2011年1月の読書メーター
読んだ本の数:10冊
読んだページ数:2587ページ
■3652―伊坂幸太郎エッセイ集
私好みの小説を書くひとはやはり、エッセイも私好みなのだなぁと思った。それに気づいてからはずっとニヤニヤして読んでいた。秘かに憧れていた人が実は自分のことを好きだと人伝いに聞いたかのような(笑)。隠し玉以外ほとんどが読んだことのないものばかりで新鮮だった。なるほど〜な脚注がまたおもしろい。
読了日:01月29日 著者:伊坂 幸太郎
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/9474260
■セゾン文化は何を夢みた
私はセゾン文化隆盛後期の世代だったと思う。懐かしい場所、人物、名称の羅列だった。あの頃を振り返りながら読んでいて、様々な文化人が関わっていたことに驚き、感動さえ感じていた。あの”イキオイ”を直に感じられたことが、今の自分を少なからず形成していると思う。細かに注釈が付けられていてわかりやすいのも○。
読了日:01月25日 著者:永江 朗
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/9432293
■マボロシの鳥
んー…正直、あまりおもしろくなかった。期待が大きかったせいかもしれない。
読了日:01月24日 著者:太田 光
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/9415159
■SPのお仕事
劇場版SPを見る前に読めばよかったかな。それを抜きにしても、謎な部分を知ることができて面白かった。
読了日:01月16日 著者:チームSP
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/9308739
■マダガスカルがこわれる
美しい写真(とカメレオン)を見たいがために借りたのだけれど、自然破壊について学ぶことになった。美しい空と相反して焼かれた森。残されたバオバブの木が泣いているように見えた。
読了日:01月16日 著者:藤原幸一
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/9291528
■アンダスタンド・メイビー〈下〉
上巻を読んですぐさま下巻にうつり、半日で読了。一気に読んだ。続きが読みたい、というよりは読んでいる私自身がその重さから救われたかったから。あまりに重くて辛い小説だった。内容は重くとも、風景のやわらかさにホッとし、日常のひとコマに和んだ。心理描写が鋭いのでたまに共感してしまったり。結果として、主人公がまた歩き出してくれて本当によかったと思う。
読了日:01月13日 著者:島本 理生
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/9256684
■アンダスタンド・メイビー〈上〉
一言で言うなら、重い…。残りの感想は下巻で。
読了日:01月13日 著者:島本 理生
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/9256626
■虹色の皿
1作目2作目に続く小西シェフが主人公のミステリかと思いきや、シェフの若かりし頃の連作短編集だった。ここでも一流の料理人への厳しい道のりが描かれている。この年代にありがちな、若さゆえの身勝手さや妙に自信たっぷりな前向きさが、今ではくすぐったく感じる。主人公以外の人物をもっと掘り下げた続編も読んでみたいけど、いかがでしょう?
読了日:01月10日 著者:拓未 司
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/9213320
■ねむり
昔の短編がこんな風に豪華に一冊の本として生まれ変わるのは贅沢なことだと思う。少し気味悪さを持った装画は小説の気味悪さを増長させている。しかし…こんな終わりかただったっけ?むかーし読んだきりだから本棚を漁って読み直そう。
読了日:01月07日 著者:村上 春樹
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/9164207
■おやすみラフマニノフ (『このミス』大賞シリーズ)
前作に続き、クラシック音楽に絡んだミステリ。音楽教育の話はいろんなところで読んだけれど、ただ音楽家であることがいかに難しいかを改めて知る。今作は音楽大学の定期公演の準備中に最初の事件が起こる。そして、第二の事件、第三の犯行予告と続くなかで、あっさり犯人が自白してしまう。意外すぎて拍子抜けした最後に真実があった。言葉で音楽を著すのは難しいだろうに、様々な言い回しで表現された音楽は実に豊かで興味をそそられる。ミステリならば1作目の方がよかったけれど、今作の方がぐいぐい読めた。
読了日:01月06日 著者:中山 七里
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/9163858
▼読書メーター
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読んだ本の数:10冊
読んだページ数:2587ページ
■3652―伊坂幸太郎エッセイ集
私好みの小説を書くひとはやはり、エッセイも私好みなのだなぁと思った。それに気づいてからはずっとニヤニヤして読んでいた。秘かに憧れていた人が実は自分のことを好きだと人伝いに聞いたかのような(笑)。隠し玉以外ほとんどが読んだことのないものばかりで新鮮だった。なるほど〜な脚注がまたおもしろい。
読了日:01月29日 著者:伊坂 幸太郎
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/9474260
■セゾン文化は何を夢みた
私はセゾン文化隆盛後期の世代だったと思う。懐かしい場所、人物、名称の羅列だった。あの頃を振り返りながら読んでいて、様々な文化人が関わっていたことに驚き、感動さえ感じていた。あの”イキオイ”を直に感じられたことが、今の自分を少なからず形成していると思う。細かに注釈が付けられていてわかりやすいのも○。
読了日:01月25日 著者:永江 朗
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/9432293
■マボロシの鳥
んー…正直、あまりおもしろくなかった。期待が大きかったせいかもしれない。
読了日:01月24日 著者:太田 光
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/9415159
■SPのお仕事
劇場版SPを見る前に読めばよかったかな。それを抜きにしても、謎な部分を知ることができて面白かった。
読了日:01月16日 著者:チームSP
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/9308739
■マダガスカルがこわれる
美しい写真(とカメレオン)を見たいがために借りたのだけれど、自然破壊について学ぶことになった。美しい空と相反して焼かれた森。残されたバオバブの木が泣いているように見えた。
読了日:01月16日 著者:藤原幸一
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/9291528
■アンダスタンド・メイビー〈下〉
上巻を読んですぐさま下巻にうつり、半日で読了。一気に読んだ。続きが読みたい、というよりは読んでいる私自身がその重さから救われたかったから。あまりに重くて辛い小説だった。内容は重くとも、風景のやわらかさにホッとし、日常のひとコマに和んだ。心理描写が鋭いのでたまに共感してしまったり。結果として、主人公がまた歩き出してくれて本当によかったと思う。
読了日:01月13日 著者:島本 理生
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/9256684
■アンダスタンド・メイビー〈上〉
一言で言うなら、重い…。残りの感想は下巻で。
読了日:01月13日 著者:島本 理生
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/9256626
■虹色の皿
1作目2作目に続く小西シェフが主人公のミステリかと思いきや、シェフの若かりし頃の連作短編集だった。ここでも一流の料理人への厳しい道のりが描かれている。この年代にありがちな、若さゆえの身勝手さや妙に自信たっぷりな前向きさが、今ではくすぐったく感じる。主人公以外の人物をもっと掘り下げた続編も読んでみたいけど、いかがでしょう?
読了日:01月10日 著者:拓未 司
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/9213320
■ねむり
昔の短編がこんな風に豪華に一冊の本として生まれ変わるのは贅沢なことだと思う。少し気味悪さを持った装画は小説の気味悪さを増長させている。しかし…こんな終わりかただったっけ?むかーし読んだきりだから本棚を漁って読み直そう。
読了日:01月07日 著者:村上 春樹
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/9164207
■おやすみラフマニノフ (『このミス』大賞シリーズ)
前作に続き、クラシック音楽に絡んだミステリ。音楽教育の話はいろんなところで読んだけれど、ただ音楽家であることがいかに難しいかを改めて知る。今作は音楽大学の定期公演の準備中に最初の事件が起こる。そして、第二の事件、第三の犯行予告と続くなかで、あっさり犯人が自白してしまう。意外すぎて拍子抜けした最後に真実があった。言葉で音楽を著すのは難しいだろうに、様々な言い回しで表現された音楽は実に豊かで興味をそそられる。ミステリならば1作目の方がよかったけれど、今作の方がぐいぐい読めた。
読了日:01月06日 著者:中山 七里
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/9163858
▼読書メーター
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