ネットしない間に読んでた本。

(もしかして前にも読んでたのかなー。いやでもページをめくる時の先を読みたい!というキモチは既読というカンジではなかったな)

同じ学校に通う女子高生がメインの連作小説集。
私、この連作小説ってのがかなり好き。
連載でもなくひとつの長編でもなく、限られた世界の中でテーマや目線や主人公が変わって進んでいくオハナシがたまらなく楽しい。
慣れ親しんだ世界でも見る角度が少し変わるだけで印象というのは驚くほど違うんだなぁと思う。

これは、江国さんのかわいらしさとちょっとした毒と、そして時として予想外に気づかせられるリアルさがよく出た連作集だと思います。
日々の生活の中の一部を切り取ったオハナシなので、推理小説のようなちゃんとした結末を求める私には(いつも?)物足りないんだけど、でもこのほんわかした雰囲気はそう味わえるものじゃないと思う。だから江国さんの小説は好き。
久々青春小説。って書くとなんかハズカシイ・・・。

設定が面白くてキャラが立っててテンポがよくて、ほんの少しほろりとしちゃうナイスな作品でした。
青臭いオハナシは苦手なんだけど、これは出てくるキャラが青臭くないんでホントに単純に素で読める。

主人公のオトコノコたちが組んでる集団がザ・ゾンビーズって名前もいいじゃないですか!ねぇ。
恐竜博2005へ行ってきました。

なんだろ?恐竜を見るとホントにワクワクする。
昨年も幕張に行ったし、その前は代々木でジュラシックパークのなんか変なツアーに参加したし(笑)
ここまで来ると本当に好きなんだなと自分でも思う。

今回のテーマは『恐竜から鳥への進化』というものだったけど、やっぱりお目当てはオークションで10億円で落札されたというティラノサウルスのスー
90%以上もの骨が完璧な状態で化石として残されていたスーは、日本に来たのはもちろん複製の全身骨格だけど、ほんの一部だけ実物も公開された。フィールド博物館から本当の骨が出るのは今回が初めてだそうで、それはもう限定品に弱い私にはヨダレモンなワケだ。
もちろん実物は触れない。ガラスケース+防犯ブザー+警備員に守られて鎮座ましましている。なので複製を触っては喜ぶマニア(=私)
それでも骨を触ったときのひんやり感とワクワクした感じは忘れることができない。
全身骨格を見て写真を撮ってキャーキャーしてる自分って、冷静に考えたら面白くて笑っちゃう。
でもそういう輩が会場には大勢いるのだ。だから自分のはしゃぎぷりが全然気にならない。
マニアの集団心理ってコワイわねぇ(笑)
もちろん、写真撮りまくりだった。
携帯の待ち受けもMITCHYを押しのけてスーになってるほど。

開催期間中、もう一回行きたい。
またじっくり見たい。触りたい。
行けるかなー・・・・・ライヴの前に寄ろうかなー。
とかいろいろ画策中。

うーん、恐竜ってロマンだなぁ☆
最近気づいたんだけど、ハロルドさんってかなり私好みの顔♪
まずもうメガネがいいんですよ!

メガネメガネ!ってことで(爆)


でもウチの職場にいるメガネはダメですねー。
全然ダメ。
むしろ近くに寄るなーっていうくらいで。


メガネだからなんでもいいワケじゃないみたいです>藤坂さん
最近また悩み始めてますね私・・・(笑)

メガネ繋がり(?)で、先月のクアトロのMITCHYについて、先日、ある人から、「あの日のMITCHYさんはエロかった!!と言われまして。

「あんなにエロくトランペットを吹く人はいない!!」とまで言わしめたMITCHY。


・・・・・でも、私もそう思いました(爆)

だから他のどんなトランペッターよりもカッコイイのよねー。

でもいつものMITCHYはいたってストイックにクールにおとぼけかましてます。ハイ。
明日買います!!

早く読みたい!



それからもう少し長く一緒にいられるみたいよ♪

解散は夏、ではなくだそうです。

もうなんでもいいや。冬でも。来年の春でも。

やっぱ解散やめました!でも。(>それが一番嬉しい)

大好きなバンドの解散を見届けるのは3回目です。
衝撃を受けた解散はいくつもあったけど、いつもライヴに行っててCDは必ず買ってていつも彼らの曲を口ずさんでいるようなバンドは、そういうバンドの解散は、そう多くはないのです。
ま、ハイスタは復活するかもしれないからね。

今のところ3つ。

できればこれ以上増えて欲しくないし、今好きなバンドはちゃんと最後まで見届けようと、やっとそう思えるようになってきました。
もちろんPOTSHOTも。
いろいろ考えることはそんなに悪くはないもんだなぁ。

なんてね。

4/12のKEMURI編UPしました。
は〜・・・あとはPOTSHOTかぁ。MITCHYばっか見てて覚えてないんだよな(爆)
UKPが社員旅行だというので、私もネットを繋がず読書(え?)


今さらながらに紐解いて読んでます。
ちょうど、残りあと100ページ。

どうなっちゃうんでしょうねぇ。わくわく。いや今のところ、ショーック!って感じ。







・・・・・それにね、今週はPOTSHOTに逢えないしね。
MITCHYには逢いに行くんだけどね。
なんか・・・何やってもアガらないのね。
この前読んだロッキンホースバレリーナがすごく面白かったんで、オーケンを見直していたところ(笑)
これはバンドブーム時代のエッセイ小説らしい。一部フィクションというのがいい。

アジカンのゴッチが何度も読み返しては泣く(らしい)本。

だっつーことで期待して読んだけど、うん、おもしろかった。
暴露本じゃないってオーケンは書いてたけど、裏事情とか(今さらだけど)かいま見れた感じ。
懐かしいバンドがいっぱい出てきて、うわーと思った。

そういえば私はこの時代にオーケンに会っている。まだオーケンが自宅から通っていた頃。同じ駅を利用していたんだよね。いやあ、懐かしい。

今ではあの近くにMITCHYが住んでると思うと、なんか運命を感じ・・・・ないか(-_-)
猫の話です。

正確に言えば、猫を飼ってるオンナノコと結婚したオトコノコ(と言うには年を取りすぎた)との、ほのぼのとしつつ現実的で、期限付きの日常とシアワセを綴ったお話です。

これはもう単純に猫がいい
かわいい。表現がうまい。あぁこんなことするする!という場面がいっぱい。作者も猫を飼っていた、もしくは飼ってるんだろうなぁ。

猫が出てくるお話を読むと必ず昔飼っていた猫を思い出すけど、どの猫もウチの猫のかわいさと利発さにはかなわない、と思っていた。親バカです。でも、このお話に出てくる”チビコ”という猫はかわいいんだよなぁ。描写のうまさでしょうか。

猫の出てこない場面でも読めば鮮やかに映像が浮かんでくる。色彩豊かでディテールが細かく、丁寧に現されている事物。
とても読みやすく、前に読んだ2冊とは大違いでした。
この差はなんなんでしょ?(笑)
この作家さんの他の作品をもう少し読んでみようかなーと思わせた作品。
これがダメだったら私はこの作家さんを切っていたかも。
小説も文化うんぬんより、まずは(個人の)嗜好品だと思うのは乱暴かな?でも私はそう思う。
恋愛が究極の依怙贔屓であるように。
猫の日。
にゃーにゃーにゃー。
そういや、昔、hydeくんが「にゃー」とか言ってたことがあったっけ。
萌ぇた。


猫の日に猫が主人公(絶対に違う)の小説を読んだ。
意図していたわけじゃないけど(笑)
もう一冊『参加型猫』という本も借りてきているので後ほどレビューします。

少し前に同じ作家さんの『ガール ミーツ ボーイ』を読んで、この小説の空気や世界観に惚れ、他の作品も読みたい!と思って探してきたんだけど・・・。

あれれ?

もうよくわからない。言いたいことはラストの何ページかに詰まってるんだろうなぁ、とは思うけどもう一度読みたいとも思わないし、感動もしなければハッとさせられた部分もなく。。。。ああ、でも、たいしたことじゃないけど、いつも自分がなんとなく感じてることを敢えて文章にした、という印象はある。文章にしたもの勝ちだね。
もちっと若い頃に読んだなら、もっとピュアに感じられたのだろうけど。

ついでにいうならば『占い師の娘』もあまりおもしろくなかった。
やってはイケナイ斜め読みをしてしまった。お話自体はいいんだろうけど、自分にとってはグッと来るものがなかったのです。ごめんなさい。
つーかね、今日はホントはオーシャンズ12を観に行くことになってたの。
それなのに自宅待機って・・・・(涙)

くやしーからオーケン読んで電話を待つ。

これ、まだ途中だけどすんごい面白い。
わかるわかる!って何度言ったか。大笑いしたか。
このコたち、誰に当てはめると面白いかなーって若手バンドの面々を思い浮かべたり。



要はヒマジン。






いや、今、すんごい地震があった!
あーもー家にいたくないよぅ。
オフなので一気に読んだ。
こういうの読みたかったんだ。
と気づいたのはあとがきを読み終わってからだ。

ほわぁんとした日常にちょっとした事件。
主人公は語り部であるおかあさんなんだろうけど、子供の描写が生き生きしていてよかったなぁ。母の目ってやつか。
映像化するなら絶対に太朗役は須賀健太くんにやってもらいたい。
初めて太朗くんが登場する場面から、頭の中に須賀健太くんが浮かんでいた。(あ、でも今はちょっと成長しすぎかな)

ということで、このレビューは須賀健太くんに捧げます(笑)
お正月に読もうと思ってたのに忙しくて読めず、今日、イッキに読んでしまった作品。
とーーーっても読みやすく、裏に隠されてる言葉や意味を考えずに読めた。
こういうの好き。
最近は肩の力が入らない作品じゃないとツラくなってしまった。ていうのは活字離れが進んでいるからか!?

主人公の瑠璃子さんが恋人から言われる「貪欲だから」。
この言葉には本当に共感。
貪欲じゃないと欲しいモノは手に入らないよね。
まぁ、貪欲だからって手に入るわけじゃないけど。

でも、欲しいモノは欲しいと言って、できる限り手を伸ばす。

今年もこれからもずっと求めてやまないもの。
とうとう手を出してしまいました・・・。

んもーーーーhidakaのバカバカ!!

いやでもやっぱりアニメのBECKで声優デビューしたあっちゃん(イノウエアツシ ex.ニューロティカ)のせいです。たぶんきっと。
あっちゃんが出ることにならなかったらきっとBECKは観なかっただろうし、本も今まで通り立ち読みで済ませただろうし・・・何がどう転ぶかわかりませんな。

ところでコユキのバンドの千葉くんって10-FEETのボーカルの人に似てないですか?そう思うのは私だけ??
休みを使って一日かけてざっと読んでみた。

ざっと、だから、なんとなくしかイメージが広がらないけど、今までのムラカミハルキとはやはり違う気がした。
地名以外の固有名詞の登場だったり、特に山場もなくさらりと終わる展開だったり。
それになにより、読後、激しく落ちなかったことが一番の違い。
いつもハルキを読むと、主人公だったり内容だったりに引きずられて暗くなったり落ち込んだりするんだけど、今回は全然。ていうか、誰が主人公?みたいな(^^;)

もっと深く読まなければならないんだろうけど、とりあえず、おっかなびっくりで読んだ割にはセーフだったんでよかった。






・・・・BOOK○○の店員さんにはなれないな、こりゃ。
新刊コーナーで冒頭の部分を読んでみたら止まらなくて、図書館で借りてしまった作品。
最後までドキドキしながら読んだ。

基本的に私は、暴力ものとか殺戮シーンとか無惨な死体とか、描写も含めて・・・そういうのがキライなんだけど(ミステリーは別)、これはそんな気持ち悪さと裏腹に先が知りたくて一気に読んでしまった。

そしてどんでん返しな結末!
お見事!

カンも鈍ければ読みも甘い私だからこんな評価なのかもしれないけど、やられましたー。
いやあ、読み応えあって面白かった。

ほわんとした小説も確かに好きだけど、たまにはパンチのあるはっきりとした小説もいいなぁと思った作品。
最近のお気に入り作家(のひとり)の最新版をやっと入手。

この人の作品は気負いなく一気に読めてしまうのがいい。
身近で自然でさらっとしている。

早く没頭したいなー。



ところで、ここずっとライヴの予定に合わせてヘビーローテを変えてきた私ですが、ここに来てアジカンが頭に入ってこないのです(涙)
いったいどーゆーことなんでしょう。
聴かなきゃならないものはどんどんたまっていくのに、頭の中ではいつも♪ウォーウォーイェーイェー♪が鳴っちゃってます。つまりPOTSHOT!
脳が耳がココロがPOTSHOTを求めちゃってるみたい。今の私はホントにPOTSHOTバカです。
こういう時もお仕事だったら、やっぱりいろんなCDを聴かなきゃならないでしょう?レビュー書いたりPOP作ったり(他いろいろ)ね。ギョーカイジンは大変だなぁ。とか勝手に思ったりして。
一般人の私は本能の赴くままに聴くことにします。

あーアジカンも。ACIDMANも。エレカシも。KEMURIも。ビークルも。
(ちなみに、DOMINO88やHOT SQUALLもCD未開封)
もうちょっと待っててね。

そしてその前に瀬尾まいこ、っと。
やっと手に入れました。
あちこちのブックレビューを読むと賛否両論。ていうか”否”の方が多いかな。
なんか”ついてけなーい!”というコメントが多かったですね。

私は、ムラカミハルキが好き!という割には、ハルキのエッセイはほとんど読まないし、アンダーグラウンドも読なかったんで、ダークな世界に免疫がないんです。ま、ダークっちゃあ今までの作品だってみんなダークだろうけども。

でも、やっぱりこれは読んでおきたいな、と思っていた作品。
ムラカミハルキを読むと、必ず持って行かれちゃうので、そうとう元気な時に読まないとイケナイかもしれません。
とりあえず、読み始めるのはライヴ終わってからにしよう・・・。
たぶん、直木賞受賞作品『号泣する準備はできていた』のすぐ後の作品(だと思われる)。

ここの出てくる3姉妹がサイコーにかわいらしい。
みんなイイ年したいわゆる大人と言われる年齢なんだけど、それ相応の悩みを持ち、迷い躓き泣き笑い、そして日々を越えていくというお話。
最近の江国香織にしては、実に普通の主人公達だなぁと思った。それがまた身近に感じられてすごく共感できる。

ちょっと元気になりたい時に読む本、としてストック。
こういう風に激しくも前向きに生きたいもんだ。
待ち合わせの時間つぶしで入った本屋にあったのでつい買ってしまい、スタバでいる間に読み終わってしまった(個人的に)ウワサの本。
図書館にリクエストしたばっかなのになー。

映画はこの表紙の二人なのか!と愕然としたけど、私はこの作品に関しては完全に文字派なので気にしないことにする。

とにかく生きてる関西弁がスッバラシイ。
リズムがよくて楽しい。
あっという間に引き込まれる。

この後会った人に怪しげな関西弁を使い倒したのは言うまでもない。
ふと手にして読んだ『青空感傷ツアー』の次に読んだ作品。

大阪生まれの作者が綴る作品は、なんと言っても生きてる会話がいい。
関西弁らヴ★の私にはものすごく心地よい。

玉岡かおるの関西弁(どちらかと言えば神戸)も好きだし、文語的な関西弁でなく、口語的な関西弁をそのまま文章にしてくれてるのが好きだ。

私は関西弁も、それを元気よく喋るオンナノコもダイスキだ。
友人の一人に京都出身の子がいるけど、京都と言えば「はんなり」というイメージしか持っていない私に彼女の関西弁はカルチャーショックだった。京都の方が実は言葉は荒いと言うのだ。
漠然と”関西弁”と言ってはいるが、○○弁と言っても地域によって微妙にアクセントや言い回しが違うこと以上に、広域に渡る関西弁ならなおさらのことだ。奥が深い関西弁・・・。
ちなみに、関西弁をしゃべる男も好きだ。特に和歌山(>え)。

この小説に出てくるオンナノコはみんな、どこにでもいるであろう自分の中の一人なのでとても親近感を持って入り込める。
内容としては、はっきりとした結末が好きな私としてはもう少し突っ込んで欲しい気もするけど、最近の作家さんてこういう作風が多いし、それはそれで読後にいろいろ考えたりするきっかけにもなるので良しとしよう。
ふとした日常を切り取り、そこから何かが始まるような話でもないし、事件が起こるわけでもない。ただ淡々と過ごす日々のある一点を取り上げたようなそんなお話の数々。きっと誰でもこういうキモチやもどかしさを感じるのではないだろうか。

そういう”なんでもなさ”が私を惹きつけるのだと思う。

柴崎さんの出世作『きょうのできごと』はまだ読んだことがないので、次はぜひこれに手を出したい。

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