9月は思ったより読めなかった。忙しかった…てのもあるけど、読書に集中できなかったなぁ。。。
-------------------------
2011年9月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:2425ページ
ナイス数:61ナイス
■ハリー・ポッター大事典II ~1巻から7巻までを読むために~
これはハリポタ好きなら所有していたい一冊。映画最終作を見て「???」が多すぎたため、解明したくて手にとった。7巻全部を読み直すのは時間がかかるが、この事典ならピンポイントで解決してくれる。人物や呪文など細かに解説されていて、単体でも充分楽しい。ただ、7巻の翻訳本が出る前の発行なので、肝心な7巻の解説が控えめなのが残念。「ハリポタ事典完全版」とか出ないかなぁ。出れば買っちゃうのに。
読了日:09月25日 著者:寺島 久美子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/13613532
■バーにかかってきた電話 (ハヤカワ・ミステリワールド)
映画鑑賞の前に駆け込み読書(笑)。ほぼ1日で読了。読みごたえあっておもしろかった。残念ながら1作目を先に読めず、2作目が初めましての東さんだったけど、これはいいんじゃないか!?ハードボイルドを少しだけ脱線した探偵モノなんて、好きにならずにはいられない!シリーズ全部、しっかり読ませてもらいます!
読了日:09月22日 著者:東 直己
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/13613416
■東京観光
バラエティ豊かな短編集。少しだけ不思議ちゃん?な人々が日常や旅先や文学を語る。あとがきにもあるように、雑多なものを並べたようでいながら、どこか似通った空気感がある。中でもゴセイトが好き。あれこれ想像を膨らませながら読んだ。デザインは鈴木成一デザイン室。表紙と扉絵の版画が印象的。
読了日:09月15日 著者:中島 京子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/13411352
■まぐだら屋のマリア
マグダラのマリア−?宗教モノかと思いきや、まさかマグロとタラを掛け合わせたものとは!…とはいえ、シモンやヨハネや、狙ったとしか思えない名前が出てくるので、それだけでメッセージ性の高い作品なんだと思う。重い過去を背負って最果ての地に来た人々が再生する物語。再生とは簡単にいうけれど、ものすごい苦悩や痛みを伴ったうえで、それでも生きてゆくという覚悟を抱えた強さが頼もしい。各所で涙腺は緩みがちだったけれど最後には決壊。生きるとは、愛とは、家族とは…様々なことを考えさせられる作品だった。
読了日:09月12日 著者:原田 マハ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/13360372
■下町ロケット
おもしろかった!直木賞をとったからというよりは、完全に「はやぶさ」系の興味で手にとった。ロケットエンジンの開発研究をしていた主人公が、夢破れて実家の町工場を継ぎ、次々と襲い掛かる困難に立ち向かいながらも、また夢に向かい実現させるという、夢のようなお話。生活を抱えながら夢と現実とどう折り合って前へ進むのか、と考えさせられる。いいオトナたちの話なのに時にはぶつかり、時には肩を抱き合って泣き、楽しそうに語り合う姿はいくつになっても「男の子」という感じで、読んでいて非常に楽しかった。
読了日:09月05日 著者:池井戸 潤
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/13613693
■日本にFCバルセロナが生まれる日
とある事情で、まさかの購入。サッカーにはあまり興味がなく……………断念。経営学の本だったらもっとしっかり読んだのにな。
読了日:09月05日 著者:清水秀雄
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/13613368
■なぎさホテル
伊集院静の自伝的小説…というか、まるっきり自伝でしょう。登場人物をアルファベットなんかにしないで仮名でもつければフィクションになったのに。そして、恥ずかしながら初☆伊集院静。この人の堅苦しい文体は苦手なんだけど、この作品は最後まで読めた。なぎさホテルのたたずまい、支配人や従業員たちのもてなし方を読んでいると、古き善き日本という言葉が思い浮かぶ。ひと昔前には、こういう甘やかされ育つ才能があったのだなぁ。今の時代では手に負えないだろう。失われたからこそ美しい思い出というのは確かに存在する。
読了日:09月03日 著者:伊集院 静
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/13238508
■逃亡医
台風接近のせいで家に引きこもってたので半日くらいで読んだ。積本からなかなか手が出なかったけど、読みはじめてみればすいすいと進んだ。タイトルからして、冤罪を負わされた医者が逃亡しつつ真犯人を探す…(どこかで聞いた^_^;)的なストーリーかと思えば予想もしない展開に。直接的に繋がりのない奈月が自身は愛を無くしながらも、4人ものひとを救うことになる清々しいラストがいい。
読了日:09月01日 著者:仙川環
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/13143944
▼2011年9月の読書メーターまとめ詳細
http://book.akahoshitakuya.com/u/46133/matome
▼読書メーター
http://book.akahoshitakuya.com/
-------------------------
2011年9月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:2425ページ
ナイス数:61ナイス
■ハリー・ポッター大事典II ~1巻から7巻までを読むために~
これはハリポタ好きなら所有していたい一冊。映画最終作を見て「???」が多すぎたため、解明したくて手にとった。7巻全部を読み直すのは時間がかかるが、この事典ならピンポイントで解決してくれる。人物や呪文など細かに解説されていて、単体でも充分楽しい。ただ、7巻の翻訳本が出る前の発行なので、肝心な7巻の解説が控えめなのが残念。「ハリポタ事典完全版」とか出ないかなぁ。出れば買っちゃうのに。
読了日:09月25日 著者:寺島 久美子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/13613532
■バーにかかってきた電話 (ハヤカワ・ミステリワールド)
映画鑑賞の前に駆け込み読書(笑)。ほぼ1日で読了。読みごたえあっておもしろかった。残念ながら1作目を先に読めず、2作目が初めましての東さんだったけど、これはいいんじゃないか!?ハードボイルドを少しだけ脱線した探偵モノなんて、好きにならずにはいられない!シリーズ全部、しっかり読ませてもらいます!
読了日:09月22日 著者:東 直己
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/13613416
■東京観光
バラエティ豊かな短編集。少しだけ不思議ちゃん?な人々が日常や旅先や文学を語る。あとがきにもあるように、雑多なものを並べたようでいながら、どこか似通った空気感がある。中でもゴセイトが好き。あれこれ想像を膨らませながら読んだ。デザインは鈴木成一デザイン室。表紙と扉絵の版画が印象的。
読了日:09月15日 著者:中島 京子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/13411352
■まぐだら屋のマリア
マグダラのマリア−?宗教モノかと思いきや、まさかマグロとタラを掛け合わせたものとは!…とはいえ、シモンやヨハネや、狙ったとしか思えない名前が出てくるので、それだけでメッセージ性の高い作品なんだと思う。重い過去を背負って最果ての地に来た人々が再生する物語。再生とは簡単にいうけれど、ものすごい苦悩や痛みを伴ったうえで、それでも生きてゆくという覚悟を抱えた強さが頼もしい。各所で涙腺は緩みがちだったけれど最後には決壊。生きるとは、愛とは、家族とは…様々なことを考えさせられる作品だった。
読了日:09月12日 著者:原田 マハ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/13360372
■下町ロケット
おもしろかった!直木賞をとったからというよりは、完全に「はやぶさ」系の興味で手にとった。ロケットエンジンの開発研究をしていた主人公が、夢破れて実家の町工場を継ぎ、次々と襲い掛かる困難に立ち向かいながらも、また夢に向かい実現させるという、夢のようなお話。生活を抱えながら夢と現実とどう折り合って前へ進むのか、と考えさせられる。いいオトナたちの話なのに時にはぶつかり、時には肩を抱き合って泣き、楽しそうに語り合う姿はいくつになっても「男の子」という感じで、読んでいて非常に楽しかった。
読了日:09月05日 著者:池井戸 潤
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/13613693
■日本にFCバルセロナが生まれる日
とある事情で、まさかの購入。サッカーにはあまり興味がなく……………断念。経営学の本だったらもっとしっかり読んだのにな。
読了日:09月05日 著者:清水秀雄
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/13613368
■なぎさホテル
伊集院静の自伝的小説…というか、まるっきり自伝でしょう。登場人物をアルファベットなんかにしないで仮名でもつければフィクションになったのに。そして、恥ずかしながら初☆伊集院静。この人の堅苦しい文体は苦手なんだけど、この作品は最後まで読めた。なぎさホテルのたたずまい、支配人や従業員たちのもてなし方を読んでいると、古き善き日本という言葉が思い浮かぶ。ひと昔前には、こういう甘やかされ育つ才能があったのだなぁ。今の時代では手に負えないだろう。失われたからこそ美しい思い出というのは確かに存在する。
読了日:09月03日 著者:伊集院 静
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/13238508
■逃亡医
台風接近のせいで家に引きこもってたので半日くらいで読んだ。積本からなかなか手が出なかったけど、読みはじめてみればすいすいと進んだ。タイトルからして、冤罪を負わされた医者が逃亡しつつ真犯人を探す…(どこかで聞いた^_^;)的なストーリーかと思えば予想もしない展開に。直接的に繋がりのない奈月が自身は愛を無くしながらも、4人ものひとを救うことになる清々しいラストがいい。
読了日:09月01日 著者:仙川環
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/13143944
▼2011年9月の読書メーターまとめ詳細
http://book.akahoshitakuya.com/u/46133/matome
▼読書メーター
http://book.akahoshitakuya.com/
コメント