2013年5月の読書メーター
読んだ本の数:12冊
読んだページ数:3067ページ
ナイス数:326ナイス
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■碧空(あおぞら)のカノン 航空自衛隊航空中央音楽隊ノート
表紙借りだが、空自広報室関連というタイムリーな内容にニヤニヤしていたのは私だけではないはず!(笑)こちらは音楽隊のお話で、正直そういうものがあるのは知っていてもなじみがないせいでピンと来ない。でも普段触れられない世界を垣間見ることができて楽しかった〜。音楽隊とはいえ、そこは自衛官。楽器の練習以外に体力維持にも余念がないとか、演奏会の準備にもすべて書類が必要で事細かに役割が決まっているとか。演奏会に行ってみたい!あ、でも音楽隊の人たちって有事の時はどんなことするんだろう。続編の構想があるならそのへんもぜひ!
読了日:5月30日 著者:福田 和代
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■サウジアラビアでマッシャアラー! 嫁いでみたアラブの国の不思議体験
不思議の国、サウジアラビア。身近にアラブ人もムスリムもいないので、本やメディアで触れたことしか知らない、まったくの未知の世界。それが、なぜか近い場所に感じられるのは、著者のファーティマ松本さんの筆力によるものだろうか。結婚(家族)観や宗教観など、わかりやすく書かれてはいるが、生活感を感じないのが残念。どちらかと言えばもっと生活風景が知りたかったなぁ。それにしても、お子さんが7人とかビックリ!パパの経済力もすごいけど、ママのバイタリティもすごいよね。
読了日:5月27日 著者:ファーティマ松本
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/29141440

■坂木司リクエスト! 和菓子のアンソロジー
和菓子と言えば、やっぱりアンちゃんですよね!そんな坂木さん編集の和菓子アンソロジー。どれもおいしそうだけど、個人的には苺の淡雪羮が好き。あ、でも季節のどら焼きも捨てがたいなぁ。色とりどりの上生菓子も不思議な創作菓子も、みーんな食べてみたい!(笑) と、夜中に読むには罪作りな本でした。和菓子を題材にしていてもミステリー仕立てからほんわか系、異次元系、近未来系など、個性豊かな作品が集まり新しい作家さんとの出会いもあったりして、ホントに嬉しい企画です。もっといろんな題材も読みたいです!
読了日:5月23日 著者:坂木 司
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■大崎梢リクエスト! 本屋さんのアンソロジー
リクエストアンソロジーシリーズ(?)第二弾。本屋さん(書店というより本屋さんという呼び方が好き)が舞台。読んでいて、あるある!や、そうそう!とうなづいたり、ニヤニヤしたり、ああ〜楽しかった!本屋さんでミステリー仕立てというのもいいですね。全部よかったけれど、印象深いのがいくつか。有栖川さんさすが。吉野さんのお話大好き。姫川キタ━(゚∀゚)━!似鳥さんのヒネリがいい。我が店の前店長も優秀だけどおっさんくさい美女でしたなぁ。なんて思い出したり。楽しい読書でした。
読了日:5月22日 著者:大崎 梢
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/28973971

■ローカル線で行こう!
地域再生物語。「デパートへ行こう!」のような盛り上がりや感動はないけれど、次々に飛び出すアイディアや行動力が素晴らしく、見習いたいものがたくさんあった。県の陰謀?についてはなんだか物足りない。どうせならフィクションらしくコテンパンにやっつけちゃえばよかったのに!(笑)。哲夫をめぐるコイバナもああ〜…って無難な結果に。いやあればあれでいいんだけどね!お役人のシステムを改めて突きつけられたり、限界地域の苦悩なども考えさせられた。でも全編を通して篠宮さんの生き生きとした姿が目に浮かぶようで読んでいて楽しかった。
読了日:5月19日 著者:真保 裕一
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■子どもに教えたい 大人にも知ってほしい 世界を変えた建物
これはイラストだけでなく、写真も載せて欲しかった。わかりやすい説明はよかったんだけどね。せめて各建物につき一枚は写真を! 未来の建物は興味深くて面白いけれど、どうせならCGでもっと本格的に描かれたものを見たかったな。
読了日:5月18日 著者:岩佐 まもる
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■「園芸店で買った花」をすぐ枯らさない知恵とコツ (主婦の友新実用BOOKS)
守備範囲は広く、内容はザックリな園芸本。たしかにたくさんの鉢花は載ってる。季節毎で見やすい。でも、このくらいは知ってるよ、レベルのことしか書いてなーい(’へ’)。やっぱり、もう少し種類を絞るか、季節毎にするか、なんかして一種類毎のお世話を細かく載せていただかないとダメみたい。植え替えとか切り戻しとかを具体的に知りたかったのに残念。花のカタログだと思えば良いかも。
読了日:5月18日 著者:
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/28859703

■なぜ猫は旅をするのか?
またまたネコ登場!とはいえ、ネコはあまり…というか、全然活躍しません。しょぼん。交通事故で逆行性健忘症になってしまった医師、鳥羽先生とその周りで起こる日常ミステリ。一話目だけはネコがメインだけど、他はお話の端々に少し出てくるだけで、あまり先生とは絡んでくれないので物足りない(;_;)。物語にあまり集中できず読了までに時間がかかったけれど、最後のふたつは一気に読めた。もっとネコを!!
読了日:5月13日 著者:永嶋 恵美
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■なにごともなく、晴天。
ベーコンのなんとおいしそうなこと!今夜のご飯はベーコン醤油ライスに決まり!装丁もコーヒー豆でなく、むしろベーコンにしてくれたらよかったのに! 女性主人公というのが新鮮。高架下のゆうれい列車も、横顔の君も、女探偵も、どれも味わいがあってあたたかい。もちろん、ベーコン姉さんがMVP!(笑)
読了日:5月7日 著者:吉田 篤弘
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/28559179

■パンとスープとネコ日和
ほぼ一気読み。群さんの本は気負わずに読めるから好き。ネコも出てくるし小林聡美さんで映画化されるから期待大で読んだ。あぁでも、たろちゃんとのお別れシーンはやっぱり泣いた。それまでほんわかクスリとゆるく笑っていたのに突然のお別れ!あまりにも深い喪失感。わかります、わかります。・°°・(>_<)・°°・。泣きながら両隣にいる我が家のネコちゃんずのぬくもりを味わった。
読了日:5月6日 著者:群 ようこ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/28520556

■憤死
あらあら、綿矢さんの新境地。短編3つ?4つ?薄気味悪い不思議なお話ばかり。違和感を抱えながら読了。うーん、こういうもやもやした読後感って好きじゃないんだけど…。でもその後、新聞のインタビューでやっとこういう作品が書けるようになったと言っているのを読んで、うん、受け入れることにします。タイトル作の憤死は、ちくちくと刺さる毒があってけっこう面白かったな。
読了日:5月4日 著者:綿矢 りさ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/28520715

■近藤史恵リクエスト! ペットのアンソロジー
最近はもうネコモノを手当たり次第に選んでいる感じ。これはネコだけじゃないけど面白かった。近藤さんだからミステリー要素強いかな、とも思ったけどそうでもなく、ほのぼのから号泣までバラエティ豊か。ネコモノ…泣きました。泣くのはわかっていたので最後に回したけどやっぱり泣きました。個人的には爬虫類のお話が好き。トカゲとかイグアナとか飼ってみたいけど、実際はものすごく大変なんですよねぇ。ワームとか。。。
読了日:5月3日 著者:近藤 史恵
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/28520439


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