2011年3月の読書メーター
読んだ本の数:10冊
読んだページ数:2511ページ

■なぎなた (倉知淳作品集)
一日一話、なペースでのんびり読みました。こめぐらがバカミスっぽかったのに比べ、こちらはかなり本格的。(書いた時期もいろいろだけど)いろいろな種類のミステリが読めて楽しかった。「見られていたもの」については、やられた!と言うしかない(笑)。「ナイフの三」はぜひともシリーズ化を再考していただきたい。
読了日:03月31日 著者:倉知 淳
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/10414590

■KAGEROU
話題先行の作品をやっと読むことができた。初野晴の『水の時計』も臓器移植が描かれていたが、そちらとは正反対の軽さに3時間あまりで読了。ラストの章は展開が読めてしまった。賛否両論あるけれど、処女作としてはなかなかの作品だと思う。2作目が本当の勝負デスネ!それにしてもブックデザイン各所に不満が…。表紙はすっきりしていていいけど紙質が厚くてめくりづらいし白すぎてチカチカする。このフォントはなに?昔のワープロみたい…。
読了日:03月24日 著者:齋藤 智裕
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/10344604

■週刊女装リターンズ「女の業」号
マツコの週女連載が好きでこっそり読んでいたけど、その書籍化1冊目。今読むと古い話題ばかりだけどほほぅ~とうなづけるものものばかり。愛のある毒舌がステキ。やっぱりマツコが好き!
読了日:03月21日 著者:マツコデラックス
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/10247132

■自家製酵母のおいしいパン―すっごくかんたん!安心でおいしいパンをいろいろな酵母で作れます!
パンが売っていない!という騒動?を受けて、ホームベーカリーが売れているかはわからないけれど、強力粉は確実に売り場から消えている。そしてイースト菌も…。そこで自家製酵母の出番。我が家に常備してあるカスピ海ヨーグルトからでも簡単に酵母が起こせた。ただ日持ちしないのが難点。停電があると心配だ。今の季節はいいけれど夏には不向きかな。
読了日:03月20日 著者:相田 百合子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/10247185

■まことの人々
タイトルに惹かれて手に取る。兄弟で執筆しているという珍しい形態の作家さん。読みやすい文体だったけれど、このテーマはなんなんだろう。闇があるから光が生きる、ということなのかな。裏の主人公ともいえるエドモン軍曹が最低の人間で、それに飲み込まれる彼女も人格を壊していくようで、お芝居のシーンはあまり気分がよくなかった。最終章で平和が戻ってくるが、この世界のあちこちにエドモン軍曹がいるかと思うと、背筋がゾクリとする。
読了日:03月17日 著者:大森 兄弟
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/10186066

■君に届け 13 (マーガレットコミックス)
いやあ…なんか照れる(笑)。付き合い始めた頃、こんなんだったよね。いつから好きだったかとか、名前呼ばれただけで照れたりして。ホントに楽しいのは今だけなので、ふたりには思う存分楽しんで欲しい。
読了日:03月17日 著者:椎名 軽穂
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/10185988

■放課後探偵団 (書き下ろし学園ミステリ・アンソロジー) (創元推理文庫)
若手ミステリ作家のアンソロジー。梓崎優目当てで手に取った。今後チェックせざるを得ない作家さんたちばかり。学園ものだけに気負わずに読める。梓崎作品の「スプリング・ハズ・カム」は、「叫びと祈り」同様に美しいラストが印象的だった。
読了日:03月15日 著者:相沢 沙呼,市井 豊,鵜林 伸也,梓崎 優,似鳥 鶏
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/10247443

■せきれい荘のタマル
タマルのあまりの傍若無人ぶりになかなか入り込めなかったけれど、のりたまに猛攻勢をかけているあたりから一気読み。だんだんタマル寄りになっていく自分、いました(笑)。初めの軽いノリのままいくのかと思いきや、盗難事件や宗教が出てきて少し重たい方向に行ったけれど、最後はやっぱりこうでなくちゃ!
読了日:03月09日 著者:越谷 オサム
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/10110043

■村上春樹 雑文集
あまりエッセイは読まないけれど、伊坂さんに続いて読んだこの本は得るものが多かった。とりわけTONY TAKITANIのためのコメントがよかった。この小説が原作の映画は、イッセー尾形さんが主演していて、それを知って遠くのTSUTAYAにまで借りに行った(近くのTSUTAYAには置いてなかった)ことがある。本物のトニー滝谷さんが、小説からも映画からももちろんイッセーさんからも全然関係ないところにいるのがわかり、愉快だった。
読了日:03月06日 著者:村上 春樹
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/10049725

■エロマンガ島の三人 長嶋有異色作品集
タイトルに惹かれて手に取ったけれど(そして借りる時、少し恥ずかしかったけど!)、タイトル作が1番面白かった。異色作品集とだけあって変わったお話が多かった。自分のイメージしていた長島氏とはまた違う作品だったので少し戸惑った。エロマンガ島…冗談だと思ったら本当にあるんですね(笑)
読了日:03月02日 著者:長嶋 有
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/10002047


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