにあっぱれで笑ってしまう。 映画化されるというので、まだ読んでいない道尾作品の中から本作を手にとったけど、どうしてもっと早く読まなかったんだろうとなんか悔しい(笑)。登場人物を映画のキャスティングに沿って思い浮かべながら読んだ。みんなびっくりするくらいぴったりだ。面白かった。道尾作品17作目。あと何作残ってるかな。
読了日:10月20日 著者:道尾 秀介
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/23135644
■ガレキノシタ
屋上ミサイルの山下さん、というイメージが一新される作品だった。これはすごく読み応えがあり、最初の数ページで一気にのめり込み、1日で読んでしまった。みんなの話に出てくる『北野くん』は、伊坂作品のキャラクターのようで妙な親近感が湧く。極限状態でもみんないろんなこと考えてるんだな。あんな状況でも笑ったり強がったりして、泣き叫ばないのは側に"誰か"がいたからかな。みんなが助けられた中、新田兄弟の弟くん、若菜ちゃん加奈ちゃんは結局どうなったの?!
読了日:10月17日 著者:山下 貴光
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/23046962
■猫刑事(ネコデカ)
猫や犬が知性化しヒト型のボディを手に入れ、純粋なヒトと共生する近未来のお話。近未来というか…かなりSFチック。ヒト化する(混成体という)過程は難しい説明が多く、ナナメ読み(^_^;)。動物→ヒトだけでなく、ヒト→動物ということもできるらしい。設定はおもしろいけど、略語やルビのついた見慣れない単語がじゃんじゃん出てくるせいで、あまり集中できなかった。猫好きにたまらない?ーそうでもないのでご安心を( ̄〜 ̄;)
読了日:10月16日 著者:一条 明
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/22979218
■ラブ・リプレイ (『このミス』大賞シリーズ)
これは……ミステリーではないよね?! とはいえ、理系学生が不思議体験をするシリーズの3作目。今回はタイムトラベル。これから告白をしようとしていた相手を死体で発見!茫然自失の主人公に、時間を巻き戻してやり直せるというチャンスが舞い降りる。しかも、そのやり直しは10回までという、甘いようなユルいような設定。やり直す度に誰かが死んでしまう危機を乗り越え、ラストはいかにーー。 でもやっぱり、最後はこうでなくちゃね!(≧∇≦)
読了日:10月14日 著者:喜多 喜久
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/22920984
■THE BOOKS 365人の本屋さんがどうしても届けたい「この一冊」
書店員の本への愛情と、ミシマ社さんの書店への愛情が両方とも感じられる本。こうみると、なんと知らない本の多いことか。自分の好きな本も全然違う感想があったりで、まるで読書メーターみたいvv 各書の作者とともに、装丁のクレジットも書いてあるところがニクイ。 ジュンク堂新宿店の「書店員が本当に売りたかった本」と合わせて、書棚に置いておきたい本。 取次通さない直取引か…ウチにも来てくれないかしらん。
読了日:10月14日 著者:ミシマ社 編
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/22920509
■ル・コルビュジエの勇気ある住宅 (とんぼの本)
建築家・安藤忠雄によるコルビュジエの解説集。写真が多いのが嬉しい。 数年前、森美術館へコルビュジエ展を見に行った。あのとき再現されていたカプ・マルタンの休暇小屋や、有名すぎるほどのサヴォワ邸や、ユニテ・ダビタシオンの集合住宅など、人が住む家をメインに解説されている。 ところどころにはさまれる安藤作品との対比も面白い。 安藤氏は結局はコルビュジエに直接師事することはなかったが、住宅に対するその遺伝子は、こんな風に連綿と引き継がれていくのだろう。
読了日:10月14日 著者:安藤 忠雄
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/22919815
■世界遺産 一度は行きたい100選 南北アメリカ・オセアニア (楽学ブックス)
とにかく写真がキレイ。説明も簡潔でわかりやすい。他の地域も読んでみたい。オールカラーなのでいいお値段だけど、本棚にあって、思いついた時に世界旅行の気分を味わえるならお得だ。
読了日:10月8日 著者:小林 克己
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/22763821
■ブラスデイズ
音楽をやっている人に憧れる。だからか音楽を題材とした小説が好きだ。この作品も高校の吹奏楽部のお話。始めは、一人の新入部員が様々な問題にぶつかりながら成長するお話なのかと思っていた。ところが、パラレルワールドや超能力が出てきたり、視点がころころ変わるせいで全体が掴みづらく気持ちの盛り上がりに欠ける。一人ひとりを描くならしっかりと最後まで描ききって欲しかった。パラレルワールドの収束はそれでいいのか?!ダンプの過去もコンクールの結果もいろんな意味で不完全燃焼。でも続きが読みたい!俊平は1年生だからまだ2年ある!
読了日:10月7日 著者:中山 智幸
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/22745384
■虚像の道化師 ガリレオ 7
前回の真夏の方程式でも書いたことだが、自分の中でのキャラクター像が確立されているから、本当にすんなりとこの世界に入り込める作品。ガリレオシリーズも7作目。毎回楽しませてもらっている。実は草薙さんも優秀な刑事なんだな、と今回改めて気づいた(遅い?)。湯川センセの物理学者としての活躍は最初の2篇だけで、あとはやはり推理力で解決か。ちょっと物足りない気もしないではないが、湯川センセならなんでもOK!かな(^_^;)
読了日:10月4日 著者:東野 圭吾
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/22658304
▼読書メーター
http://book.akahoshitakuya.com/
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:3121ページ
ナイス数:105ナイス
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■珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
ううむ…これは評価がわかれそうな作品。ミステリには物足りないし、恋愛モノでもない…だろうし、喫茶店とか決め台詞とか設定はおもしろいんだけど、奥行きがもう少し欲しいところ。アオヤマくんの秘密は、見事ミスリードに乗せられたおかげで楽しく解明に参加できたけど、バリスタの過去もありがちで、マミちゃんも晶子ちゃんも人物像が浅い。登場人物は少ないんだからそのへんはしっかりとキャラ作りをしてもらいたかったな。途中で挫折しそうにはなったけど、最終章の、神経衰弱のカードがバタバタひっくり返るような感じがよかった。
読了日:10月31日 著者:岡崎 琢磨
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/23408858
■南極がこわれる
多くの人の目に触れるべき本。藤原さんの「こわれる」シリーズは、写真の美しさと反比例して、その地のいまある姿を明確に伝えている。大好きな(アデリー)ペンギンの住む南極のためになにかできることはないか、自問する日々。南極に限らず、ニンゲンによって壊されていく自然界の現状をもっと知るべきだと痛切に感じた。
読了日:10月27日 著者:藤原 幸一
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/23477735
■カラスの親指 by rule of CROW’s thumb
またもややられたー!!絶対にどこかにひっかけがある!とわかっていながら、ミスリードされたまま最後の章へ来てしまった。それにしてもタケさんと一緒によく騙されたこと!あまりにあっぱれで笑ってしまう。 映画化されるというので、まだ読んでいない道尾作品の中から本作を手にとったけど、どうしてもっと早く読まなかったんだろうとなんか悔しい(笑)。登場人物を映画のキャスティングに沿って思い浮かべながら読んだ。みんなびっくりするくらいぴったりだ。面白かった。道尾作品17作目。あと何作残ってるかな。
読了日:10月20日 著者:道尾 秀介
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/23135644
■ガレキノシタ
屋上ミサイルの山下さん、というイメージが一新される作品だった。これはすごく読み応えがあり、最初の数ページで一気にのめり込み、1日で読んでしまった。みんなの話に出てくる『北野くん』は、伊坂作品のキャラクターのようで妙な親近感が湧く。極限状態でもみんないろんなこと考えてるんだな。あんな状況でも笑ったり強がったりして、泣き叫ばないのは側に"誰か"がいたからかな。みんなが助けられた中、新田兄弟の弟くん、若菜ちゃん加奈ちゃんは結局どうなったの?!
読了日:10月17日 著者:山下 貴光
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■猫刑事(ネコデカ)
猫や犬が知性化しヒト型のボディを手に入れ、純粋なヒトと共生する近未来のお話。近未来というか…かなりSFチック。ヒト化する(混成体という)過程は難しい説明が多く、ナナメ読み(^_^;)。動物→ヒトだけでなく、ヒト→動物ということもできるらしい。設定はおもしろいけど、略語やルビのついた見慣れない単語がじゃんじゃん出てくるせいで、あまり集中できなかった。猫好きにたまらない?ーそうでもないのでご安心を( ̄〜 ̄;)
読了日:10月16日 著者:一条 明
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■ラブ・リプレイ (『このミス』大賞シリーズ)
これは……ミステリーではないよね?! とはいえ、理系学生が不思議体験をするシリーズの3作目。今回はタイムトラベル。これから告白をしようとしていた相手を死体で発見!茫然自失の主人公に、時間を巻き戻してやり直せるというチャンスが舞い降りる。しかも、そのやり直しは10回までという、甘いようなユルいような設定。やり直す度に誰かが死んでしまう危機を乗り越え、ラストはいかにーー。 でもやっぱり、最後はこうでなくちゃね!(≧∇≦)
読了日:10月14日 著者:喜多 喜久
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■THE BOOKS 365人の本屋さんがどうしても届けたい「この一冊」
書店員の本への愛情と、ミシマ社さんの書店への愛情が両方とも感じられる本。こうみると、なんと知らない本の多いことか。自分の好きな本も全然違う感想があったりで、まるで読書メーターみたいvv 各書の作者とともに、装丁のクレジットも書いてあるところがニクイ。 ジュンク堂新宿店の「書店員が本当に売りたかった本」と合わせて、書棚に置いておきたい本。 取次通さない直取引か…ウチにも来てくれないかしらん。
読了日:10月14日 著者:ミシマ社 編
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/22920509
■ル・コルビュジエの勇気ある住宅 (とんぼの本)
建築家・安藤忠雄によるコルビュジエの解説集。写真が多いのが嬉しい。 数年前、森美術館へコルビュジエ展を見に行った。あのとき再現されていたカプ・マルタンの休暇小屋や、有名すぎるほどのサヴォワ邸や、ユニテ・ダビタシオンの集合住宅など、人が住む家をメインに解説されている。 ところどころにはさまれる安藤作品との対比も面白い。 安藤氏は結局はコルビュジエに直接師事することはなかったが、住宅に対するその遺伝子は、こんな風に連綿と引き継がれていくのだろう。
読了日:10月14日 著者:安藤 忠雄
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/22919815
■世界遺産 一度は行きたい100選 南北アメリカ・オセアニア (楽学ブックス)
とにかく写真がキレイ。説明も簡潔でわかりやすい。他の地域も読んでみたい。オールカラーなのでいいお値段だけど、本棚にあって、思いついた時に世界旅行の気分を味わえるならお得だ。
読了日:10月8日 著者:小林 克己
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/22763821
■ブラスデイズ
音楽をやっている人に憧れる。だからか音楽を題材とした小説が好きだ。この作品も高校の吹奏楽部のお話。始めは、一人の新入部員が様々な問題にぶつかりながら成長するお話なのかと思っていた。ところが、パラレルワールドや超能力が出てきたり、視点がころころ変わるせいで全体が掴みづらく気持ちの盛り上がりに欠ける。一人ひとりを描くならしっかりと最後まで描ききって欲しかった。パラレルワールドの収束はそれでいいのか?!ダンプの過去もコンクールの結果もいろんな意味で不完全燃焼。でも続きが読みたい!俊平は1年生だからまだ2年ある!
読了日:10月7日 著者:中山 智幸
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/22745384
■虚像の道化師 ガリレオ 7
前回の真夏の方程式でも書いたことだが、自分の中でのキャラクター像が確立されているから、本当にすんなりとこの世界に入り込める作品。ガリレオシリーズも7作目。毎回楽しませてもらっている。実は草薙さんも優秀な刑事なんだな、と今回改めて気づいた(遅い?)。湯川センセの物理学者としての活躍は最初の2篇だけで、あとはやはり推理力で解決か。ちょっと物足りない気もしないではないが、湯川センセならなんでもOK!かな(^_^;)
読了日:10月4日 著者:東野 圭吾
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▼読書メーター
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2012年9月の読書メーター
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:2737ページ
ナイス数:105ナイス
http://book.akahoshitakuya.com/u/46133/matome?invite_id=46133
■早稲女、女、男
大学によってこんなにも性格が違うものなのかしら?本命受かってたらあんなタイプになってた?それともあんなタイプじゃないからだめだったーーー? 発想や構成はすごくおもしろかったけど、こんなに型にはめたような学生さんばかりなのでしょうか。…など思いつつも登場する女子大生たちは不思議とみんなイヤミな感じがしなくて、好感がもてた。
読了日:9月29日 著者:柚木麻子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/22667479
■女子虫
初めての作家さんなんだけど……良くも悪くも不思議ちゃん。女子のイタイところをいちいち突いてくる連作集。が、なぜかそれが小気味良かったりする。会話文メインで物語が進んでいくが、行間のない唐突な展開に戸惑う。慣れるまで時間がかかったが、慣れてしまえばあっさりと読了。小学生なのに大人びすぎているこどもたちがなんだかコワかったなぁ。
読了日:9月25日 著者:宮崎 誉子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/22421817
■ご近所美術館 (創元クライム・クラブ)
みなさんのレビューで気になっていた作品。重厚なミステリの方が好きだけど、こういうラノベ的なかるーいミステリもいい。登場人物のキャラも立っていて物語に入りやすい。ドラマ化できそう。最後の事件だけ不完全燃焼なんだけど、これは続編に期待にしていいのでしょうか。
読了日:9月18日 著者:森福 都
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/22422033
■神様のカルテ 3
読み終わりたくなかった。この世界観がどうしようもなく好きだ。今回は誰も死なない代わりに、『吉』でのシーンでこれでもかと涙を流した。困難な旅を歩き続ければまたいつか会えるだろうか。
読了日:9月15日 著者:夏川 草介
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/22422174
■あの日、君と Girls (あの日、君と)
シリーズ読破。どれもこれも甘酸っぱくて切なくてもどかしい。少年少女たちのお話の中で、村山さんの作品だけオトナのテイストでこれまたよかった。道尾さんてばお得意の、って感じ。あさのさんの作品が一番すきだなぁ。いろんな人の作品が読めておもしろかった。こういうアンソロジーは大歓迎です!
読了日:9月10日 著者:
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/22039631
■いつか、君へ Girls (集英社文庫)
気になる作家さんばかり。とくに中田永一は気になる!!寡作すぎるー!! …まぁ意外なお話だったけど。しをんさんや島本さん、なんかいつものなじみのあるヒロイン像。関口さん、今野さんハジメマシテ。橋本さんの淡いカンジがいい。でも全体的に印象に残らないお話ばかりだったなぁ。。。
読了日:9月9日 著者:
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/22015961
■いつか、君へ Boys (集英社文庫)
こちらも豪華なメンツだ。朝井さんがこういうお話を書くとは…意外だった。みんなそれぞれ個性が光っていておもしろかったが、唯一のミステリーテイスト、米澤さんの『913』が一番楽しめた。こういう謎解きはワクワクする。 そして、この本でboys、girlsの表紙が繋がってることに気づいた。って遅〜い( ̄▽ ̄;)ゞ
読了日:9月8日 著者:
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/22015615
■ナショナル ジオグラフィックが見た 地球の絶景 (ナショナル・ジオグラフィック)
図書館で一目惚れして借りたけど、買っちゃおうかと思うくらいよかった。ナショジオならではの写真はどれも美しく壮大なものばかり。特に好きなのはアイスランドのブルーラグーン。うっとり眺めるシアワセ。
読了日:9月4日 著者:
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/21842516
■ラブコメ
やられたー! タイトルを見ただけで図書館の予約ボタンをポチッと押してしまったけど、これは小説ではなく『愛☆米』なのですね。あらすじや書評を読まなかったのでこういうことに…( ̄ー ̄) とはいえ、これはこれでおもしろかった。半年間の米作り体験記。自然農ならではの苦労や感激が頁から溢れてくる。マハさんはエッセイもイケルvv 一緒に一畝を耕した"チーム大地"のメンバー、みづきさんのイラストエッセイも違う視点で描かれているためおもしろかった。ハテナ?なKM(コメ)用語も図解だとわかりやすい。
読了日:9月3日 著者:原田 マハ,みづき 水脈
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/21841868
■ICELAND NOTE―24さい、わたしと、オーロラ
うわぁぁぁぁぁぁ。アイスランド行きたい!!! と、またもや思わせる本に出会ってしまった。ペンギンのいる南極かオーロラのアイスランドかーーーー究極の選択!!! ……というか、オーロラは確かに見てみたいけど、ペンギンほどの愛情はなく、なんとなくアイスランドという土地(国)に興味がある。「なんとなく」だけで書店やAmazonでアイスランド関連の本を探したり、旅行パンフレットを取り寄せたり、大使館の電話番号を控えたりしてるのもどうかと思うがvv
読了日:9月2日 著者:miyaco
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/21842317
■あの日、君と Boys (あの日、君と)
伊坂さん目当てで手にとったけど、このシリーズ全部が気になって、とりあえず図書館で揃えた。『僕はそうは思わない』という静かに勇気づけられる言葉の「逆ソクラテス」、よかったなぁ。伊坂さんのお子さんはこんな風に育てられるんだろうか。想像でしかないけれどうらやましい。 個人的にはすごく大きな人とすごく小さな人との邂逅、「ちょうどいい木切れ」がよかった。不思議なお話だけど、なぜかすとんと胸に収まった。すごく小さな人のイメージは、「銀の匙」のエゾノーの校長先生だけどvv
読了日:9月1日 著者:
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/21844239
▼読書メーター
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読んだ本の数:11冊
読んだページ数:2737ページ
ナイス数:105ナイス
http://book.akahoshitakuya.com/u/46133/matome?invite_id=46133
■早稲女、女、男
大学によってこんなにも性格が違うものなのかしら?本命受かってたらあんなタイプになってた?それともあんなタイプじゃないからだめだったーーー? 発想や構成はすごくおもしろかったけど、こんなに型にはめたような学生さんばかりなのでしょうか。…など思いつつも登場する女子大生たちは不思議とみんなイヤミな感じがしなくて、好感がもてた。
読了日:9月29日 著者:柚木麻子
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■女子虫
初めての作家さんなんだけど……良くも悪くも不思議ちゃん。女子のイタイところをいちいち突いてくる連作集。が、なぜかそれが小気味良かったりする。会話文メインで物語が進んでいくが、行間のない唐突な展開に戸惑う。慣れるまで時間がかかったが、慣れてしまえばあっさりと読了。小学生なのに大人びすぎているこどもたちがなんだかコワかったなぁ。
読了日:9月25日 著者:宮崎 誉子
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■ご近所美術館 (創元クライム・クラブ)
みなさんのレビューで気になっていた作品。重厚なミステリの方が好きだけど、こういうラノベ的なかるーいミステリもいい。登場人物のキャラも立っていて物語に入りやすい。ドラマ化できそう。最後の事件だけ不完全燃焼なんだけど、これは続編に期待にしていいのでしょうか。
読了日:9月18日 著者:森福 都
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/22422033
■神様のカルテ 3
読み終わりたくなかった。この世界観がどうしようもなく好きだ。今回は誰も死なない代わりに、『吉』でのシーンでこれでもかと涙を流した。困難な旅を歩き続ければまたいつか会えるだろうか。
読了日:9月15日 著者:夏川 草介
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/22422174
■あの日、君と Girls (あの日、君と)
シリーズ読破。どれもこれも甘酸っぱくて切なくてもどかしい。少年少女たちのお話の中で、村山さんの作品だけオトナのテイストでこれまたよかった。道尾さんてばお得意の、って感じ。あさのさんの作品が一番すきだなぁ。いろんな人の作品が読めておもしろかった。こういうアンソロジーは大歓迎です!
読了日:9月10日 著者:
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■いつか、君へ Girls (集英社文庫)
気になる作家さんばかり。とくに中田永一は気になる!!寡作すぎるー!! …まぁ意外なお話だったけど。しをんさんや島本さん、なんかいつものなじみのあるヒロイン像。関口さん、今野さんハジメマシテ。橋本さんの淡いカンジがいい。でも全体的に印象に残らないお話ばかりだったなぁ。。。
読了日:9月9日 著者:
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/22015961
■いつか、君へ Boys (集英社文庫)
こちらも豪華なメンツだ。朝井さんがこういうお話を書くとは…意外だった。みんなそれぞれ個性が光っていておもしろかったが、唯一のミステリーテイスト、米澤さんの『913』が一番楽しめた。こういう謎解きはワクワクする。 そして、この本でboys、girlsの表紙が繋がってることに気づいた。って遅〜い( ̄▽ ̄;)ゞ
読了日:9月8日 著者:
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/22015615
■ナショナル ジオグラフィックが見た 地球の絶景 (ナショナル・ジオグラフィック)
図書館で一目惚れして借りたけど、買っちゃおうかと思うくらいよかった。ナショジオならではの写真はどれも美しく壮大なものばかり。特に好きなのはアイスランドのブルーラグーン。うっとり眺めるシアワセ。
読了日:9月4日 著者:
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/21842516
■ラブコメ
やられたー! タイトルを見ただけで図書館の予約ボタンをポチッと押してしまったけど、これは小説ではなく『愛☆米』なのですね。あらすじや書評を読まなかったのでこういうことに…( ̄ー ̄) とはいえ、これはこれでおもしろかった。半年間の米作り体験記。自然農ならではの苦労や感激が頁から溢れてくる。マハさんはエッセイもイケルvv 一緒に一畝を耕した"チーム大地"のメンバー、みづきさんのイラストエッセイも違う視点で描かれているためおもしろかった。ハテナ?なKM(コメ)用語も図解だとわかりやすい。
読了日:9月3日 著者:原田 マハ,みづき 水脈
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■ICELAND NOTE―24さい、わたしと、オーロラ
うわぁぁぁぁぁぁ。アイスランド行きたい!!! と、またもや思わせる本に出会ってしまった。ペンギンのいる南極かオーロラのアイスランドかーーーー究極の選択!!! ……というか、オーロラは確かに見てみたいけど、ペンギンほどの愛情はなく、なんとなくアイスランドという土地(国)に興味がある。「なんとなく」だけで書店やAmazonでアイスランド関連の本を探したり、旅行パンフレットを取り寄せたり、大使館の電話番号を控えたりしてるのもどうかと思うがvv
読了日:9月2日 著者:miyaco
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■あの日、君と Boys (あの日、君と)
伊坂さん目当てで手にとったけど、このシリーズ全部が気になって、とりあえず図書館で揃えた。『僕はそうは思わない』という静かに勇気づけられる言葉の「逆ソクラテス」、よかったなぁ。伊坂さんのお子さんはこんな風に育てられるんだろうか。想像でしかないけれどうらやましい。 個人的にはすごく大きな人とすごく小さな人との邂逅、「ちょうどいい木切れ」がよかった。不思議なお話だけど、なぜかすとんと胸に収まった。すごく小さな人のイメージは、「銀の匙」のエゾノーの校長先生だけどvv
読了日:9月1日 著者:
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/21844239
▼読書メーター
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2012年8月の読書メーター
読んだ本の数:17冊
読んだページ数:4117ページ
ナイス数:179ナイス
■マスカレード・ホテル
面白かった!!自由時間を全部読書に充てて、ほぼ一気読み。犯人はこの人だったのかー。少し拍子抜けしたけど、新田さんの最後の推理からスピード感あふれる展開で楽しめた。重厚なミステリを読めた満足感でいっぱい。
読了日:08月29日 著者:東野 圭吾
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■ペンギンガイドブック
ネコも好きですが、ペンギンも好きです。けっこういいお値段なんだけど、ペンギン全18種について詳しく載っているし、なにより藤原さんの本なので!散々悩んだ挙句、とうとう買ってしまいました!! あーシアワセ☆ 近々地元のフンボルトペンギンを拝みに行こうかと思いますp(^_^)q
読了日:08月27日 著者:藤原 幸一
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/21655456
■ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~ (メディアワークス文庫)
しのぶさん、おめでとう!初めからわかっていたよ(^O^) と、いきなり私信のような感想ですが、今回は家族のお話ばかりでしたね。サブタイトルにあるような「絆」の物語。 イマドキのJK文香ちゃんに違う面があるのも知ることができたし、智恵子さんの謎も少しだけ解れてきたような…?! 次巻がますます楽しみ。
読了日:08月26日 著者:三上 延
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/21626325
■片桐酒店の副業
酒屋さんの謎の副業!?とミステリ気分で読み始めたが、予想はハズレ、ちょっと重い感じ。過去を背負った店主が依頼人との関わりの中で、自己再生する物語。「なんでも配達します」と謳ってるからにはと依頼品にはナマモノ(亀)があったり、アイドルにケーキを届けたりで読み始めは面白いなと思っていた。ところが中盤、依頼品が「悪意」になったあたりから店主も物語の空気も重くなる。人生をリセットしたいと願う依頼人を探すシーンに胸が詰まる。もう誰も失いたくないと走り回る片桐さんが藍を救ってくれてホッとした。続編あるかな?期待。
読了日:08月21日 著者:徳永 圭
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■風とマシュマロの国
にわかアイスランドファンになってしまった。Googleアースを片手に一緒にまわる車の旅。さすがにGoogleアースではマシュマロは見えないけれど、水色の綺麗な温泉やフィヨルドの複雑さ、1号線から派生するくねくね道など臨場感があって思いのほか楽しい!ふかわさん大絶賛の地に一度は行ってみたくなる。 それにしても、ふかわりょうってこんな文章を書く人だとは思わなかった。メルヘンな描写はあれど、多彩な言葉で異国に地に導いてくれる。ステキな本に出会えてよかった。
読了日:08月19日 著者:ふかわ りょう
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/21435372
■新訂版 タモリのTOKYO坂道美学入門
以前に出た本の改訂版、らしい。前作は読んでいたが、どこがどう変わったのかわからない(´・_・`)
読了日:08月14日 著者:
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/21297878
■ひらいて
彼女の恋を応援していた。叶わないながらも、暴走するほどに思い詰める様子が痛々しい。それまでは、自分自身を"自分"という入れ物に入れて、自分を客観視していた愛が、なりふり構わずどんどんこわれていく。愛は自分でも気づかないほどの闇を抱えていたのだろう。思われる側のたとえ君も実は闇を抱え、たとえ君が大切に守ろうとしていた美雪だけがキレイなまま。それでは許さじと美雪に手を出すなんてーーー。突飛すぎて笑ってしまったほど。狂気とわかっていながら暴走する愛。でも、ふたりと関わることで愛は自分自身から解放されたんだね。
読了日:08月14日 著者:綿矢 りさ
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■JOY!
珍しく表紙借り。ストラトと作家陣トップに野ばらさんがいたので、バンギャルの話だとなぜか確信(笑)。見事正解でした◎ JOYという名前のミュージシャンを巡る連作集。時代はバブル期、雨宮処凛や大槻ケンヂが描くような"あの頃"のままのバンドマンとバンギャルが出会う。売れる前からJOYを見出していた少女、思いつめて勢いで入籍までさせた少女(当時)、JOYがパパかもしれないと疑う少女、年齢を偽りファンクラブ立ち上げに参加した(少)女、JOYがミュージシャンだと知らずに出会い付き合う女性。→続く
読了日:08月13日 著者:角田 光代,井上 荒野,江國 香織
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/21406810
■ペンギンの歩く街
ケープペンギンと人間が共存する街が南アフリカにある。サイモンズタウンというこの街では、住むところを追われたペンギンが居住地まできて巣を作る。巣と一キロほど先にある海との通勤をとらえた本書。かわいいだけではなく、海までの道のりにひそむあらゆる危険や、彼らの住環境にもスポットをあて環境問題を訴える。後半はオイルタンカー事故時のボランティアの活動を交え、ペンギンのため、生物のため、ひいては地球の未来のためにできることを提唱している。
読了日:08月13日 著者:藤原 幸一
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/21297568
■ペンギン図鑑
ペンギンが好き。数あるペンギン写真の中でなぜイワトビペンギンを表紙にしたのか気になるところvv
読了日:08月13日 著者:上田 一生,福武 忍,鎌倉 文也
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/21297451
■月と蟹
やっと直木賞受賞作を読んだ。道尾さんの作品は読み手のコンディションを選ぶと思う。ゲンキな時とか、暗い作品を求めている時とか…。受賞時、どこかの書評で少年の残虐性うんぬんなどと書かれていたのでなかなか食指が動かなかったが、読んでみればそれほどでもなく、あの時代のあの年代の負けず嫌いでいて繊細な少年像がしっかり描かれていた。大人になったからわかる母の行動や祖父の言葉だけど、自分もあの年でああいう状況だった受け入れられないだろうなぁ。道尾作品16作目。
読了日:08月12日 著者:道尾 秀介
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/21255421
■ONE PIECE 67 (ジャンプコミックス)
ロー来たーーーーーーーーー!!!!と喜んでる場合でもなく、こどもにドラッグ、ということに衝撃。こどもネタはワンピースでやられたら切なすぎる。
読了日:08月12日 著者:尾田 栄一郎
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/21254871
■ロスジェネの逆襲
これってシリーズものだったんですね。でもみなさんが言ってるように、これだけで読んでもなにも問題なく楽しめました。それにしても、親会社や人事の理不尽なこと!人事が万事というのは銀行員に限ってのことではなく、どのサラリーマンにも言えることでしょう。しかし、どこにいても自分の誇りを失わずに仕事をする、という忘れがちな基本を思い出させてもらいました。爽快でした。これから半沢さんの過去の闘い遡って読んでいきたいです。
読了日:08月11日 著者:池井戸 潤
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/21254262
■ケルベロスの肖像
シリーズ完結編にしては物足りない感じ。もっと別れを惜しみたかった。いろんな人たちがぞろぞろ出てきた同窓会のさなかにまた火事なんて、消失された遺産群のもったいないこと。軍用機とか戦車とか大掛かりすぎて何の話だっけ?と考えてしまう。姫宮や彦根センセの活躍ももっと読みたいと思うし、天城先生のその後はどうなっちゃったんだっけ?大学病院が潰れて田口センセは院長代行になったけど、東城大よ永遠にーーなんて簡単に終わりにしてもらっては困りますよー。
読了日:08月09日 著者:海堂 尊
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/21165481
■豆腐でつくる ヘルシースイーツ: 豆腐、おから、豆乳、油揚げがお菓子になる
白玉美味しい!レアチーズケーキはお豆腐の風味があまり感じられず…。アイスとかいいかもしれない。まだ作ってないけど。豆乳がニガテなのでそれ以外でまた挑戦です。
読了日:08月09日 著者:鈴木理恵子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/21163095
■学生時代にやらなくてもいい20のこと
浅井さんの初エッセイ。エッセイって好みがわかれるけれど、これは好き。早稲田でー在学中に文学賞とってーサークルもやってー内定も取れちゃってー人生チョーたのしーーーっ!!!みたいな、わりとかるーいガクセイさんのイメージだったけど(浅井さん、ゴメンナサイ!!!)、エッセイを読む限りでは、コンプレックスを気にしたり、能天気丸出し企画をやったり、北海道に上陸できなかったり(これ爆笑でした!)、ごくごく普通のイマドキ大学生でした。これからも等身大でイッテクダサイーー!!
読了日:08月04日 著者:朝井 リョウ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/21162699
■伊坂幸太郎---デビュー10年新たなる決意 (文藝別冊)
隅から隅まで読んで未読作品をチェック。なんとかしてぜーんぶ手に入れたい…なんて思わせるニクイ本…(笑)
読了日:08月02日 著者:
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/21255092
▼2012年8月の読書メーターまとめ詳細
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▼読書メーター
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読んだ本の数:17冊
読んだページ数:4117ページ
ナイス数:179ナイス
■マスカレード・ホテル
面白かった!!自由時間を全部読書に充てて、ほぼ一気読み。犯人はこの人だったのかー。少し拍子抜けしたけど、新田さんの最後の推理からスピード感あふれる展開で楽しめた。重厚なミステリを読めた満足感でいっぱい。
読了日:08月29日 著者:東野 圭吾
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/21700632
■ペンギンガイドブック
ネコも好きですが、ペンギンも好きです。けっこういいお値段なんだけど、ペンギン全18種について詳しく載っているし、なにより藤原さんの本なので!散々悩んだ挙句、とうとう買ってしまいました!! あーシアワセ☆ 近々地元のフンボルトペンギンを拝みに行こうかと思いますp(^_^)q
読了日:08月27日 著者:藤原 幸一
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/21655456
■ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~ (メディアワークス文庫)
しのぶさん、おめでとう!初めからわかっていたよ(^O^) と、いきなり私信のような感想ですが、今回は家族のお話ばかりでしたね。サブタイトルにあるような「絆」の物語。 イマドキのJK文香ちゃんに違う面があるのも知ることができたし、智恵子さんの謎も少しだけ解れてきたような…?! 次巻がますます楽しみ。
読了日:08月26日 著者:三上 延
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/21626325
■片桐酒店の副業
酒屋さんの謎の副業!?とミステリ気分で読み始めたが、予想はハズレ、ちょっと重い感じ。過去を背負った店主が依頼人との関わりの中で、自己再生する物語。「なんでも配達します」と謳ってるからにはと依頼品にはナマモノ(亀)があったり、アイドルにケーキを届けたりで読み始めは面白いなと思っていた。ところが中盤、依頼品が「悪意」になったあたりから店主も物語の空気も重くなる。人生をリセットしたいと願う依頼人を探すシーンに胸が詰まる。もう誰も失いたくないと走り回る片桐さんが藍を救ってくれてホッとした。続編あるかな?期待。
読了日:08月21日 著者:徳永 圭
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/21516561
■風とマシュマロの国
にわかアイスランドファンになってしまった。Googleアースを片手に一緒にまわる車の旅。さすがにGoogleアースではマシュマロは見えないけれど、水色の綺麗な温泉やフィヨルドの複雑さ、1号線から派生するくねくね道など臨場感があって思いのほか楽しい!ふかわさん大絶賛の地に一度は行ってみたくなる。 それにしても、ふかわりょうってこんな文章を書く人だとは思わなかった。メルヘンな描写はあれど、多彩な言葉で異国に地に導いてくれる。ステキな本に出会えてよかった。
読了日:08月19日 著者:ふかわ りょう
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■新訂版 タモリのTOKYO坂道美学入門
以前に出た本の改訂版、らしい。前作は読んでいたが、どこがどう変わったのかわからない(´・_・`)
読了日:08月14日 著者:
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/21297878
■ひらいて
彼女の恋を応援していた。叶わないながらも、暴走するほどに思い詰める様子が痛々しい。それまでは、自分自身を"自分"という入れ物に入れて、自分を客観視していた愛が、なりふり構わずどんどんこわれていく。愛は自分でも気づかないほどの闇を抱えていたのだろう。思われる側のたとえ君も実は闇を抱え、たとえ君が大切に守ろうとしていた美雪だけがキレイなまま。それでは許さじと美雪に手を出すなんてーーー。突飛すぎて笑ってしまったほど。狂気とわかっていながら暴走する愛。でも、ふたりと関わることで愛は自分自身から解放されたんだね。
読了日:08月14日 著者:綿矢 りさ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/21297064
■JOY!
珍しく表紙借り。ストラトと作家陣トップに野ばらさんがいたので、バンギャルの話だとなぜか確信(笑)。見事正解でした◎ JOYという名前のミュージシャンを巡る連作集。時代はバブル期、雨宮処凛や大槻ケンヂが描くような"あの頃"のままのバンドマンとバンギャルが出会う。売れる前からJOYを見出していた少女、思いつめて勢いで入籍までさせた少女(当時)、JOYがパパかもしれないと疑う少女、年齢を偽りファンクラブ立ち上げに参加した(少)女、JOYがミュージシャンだと知らずに出会い付き合う女性。→続く
読了日:08月13日 著者:角田 光代,井上 荒野,江國 香織
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/21406810
■ペンギンの歩く街
ケープペンギンと人間が共存する街が南アフリカにある。サイモンズタウンというこの街では、住むところを追われたペンギンが居住地まできて巣を作る。巣と一キロほど先にある海との通勤をとらえた本書。かわいいだけではなく、海までの道のりにひそむあらゆる危険や、彼らの住環境にもスポットをあて環境問題を訴える。後半はオイルタンカー事故時のボランティアの活動を交え、ペンギンのため、生物のため、ひいては地球の未来のためにできることを提唱している。
読了日:08月13日 著者:藤原 幸一
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/21297568
■ペンギン図鑑
ペンギンが好き。数あるペンギン写真の中でなぜイワトビペンギンを表紙にしたのか気になるところvv
読了日:08月13日 著者:上田 一生,福武 忍,鎌倉 文也
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/21297451
■月と蟹
やっと直木賞受賞作を読んだ。道尾さんの作品は読み手のコンディションを選ぶと思う。ゲンキな時とか、暗い作品を求めている時とか…。受賞時、どこかの書評で少年の残虐性うんぬんなどと書かれていたのでなかなか食指が動かなかったが、読んでみればそれほどでもなく、あの時代のあの年代の負けず嫌いでいて繊細な少年像がしっかり描かれていた。大人になったからわかる母の行動や祖父の言葉だけど、自分もあの年でああいう状況だった受け入れられないだろうなぁ。道尾作品16作目。
読了日:08月12日 著者:道尾 秀介
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■ONE PIECE 67 (ジャンプコミックス)
ロー来たーーーーーーーーー!!!!と喜んでる場合でもなく、こどもにドラッグ、ということに衝撃。こどもネタはワンピースでやられたら切なすぎる。
読了日:08月12日 著者:尾田 栄一郎
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■ロスジェネの逆襲
これってシリーズものだったんですね。でもみなさんが言ってるように、これだけで読んでもなにも問題なく楽しめました。それにしても、親会社や人事の理不尽なこと!人事が万事というのは銀行員に限ってのことではなく、どのサラリーマンにも言えることでしょう。しかし、どこにいても自分の誇りを失わずに仕事をする、という忘れがちな基本を思い出させてもらいました。爽快でした。これから半沢さんの過去の闘い遡って読んでいきたいです。
読了日:08月11日 著者:池井戸 潤
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/21254262
■ケルベロスの肖像
シリーズ完結編にしては物足りない感じ。もっと別れを惜しみたかった。いろんな人たちがぞろぞろ出てきた同窓会のさなかにまた火事なんて、消失された遺産群のもったいないこと。軍用機とか戦車とか大掛かりすぎて何の話だっけ?と考えてしまう。姫宮や彦根センセの活躍ももっと読みたいと思うし、天城先生のその後はどうなっちゃったんだっけ?大学病院が潰れて田口センセは院長代行になったけど、東城大よ永遠にーーなんて簡単に終わりにしてもらっては困りますよー。
読了日:08月09日 著者:海堂 尊
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■豆腐でつくる ヘルシースイーツ: 豆腐、おから、豆乳、油揚げがお菓子になる
白玉美味しい!レアチーズケーキはお豆腐の風味があまり感じられず…。アイスとかいいかもしれない。まだ作ってないけど。豆乳がニガテなのでそれ以外でまた挑戦です。
読了日:08月09日 著者:鈴木理恵子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/21163095
■学生時代にやらなくてもいい20のこと
浅井さんの初エッセイ。エッセイって好みがわかれるけれど、これは好き。早稲田でー在学中に文学賞とってーサークルもやってー内定も取れちゃってー人生チョーたのしーーーっ!!!みたいな、わりとかるーいガクセイさんのイメージだったけど(浅井さん、ゴメンナサイ!!!)、エッセイを読む限りでは、コンプレックスを気にしたり、能天気丸出し企画をやったり、北海道に上陸できなかったり(これ爆笑でした!)、ごくごく普通のイマドキ大学生でした。これからも等身大でイッテクダサイーー!!
読了日:08月04日 著者:朝井 リョウ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/21162699
■伊坂幸太郎---デビュー10年新たなる決意 (文藝別冊)
隅から隅まで読んで未読作品をチェック。なんとかしてぜーんぶ手に入れたい…なんて思わせるニクイ本…(笑)
読了日:08月02日 著者:
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/21255092
▼2012年8月の読書メーターまとめ詳細
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▼読書メーター
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2012年7月の読書メーター
読んだ本の数:14冊
読んだページ数:3992ページ
ナイス数:106ナイス
■箱庭旅団
短編がたくさん集まった作品なのかと思ったら、それぞれどこかでリンクしている連作集だったという仕掛けがうまい。最初のお話で旅に出て、最後のお話で旅の経緯を語る。そのあと"旅人"はまた旅に出てしまったが、見送る自分自身は果たしてちゃんと存在しているのか不安にさせられる。唯一無二の宇宙真理って…いったいどんなものなんだろう。
読了日:07月31日 著者:朱川 湊人
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/20969626
■ハチミツ
1日で読了。橋本さんはいくつも作品を読んでないけど、好きなタイプ。な気がする。 母親の違う3姉妹。恋多き父の下、バラバラに生活しているけれど、ご飯だけはみんな一緒。これ大事。「家族」だってちゃんと確認できる場所があるのは幸せで、とても大切なこと。バラバラになりかけた家族が、また食卓を囲むことによって新生していく過程がおいしそうなお料理とともに語られている。にしても、杏ちゃんの作る料理がどれもおいしそう(しかも手はあまりかけてない)で、自分もちょっとがんばってみようかとうっかり思っちゃう(笑)。
読了日:07月27日 著者:橋本 紡
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/20900248
■SPEC ?零? (角川文庫)
来たきたきたーーーーーー!!! ここがミショウのスタートですね!!天を見てからしばらく熟成させてた零。TVの時に何度も出てきたシーンがこういうカラクリだったとは!もしかしなくともこれは伊藤さんなのか?!あの戦国オタクは瀬文さんなのか!!白い青年と少女!!!ーーとかもうみんな知っちゃってるけど(笑)、やっぱりこれも映像で見たいです。柴田さん、変わってなくて嬉しい。
読了日:07月26日 著者:
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/20854666
■猫弁と透明人間
前作の空気はそのままに、文章にこなれた感が出て読みやすくなりました。今作では、透明人間やオウムや法律王子なるものも出てきて、濃い面々が百瀬さんの「正義」と対峙します。肝心のふたりの恋の行方、野呂さんの秘密や大家さんの策略など、新たな展開もあり存分に楽しめました。そして物語をピシッと締めているのは町弁の稲葉さん。前作の三千代さん共々、歳を重ねることによって得られる重厚感が、若き(もはや中堅ですね)正義の騎士を引き立ててくれます。自由と正義の象徴であるひまわりの使い方がいいですね。最後の一文にうるっときました
読了日:07月24日 著者:大山 淳子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/20829339
■最後の恋 MEN’S: つまり、自分史上最高の恋。 (新潮文庫)
全部よかった。伊坂さんの黒澤さんからほんわか(ひょうひょう!?)と始まり、越谷さんのおだやかな空気に触れ、浅井さんの切なくて前向きな恋に少し泣き、石田さんから真っ暗な海に投げ出され、橋本さんの意外な面に驚き、荻原さんのありがちな流れに笑い、初読み白石さんの青い空に溶けました。軽く読めるものから、読後に考え込むものまでいろいろ。贅沢なアンソロジーです。
読了日:07月22日 著者:朝井 リョウ,石田 衣良,荻原 浩,越谷 オサム,伊坂 幸太郎
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/20828907
■わたしがいなかった街で
そうか、芥川賞にノミネートということは柴崎さんは『純文学』に分類されるのか。ということがしっくりと理解できた作品。どうも柴崎さんとは合う時と合わない時があるらしい。前作は登場人物に共感できたし、ストーリーもわかりやすかった。でも今回は…うーん…て感じ。祖父のエピソード、他人との距離感、戦争の映像、昔の仲間、身近な友人…などから、ものすごい確率の偶然によって今の世界が作られていることを伝えたいのかなとも思うが、後半に挿入された夏の話も唐突すぎて、どんな意味があるのだろうかとずっと考えている。
読了日:07月20日 著者:柴崎 友香
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/20698595
■『このミステリーがすごい!』大賞10周年記念 10分間ミステリー (宝島社文庫)
千夜一夜物語的に一日一話を就寝前に読んだ。10周年お祭り的なものから秀逸なショートショートまでバラエティー豊かで、この10年間でたくさんの作家を排出しただけのことはありそれなりに楽しめた。おなじみの作家さんはともかくとして、初読みの作家さんはこの本で新たな出会いがあったわけだが…好みがはっきり別れてしまい、新規開拓にこぎつくにはキビシイかも。
読了日:07月19日 著者:『このミステリーがすごい! 』大賞編集部 編
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/20660852
■少年鉄人
読んでいる間中ずっと楽しかった。あのともだちの輪の中に自分もいたらいいのに、と思うほど痛快だった。確かに暴力はイケナイ。でもそれを吹き飛ばす何かが彼らにはあるのだ。山下さんの作品の中で一番好き。一歩ずつ「世界を変え」ていく鉄人が頼もしい。関西弁もいい。悲しい思い出を背負って強くたおやかに成長して欲しい。仙人の言葉は鉄人に届いただろうか。
読了日:07月17日 著者:山下 貴光
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/20652385
■駆けてきた少女 (ハヤカワ・ミステリワールド)
ウチの地元の図書館は文庫が置いていないのでこちらでエントリー。どうも前作の吹雪〜からおじさんネタが多くなり、勝手に美化していた探偵像がガラガラと崩れている最中(^_^;)腹を刺されても脂肪が厚くて命拾い、ってなんだよ!!笑。しかし東さんはそんなお気楽な気分を継続させてはくれない。怪しい女子高校生たちと関わっていくうちに彼女たちが背負うものに気づいて行く便利屋。大きな事件は起こらないがモヤモヤとした不快感がずっとまとわりついている。タイトルの少女はどっちのコなんだろう。
読了日:07月15日 著者:東 直己
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/20652915
■雲の回廊
ため息が出るほど美しい空の写真。ゆっくり時間をかけて鑑賞。ルネ・マグリットの絵のような写真がお気に入り。ほうっと息をついたあとの最後のページにほんわか。
読了日:07月15日 著者:HABU
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/20646864
■HEROごっこ
「屋上ミサイル」の山下さんのデビュー作。屋上〜よりずっと好き。もっと早く読めばよかったな。成宮の正体とか事件の真相とかけっこう前から想像できていたけれど、本間の立場で「なんで?どうして?」と問い続けることの方が楽しめる。完全脇役のおまわりさん、純朴でいい味だしてました。
読了日:07月12日 著者:山下 貴光
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/20483792
■東京スカイツリー 世界一を創ったプロフェッショナル
タイトル借り。スカイツリーの構想から開業までを、技術者たちからの取材でまとめてある。NHKだけあって、いたってマジメな内容。NHKスペシャルを文章化した感じ。もっと図解や写真があるとよかったなぁ。
読了日:07月10日 著者:
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/20652155
■猫弁【完全版】 天才百瀬とやっかいな依頼人たち
クーパーから猫つながりでvv この百瀬さん、私の中では完全に「馬締」さんでした(笑)。風貌といい、住んでるところといい、ね?!馬締さんちにも猫いましたし☆ さて、初めての担当事件によって「猫弁」と呼ばれるようになった弁護士の百瀬さんが、人間相手の案件でその明晰な頭脳を披露すミステリーが本作。ミステリーというよりはみなさんが言ってるようにパズルでしょうか。いくつものサイドストーリーが最後にピタッと組み合わさるのは伊坂作品のようにキモチイイものです。ハートフルな猫弁と愉快な仲間たち。次回作にも期待。
読了日:07月09日 著者:大山 淳子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/20433808
■夜の国のクーパー
ネコが語り手というところからもうすでに好きだ。人間の語り手もでてくるが、こちらはどうやらガリバーのように地面に縛られているらしい。そんな人間にネコは自国の戦争の話を始める。戦争で負けたことによる支配の話をーーー。伊坂さんの書き下ろし長編。いつも冒頭の部分は何度も読んでその世界観を頭に叩き込むのだが、今回は違った。なんてったってネコなのだ。ネコの生態や性格やしぐさがいちいちグッとくるのだから集中しないわけがない。ということで、ネコによるポイントアップがあるとしても傑作だ。清々しく優しいエンディングがいい。
読了日:07月05日 著者:伊坂 幸太郎
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/20307196
▼2012年7月の読書メーターまとめ詳細
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▼読書メーター
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読んだ本の数:14冊
読んだページ数:3992ページ
ナイス数:106ナイス
■箱庭旅団
短編がたくさん集まった作品なのかと思ったら、それぞれどこかでリンクしている連作集だったという仕掛けがうまい。最初のお話で旅に出て、最後のお話で旅の経緯を語る。そのあと"旅人"はまた旅に出てしまったが、見送る自分自身は果たしてちゃんと存在しているのか不安にさせられる。唯一無二の宇宙真理って…いったいどんなものなんだろう。
読了日:07月31日 著者:朱川 湊人
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■ハチミツ
1日で読了。橋本さんはいくつも作品を読んでないけど、好きなタイプ。な気がする。 母親の違う3姉妹。恋多き父の下、バラバラに生活しているけれど、ご飯だけはみんな一緒。これ大事。「家族」だってちゃんと確認できる場所があるのは幸せで、とても大切なこと。バラバラになりかけた家族が、また食卓を囲むことによって新生していく過程がおいしそうなお料理とともに語られている。にしても、杏ちゃんの作る料理がどれもおいしそう(しかも手はあまりかけてない)で、自分もちょっとがんばってみようかとうっかり思っちゃう(笑)。
読了日:07月27日 著者:橋本 紡
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/20900248
■SPEC ?零? (角川文庫)
来たきたきたーーーーーー!!! ここがミショウのスタートですね!!天を見てからしばらく熟成させてた零。TVの時に何度も出てきたシーンがこういうカラクリだったとは!もしかしなくともこれは伊藤さんなのか?!あの戦国オタクは瀬文さんなのか!!白い青年と少女!!!ーーとかもうみんな知っちゃってるけど(笑)、やっぱりこれも映像で見たいです。柴田さん、変わってなくて嬉しい。
読了日:07月26日 著者:
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/20854666
■猫弁と透明人間
前作の空気はそのままに、文章にこなれた感が出て読みやすくなりました。今作では、透明人間やオウムや法律王子なるものも出てきて、濃い面々が百瀬さんの「正義」と対峙します。肝心のふたりの恋の行方、野呂さんの秘密や大家さんの策略など、新たな展開もあり存分に楽しめました。そして物語をピシッと締めているのは町弁の稲葉さん。前作の三千代さん共々、歳を重ねることによって得られる重厚感が、若き(もはや中堅ですね)正義の騎士を引き立ててくれます。自由と正義の象徴であるひまわりの使い方がいいですね。最後の一文にうるっときました
読了日:07月24日 著者:大山 淳子
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■最後の恋 MEN’S: つまり、自分史上最高の恋。 (新潮文庫)
全部よかった。伊坂さんの黒澤さんからほんわか(ひょうひょう!?)と始まり、越谷さんのおだやかな空気に触れ、浅井さんの切なくて前向きな恋に少し泣き、石田さんから真っ暗な海に投げ出され、橋本さんの意外な面に驚き、荻原さんのありがちな流れに笑い、初読み白石さんの青い空に溶けました。軽く読めるものから、読後に考え込むものまでいろいろ。贅沢なアンソロジーです。
読了日:07月22日 著者:朝井 リョウ,石田 衣良,荻原 浩,越谷 オサム,伊坂 幸太郎
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/20828907
■わたしがいなかった街で
そうか、芥川賞にノミネートということは柴崎さんは『純文学』に分類されるのか。ということがしっくりと理解できた作品。どうも柴崎さんとは合う時と合わない時があるらしい。前作は登場人物に共感できたし、ストーリーもわかりやすかった。でも今回は…うーん…て感じ。祖父のエピソード、他人との距離感、戦争の映像、昔の仲間、身近な友人…などから、ものすごい確率の偶然によって今の世界が作られていることを伝えたいのかなとも思うが、後半に挿入された夏の話も唐突すぎて、どんな意味があるのだろうかとずっと考えている。
読了日:07月20日 著者:柴崎 友香
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■『このミステリーがすごい!』大賞10周年記念 10分間ミステリー (宝島社文庫)
千夜一夜物語的に一日一話を就寝前に読んだ。10周年お祭り的なものから秀逸なショートショートまでバラエティー豊かで、この10年間でたくさんの作家を排出しただけのことはありそれなりに楽しめた。おなじみの作家さんはともかくとして、初読みの作家さんはこの本で新たな出会いがあったわけだが…好みがはっきり別れてしまい、新規開拓にこぎつくにはキビシイかも。
読了日:07月19日 著者:『このミステリーがすごい! 』大賞編集部 編
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■少年鉄人
読んでいる間中ずっと楽しかった。あのともだちの輪の中に自分もいたらいいのに、と思うほど痛快だった。確かに暴力はイケナイ。でもそれを吹き飛ばす何かが彼らにはあるのだ。山下さんの作品の中で一番好き。一歩ずつ「世界を変え」ていく鉄人が頼もしい。関西弁もいい。悲しい思い出を背負って強くたおやかに成長して欲しい。仙人の言葉は鉄人に届いただろうか。
読了日:07月17日 著者:山下 貴光
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■駆けてきた少女 (ハヤカワ・ミステリワールド)
ウチの地元の図書館は文庫が置いていないのでこちらでエントリー。どうも前作の吹雪〜からおじさんネタが多くなり、勝手に美化していた探偵像がガラガラと崩れている最中(^_^;)腹を刺されても脂肪が厚くて命拾い、ってなんだよ!!笑。しかし東さんはそんなお気楽な気分を継続させてはくれない。怪しい女子高校生たちと関わっていくうちに彼女たちが背負うものに気づいて行く便利屋。大きな事件は起こらないがモヤモヤとした不快感がずっとまとわりついている。タイトルの少女はどっちのコなんだろう。
読了日:07月15日 著者:東 直己
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■雲の回廊
ため息が出るほど美しい空の写真。ゆっくり時間をかけて鑑賞。ルネ・マグリットの絵のような写真がお気に入り。ほうっと息をついたあとの最後のページにほんわか。
読了日:07月15日 著者:HABU
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■HEROごっこ
「屋上ミサイル」の山下さんのデビュー作。屋上〜よりずっと好き。もっと早く読めばよかったな。成宮の正体とか事件の真相とかけっこう前から想像できていたけれど、本間の立場で「なんで?どうして?」と問い続けることの方が楽しめる。完全脇役のおまわりさん、純朴でいい味だしてました。
読了日:07月12日 著者:山下 貴光
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■東京スカイツリー 世界一を創ったプロフェッショナル
タイトル借り。スカイツリーの構想から開業までを、技術者たちからの取材でまとめてある。NHKだけあって、いたってマジメな内容。NHKスペシャルを文章化した感じ。もっと図解や写真があるとよかったなぁ。
読了日:07月10日 著者:
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■猫弁【完全版】 天才百瀬とやっかいな依頼人たち
クーパーから猫つながりでvv この百瀬さん、私の中では完全に「馬締」さんでした(笑)。風貌といい、住んでるところといい、ね?!馬締さんちにも猫いましたし☆ さて、初めての担当事件によって「猫弁」と呼ばれるようになった弁護士の百瀬さんが、人間相手の案件でその明晰な頭脳を披露すミステリーが本作。ミステリーというよりはみなさんが言ってるようにパズルでしょうか。いくつものサイドストーリーが最後にピタッと組み合わさるのは伊坂作品のようにキモチイイものです。ハートフルな猫弁と愉快な仲間たち。次回作にも期待。
読了日:07月09日 著者:大山 淳子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/20433808
■夜の国のクーパー
ネコが語り手というところからもうすでに好きだ。人間の語り手もでてくるが、こちらはどうやらガリバーのように地面に縛られているらしい。そんな人間にネコは自国の戦争の話を始める。戦争で負けたことによる支配の話をーーー。伊坂さんの書き下ろし長編。いつも冒頭の部分は何度も読んでその世界観を頭に叩き込むのだが、今回は違った。なんてったってネコなのだ。ネコの生態や性格やしぐさがいちいちグッとくるのだから集中しないわけがない。ということで、ネコによるポイントアップがあるとしても傑作だ。清々しく優しいエンディングがいい。
読了日:07月05日 著者:伊坂 幸太郎
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▼2012年7月の読書メーターまとめ詳細
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