3月はホントに忙しかった。図書館で借りた本を読めずに
返してはまた借りるというのを3回くらいやって諦めた(^_^;)
落ち着いたらリベンジする本がいっぱいだ。


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2013年3月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:2691ページ
ナイス数:193ナイス
http://book.akahoshitakuya.com/u/46133/matome?invite_id=46133

■こちら弁天通りラッキーロード商店街
寂れた地方の商店街。老人ばかりの店主に請われ、借金から逃げてきた偽坊主が100円商店街を提案する。100円の商品に限らずサービスも100円で行うアイディアもよかった。痛快な快進撃。しかし、ここまで作り込んでおきながら最後は老人たちに借金背負わせてハッピーエンドとは、すっきりしない。設定はおもしろかったし、最後までぐいぐい読めただけに、ああ!ラストが惜しい!編集ガールのような失速感。
読了日:3月28日 著者:五十嵐 貴久
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/27579211

■美少女教授・桐島統子の事件研究録
若返り病なんてまた奇想天外な…と思ったけれど、科学者ならばありえなくもない設定?で楽しく読めました。科学と吸血鬼の対比もおもしろい。ウイルスについては実際にありそうで(実は水面下ではすでに実用化されていたりして…)リアルに怖かった。桐島教授にはこのままでいてほしいですねぇ。そしてほんのり漂っていたラヴ要素を続編で回収していただく、とw
読了日:3月24日 著者:喜多 喜久
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/27578827

■世界から猫が消えたなら
本屋大賞ノミネート作品。連続で猫モノだ(^_^;) 余命わずかな主人公が悪魔と出会う。悪魔は世界からひとつ何かを消すたびに一日寿命が伸びるとけしかけらる。取引にのって、電話、時計、映画など主人公にとって大切なものを次々と余命と引き換えに消していくが、最後の猫だけが消せない。猫がいなくなるなら自分がいなくなった方がいい。そして大切なことに気付くのだ。展開が早くてすべてが唐突な気もしないではないが、映像向きの作品。猫の「フーカフーカ」した感触に激しく同意。最後のお母さんの手紙に泣けた。
読了日:3月16日 著者:川村 元気
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/27058370

■吹奏楽部あるある
私自身は楽器オンチなんだけど、周りに奏者が多いせいか、「あるある!」と叫ぶことができる(笑)。元トランペット、今ユーフォ吹きのムスメが部活に持って行ったら大人気だったそうですw あるあるシリーズ面白い!
読了日:3月15日 著者:
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/27578613

■雪猫
猫が出てくる話はたいてい泣けるから気後れする。読まなきゃいいんだけど猫が好きだからついつい手に取ってしまう…。そして御多分にもれず、本作も泣けました。猫に語らせるなんてやっぱりずるい。でもど真ん中! いちずに飼い主を思う猫たちの行動に夢があり涙を誘う。長く生きれば特殊な才能が生まれるらしい。空中を飛べたり、ニンゲンになったり、字が書けたり?! ファンタジーだけど哲学的でいろいろと考えさせられる。猫の話すことがわかるのは神経衰弱なんだってよ。はは…(^_^;)でも猫を失うくらいなら狂った方がいいな。
読了日:3月14日 著者:大山 淳子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/27057784

■笑うハーレキン
ハーレキンとはなんぞや?と思いながら読み進めていくうちに、道化師のことだとわかる。なぜ「笑う道化師」にしなかったのか、ぜひとも道尾さんに聞きたいところ(笑)。さて今回は白道尾でも黒道尾でもない、何色なんだろう?なお話だけど、人情と生きる力強さみたいのが感じられる、カラスの親指や本作のようなお話、大好きです。道尾さんもきっとまだまだ隠し球をお持ちだろうけれど、アラフォーを迎えて渋みのある文章になってきた気がするのは私だけでしょうか。もっとこういうお話を読みたい!道尾作品19作目。
読了日:3月10日 著者:道尾 秀介
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/26886300

■ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~ (メディアワークス文庫)
わわわ!イキナリお母さん登場だよ∑(゚Д゚) 今回は江戸川乱歩をテーマに、登場人物たちの別の顔を見ることになるお話。智恵子さんしかり、依頼人しかり、そういえば栞子さんだってすでに2面性あるし…。乱歩はたしかに名前は知っていてもちゃんと読んだ記憶がない(^_^;)少年探偵団はこどものころに少し読んだ気もするけど、改めて読んでみようかな。 読後はまだもやもやしてるけれど、井上さんと和解できたことはよかった。栞子さんと五浦くんとの今後が楽しみw そして、栞子さんや智恵子さんの″業″の深さに恐れいった。
読了日:3月7日 著者:三上 延
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/26869063

■光圀伝
750ページ!我ながらよく読めたと思う。読み始めから読了まで10日くらいかかったが、400ページあたりからは1日で読んだ。あまりにおもしろくて続きが知りたくて。幸せな読書タイムだった。歴史小説は読まず嫌いだったが、テーマが光圀ということですんなりこの世界に入れたのではないかと思う。実史と推察とを混ぜ合わせた歴史小説には真実を求めがちだが、こんなにわかりやすくおもしろいならフィクションでもいい。読書の世界にもてっぺんがないことに改めて気づかされた。本屋大賞がなければ出会えなかったな。感謝。
読了日:3月1日 著者:冲方 丁
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/26602147


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