2012年3月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:2642ページ
ナイス数:109ナイス
■ウィンター・ホリデー
夏休みに続いてお正月休みのハチさん便。年末年始から春までのイベントと、ヤマトたちの親子イベント盛りだくさん。すれ違ったり笑いあったりして少しづつ距離を縮めていくふたりと、忘れちゃならないリアルお母さん。みんなで手をつなぎ会える日もそう遠くはないよね?
読了日:03月26日 著者:坂木 司
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/17863643
■舟を編む
図書館の予約で延々と待ち、やっと手に入ったので大事に読もうと思ってたのに!2日で読んでしまった。なんというか…純粋で情熱的で爽やかでちょっとホロリ、という大好物が入りまくりの作品でした。辞書編纂部のメンバーの言葉にかける情熱と真摯に向き合う姿に感動させられます。帯や扉絵のイラストは先入観を与えてしまってどうかと思うけど、それ以外の装丁が『大渡海』とそっくり同じなので、なんだか当事者な気持ちがして感慨深かったです。
読了日:03月21日 著者:三浦 しをん
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/17705340
■映画オフィシャル写真集「51(ウーイー)世界で一番小さく生まれたパンダと仲間たち」
ウーイーは51グラムで生まれたパンダ。飼育員さんに大切に育てられて、立派な大人パンダになった。映画製作に合わせて作られた子供向けの絵本だけど、写真が多くて嬉しい。パンダがかわいくてかわいくてたまらない一冊。
読了日:03月20日 著者:張雲暉
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/17705958
■いとみち
激しい津軽弁で引っ込み思案の女子高生が、メイド喫茶で働くことによって成長していく物語。ばば様がいい味出してる。今までの越谷作品よりはじんわり度が足りないけれどこういう純情なのもいいな。
読了日:03月17日 著者:越谷 オサム
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/17478865
■探偵はひとりぼっち (ハヤカワ文庫 JA (681))
ススキノ探偵シリーズ5作目(前作の向こう端に座った男は短編集らしく、近くの図書館に所蔵がないのでリクエスト待ち)。みんなに好かれているというオカマのマサコちゃんが惨殺される今回の事件も哀しかった。まさか犯人があんな形でわかるとは…。このシリーズはいろんなイミでカッコイイんだけど、被害者が哀しすぎる。ライトなものを目指しているワケではないので仕方ないんだけれど、たとえ事件が解決しても読後はいつも重苦しい。いやしかし、このラストは衝撃です!!
読了日:03月12日 著者:東 直己
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/17429253
■東京ヴィレッジ
青梅という東京だけどイナカな街にある実家に見知らぬ夫婦が住み着いている、と親戚から聞かされた主人公。実家奪還のために戦う彼女とそれを支える恋人と同僚。夫婦とかいったいどんな人物なのか、家族や実家は無事なのか…とミステリー色強めの作品を期待していたが、期待はずれだった。青梅という土地を利用して、ちゃっかり「東京」で生きて行こうとする人たちの生き残り作戦。プロローグとエピローグがごちゃごちゃとしていて無駄に長い。最初は憤っていた主人公も、結局は実家の家族と同様で、なんとなく流れていってしまって残念だった。
読了日:03月07日 著者:明野照葉
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/17231189
■楽園のカンヴァス
マハさんの本領発揮作品。今や小説家が本職なんだろうけれど、その前にこの人はキュレーターだったな、と思い出した。美術作品やルソーへの愛情が感じられる一冊だった。美術作品のミステリーとしてもよくできていて、創作であろう古書の内容とかけあわされて何重にも楽しめた。意外な真実には途中あたりからなんとなく感づいてはいたが、うまくまとまって、読み応えのある作品だった。欲を言えば、親娘の確執にももう少し踏み込んで欲しかった。
読了日:03月05日 著者:原田 マハ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/17148254
■番犬は庭を守る
次から次とページをめくり、気づけば3時間あまりで読み終えた。地名や人名こそ外国のものではあるけれど、今の日本を如実に表してるかのような内容でちょっとコワイ。文章がこなれていない感じもするけど、岩井さんのことだから映像化もちゃんと視野に入れてるんだよね。どんな画面になるのか…観るのもコワイ。でも、今の状況を他人事と思わずに、しっかり向き合わなければと諭された感じです。
読了日:03月02日 著者:岩井 俊二
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/17148153
■階段途中のビッグ・ノイズ
あーーーーもっと早く読むべきだった。最高に楽しい作品だった。青春ド真ん中!!グリーンディとかオフスプリングとか、また聴きたくなったなぁ。ドラマ化したらどうでしょう。さっそく脳内キャスティングしてみたり(^_^;)著書が少ない作家さんだけど、次の作品が早く読みたくてたまらない。
読了日:03月01日 著者:越谷 オサム
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/17147999
▼2012年3月の読書メーターまとめ詳細
http://book.akahoshitakuya.com/u/46133/matome
▼読書メーター
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読んだ本の数:9冊
読んだページ数:2642ページ
ナイス数:109ナイス
■ウィンター・ホリデー
夏休みに続いてお正月休みのハチさん便。年末年始から春までのイベントと、ヤマトたちの親子イベント盛りだくさん。すれ違ったり笑いあったりして少しづつ距離を縮めていくふたりと、忘れちゃならないリアルお母さん。みんなで手をつなぎ会える日もそう遠くはないよね?
読了日:03月26日 著者:坂木 司
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/17863643
■舟を編む
図書館の予約で延々と待ち、やっと手に入ったので大事に読もうと思ってたのに!2日で読んでしまった。なんというか…純粋で情熱的で爽やかでちょっとホロリ、という大好物が入りまくりの作品でした。辞書編纂部のメンバーの言葉にかける情熱と真摯に向き合う姿に感動させられます。帯や扉絵のイラストは先入観を与えてしまってどうかと思うけど、それ以外の装丁が『大渡海』とそっくり同じなので、なんだか当事者な気持ちがして感慨深かったです。
読了日:03月21日 著者:三浦 しをん
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/17705340
■映画オフィシャル写真集「51(ウーイー)世界で一番小さく生まれたパンダと仲間たち」
ウーイーは51グラムで生まれたパンダ。飼育員さんに大切に育てられて、立派な大人パンダになった。映画製作に合わせて作られた子供向けの絵本だけど、写真が多くて嬉しい。パンダがかわいくてかわいくてたまらない一冊。
読了日:03月20日 著者:張雲暉
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/17705958
■いとみち
激しい津軽弁で引っ込み思案の女子高生が、メイド喫茶で働くことによって成長していく物語。ばば様がいい味出してる。今までの越谷作品よりはじんわり度が足りないけれどこういう純情なのもいいな。
読了日:03月17日 著者:越谷 オサム
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■探偵はひとりぼっち (ハヤカワ文庫 JA (681))
ススキノ探偵シリーズ5作目(前作の向こう端に座った男は短編集らしく、近くの図書館に所蔵がないのでリクエスト待ち)。みんなに好かれているというオカマのマサコちゃんが惨殺される今回の事件も哀しかった。まさか犯人があんな形でわかるとは…。このシリーズはいろんなイミでカッコイイんだけど、被害者が哀しすぎる。ライトなものを目指しているワケではないので仕方ないんだけれど、たとえ事件が解決しても読後はいつも重苦しい。いやしかし、このラストは衝撃です!!
読了日:03月12日 著者:東 直己
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/17429253
■東京ヴィレッジ
青梅という東京だけどイナカな街にある実家に見知らぬ夫婦が住み着いている、と親戚から聞かされた主人公。実家奪還のために戦う彼女とそれを支える恋人と同僚。夫婦とかいったいどんな人物なのか、家族や実家は無事なのか…とミステリー色強めの作品を期待していたが、期待はずれだった。青梅という土地を利用して、ちゃっかり「東京」で生きて行こうとする人たちの生き残り作戦。プロローグとエピローグがごちゃごちゃとしていて無駄に長い。最初は憤っていた主人公も、結局は実家の家族と同様で、なんとなく流れていってしまって残念だった。
読了日:03月07日 著者:明野照葉
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■楽園のカンヴァス
マハさんの本領発揮作品。今や小説家が本職なんだろうけれど、その前にこの人はキュレーターだったな、と思い出した。美術作品やルソーへの愛情が感じられる一冊だった。美術作品のミステリーとしてもよくできていて、創作であろう古書の内容とかけあわされて何重にも楽しめた。意外な真実には途中あたりからなんとなく感づいてはいたが、うまくまとまって、読み応えのある作品だった。欲を言えば、親娘の確執にももう少し踏み込んで欲しかった。
読了日:03月05日 著者:原田 マハ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/17148254
■番犬は庭を守る
次から次とページをめくり、気づけば3時間あまりで読み終えた。地名や人名こそ外国のものではあるけれど、今の日本を如実に表してるかのような内容でちょっとコワイ。文章がこなれていない感じもするけど、岩井さんのことだから映像化もちゃんと視野に入れてるんだよね。どんな画面になるのか…観るのもコワイ。でも、今の状況を他人事と思わずに、しっかり向き合わなければと諭された感じです。
読了日:03月02日 著者:岩井 俊二
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/17148153
■階段途中のビッグ・ノイズ
あーーーーもっと早く読むべきだった。最高に楽しい作品だった。青春ド真ん中!!グリーンディとかオフスプリングとか、また聴きたくなったなぁ。ドラマ化したらどうでしょう。さっそく脳内キャスティングしてみたり(^_^;)著書が少ない作家さんだけど、次の作品が早く読みたくてたまらない。
読了日:03月01日 著者:越谷 オサム
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/17147999
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