2011年11月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:2124ページ
ナイス数:54ナイス

■死亡フラグが立ちました! (宝島社文庫) (宝島社文庫 C な 5-1)
ドS刑事が気になったので、まずはデビュー作から。これは、推敲を重ねボリュームダウンしたからかとても読みやすく、どうして受賞しなかったんだろうと思えるくらい完成度が高い。トリックにこじつけがなくもないが、殺し屋だの編集長だの先輩だの、キャラクターがはっきりしていておもしろい。濃いキャラに囲まれて主人公が地味なのはバランスのためか(笑)。ただひとつ言わせていただければ、死神の仕業とはいえポンポン人が死にすぎ!せめて"あのひと"だけでも生きていて欲しかった。
読了日:11月30日 著者:七尾 与史
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/14977332

■ディズニー そうじの神様が教えてくれたこと
いつかはディズニーで働きたいと思っている。ディズニー系啓発本を読んで、"その日"のためにイメージトレーニング中vv
読了日:11月27日 著者:鎌田 洋
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/14977308

■あまからカルテット
女友達って不思議。ちょっとしたきっかけで最強の関係になれる。この4人の関係って本当にうらやましい。"4人じゃないと乗り越えられない"、なんて言いながら、いつしか"1人でも大丈夫!"にそれぞれが成長していく。久しぶりに心強い作品に出会えた気がする。
読了日:11月21日 著者:柚木 麻子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/14751630

■ボトムレス
拓未さんが新たなページを開いた気がします。幻のレストランをめぐるホラー色の強いミステリ。お料理の描写はさすがですが、人物の描き方がさらによかった。薄っぺらい人から深〜い人まで千差万別でした。ネコ飼いの私としてはちょっとコワイ場面もありましたが、なかなか面白い作品でした。
読了日:11月19日 著者:拓未 司
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/14751067

■オーダーメイド
匿名の依頼人から官能小説を書くように頼まれた主人公。作家とは名ばかりの彼女が自分を切り売りして紡いだ作品は依頼人を満足させるが、次第に彼女は依頼人の連絡係が気になるようになってくる。その連絡係との関係が少しずつ変化してくるにつれて、彼女の心にも変化が訪れる。特別に書かれた官能小説はどこにも発表しない契約だったが、彼女は再び自立するために出版することにしてしまう。契約違反なのに、反論せず許してしまう依頼人。彼女の身勝手さが表立ってしまって…感情移入できなかった。
読了日:11月16日 著者:甘糟 りり子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/14649680

■ハロワ!
ハローワークを舞台にした連作集。久保寺さんの文章は読みやすく、先が気になりすぎて読むのをやめられずに半日で読了。揺るがない信念を持ち、試行錯誤しながらも自分の信じる道を進む主人公の成長物語で終わる…かと思ったら途中から恋愛要素まで入ってきて、少し困惑。信と奈美の関係がどうなるのか、恋愛小説の方向に期待してしまったが、二人の強い意思に残念半分、安堵半分というところか。ドラマ化できそうな作品。図書館でWEB予約をしたので手にとって初めて知った表紙はカスヤナガトさんだった。なんとなくラッキー☆
読了日:11月15日 著者:久保寺 健彦
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/14649699

■星間商事株式会社社史編纂室
色んな意味でしをんさんらしいなぁ(笑)。コミケの内情が垣間見られておもしろかった。編纂室のメンバーひとりひとりが実に頼もしい。会社の暗部を探ろうとして上から抑え込まれたり、遠回しに脅されたりしながらも、逞しく、時にずうずうしく解きあかしてしまう行動力と団結力が素晴らしい。ミステリアスに、コミカルに進むお話の中で少しだけラブ要素が入っているのもイイカンジ。
読了日:11月13日 著者:三浦 しをん
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/14650152

■ホームベーカリーで作るふとらないパン ―バター、オイルなしでもこんなにおいしい―
これは”買い”です!!油脂ナシでもしっかりおいしく出来上がります。油脂の代わりにコンデンスミルクを使うなんて目からウロコでした。
読了日:11月05日 著者:茨木 くみ子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/14650224

■公園で逢いましょう。
とある公園に集まる主婦(主夫?)たちの連作短編集。看護師だったり、元ヤンだったり…と様々な人たちが主人公になるけど、公園という小さなコミュニティの中で確実に育つ関係がある。羅々ママの成長物語がよかった。
読了日:11月04日 著者:三羽 省吾
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/14650202


▼2011年11月の読書メーターまとめ詳細
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11月はコミック祭りでした。
黒執事と銀魂。友人から借りて読みまくっていました。
おかげで文字だけの本はあまり読めなかったなぁ。


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