ゴールデンスランバー~オリジナルサウンドトラック~
物騒なタイトルですが、映画『ゴールデンスランバー』です。
まさかふみおさんが出てるとは!!知らなかったぁ。
…ステキでした。うふん。
映画はもうね、中村監督ですから。安心というか…間違いない(笑)
原作がもう映画的だから。あとはうまくセッティングするだけだからさっ。
とはいうものの、映画を作るのは大変だよね~。
でも、観る方としては原作とどう違うのか、違っても許せるのか、それが大事。
原作読んでから2年。
詳細までは覚えてないけど、初めの場面から、「ああ、これからあの逃亡劇が始まるんだなぁ…」と人ごとながら重たい気分になりました。
それにしても堺さんよく走った!インタビューでも走らされた~と言ってたけど、走るシーンばっかりな気がしました。
いやでもあの驚いて振り返る顔がポスターなんて、ないだろう。もっとこう…こう…堺さんのステキなところが映し出された画はなかったのか。それとも、森田の言ったように、みっともなくてもいいから逃げろ、という言葉を表したものなのだろうか。
とにかくお見事としかいいようがない。
イメージ通りの、ゴールデンスランバーがそこにありました。
ま、あえて言うならば、キャスティングの一部がね。うん。彼女がアイドルってどうなのかなぁと。しかも整形してる…。
『パレード』でもものすごい美女の役やるけど、明らかにチガウでしょ(毒)
内容も素晴らしいけど、伊東四朗で泣きます。2回泣けます。木内みどりが綺麗でした。
晴子が独身時代にすんでいたアパートはアヒルと鴨~で琴美が、琴美亡きあとはドルジ(河崎)が住んでいたアパートにそっくり。よくある間取りかもしれないけど。けど!!
終わって、少し離れた同じ列の人が「で、結局本当の犯人って誰だったの?」とお連れ様に聞いてたけど、そうか、原作読んでないのか…と思った。単純に映画だけを見に来る人もいるのね。
でも原作でも明らかにされてないけどね。
犯人なんていないのです。あえて言うならば国家権力とか某政治家とかかな。
公園で青柳が逃げたあとに、竜雷太が言った言葉に香川照之が固まるじゃないですか。あれが答え。最前線の香川さん扮する佐々木一太郎でさえ把握していなかったということです。いやあコワイわ。一言もしゃべらない永島敏行もコワかったけど!
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