懐かしい町「月舟町」の十字路の角にある、ちょっと風変わりなつむじ風食堂。
そこに毎夜集う常連客たち―月舟アパートメントに住んでいる雨降り先生の「私」、古本屋の「デニーロの親方」、イルクーツクに行きたい果物屋の青年、不思議な帽子屋・桜田さん、背の高い舞台女優・奈々津さん。
風変わりな人々といたって普通の「私」―。
馴染める訳もないはずだった「私」は桜田さんに“二重空間移動装置”という名の万歩計を売りつけられ、デニーロの親方には“唐辛子千夜一夜奇譚”という本を売ってもらう。そして、果物屋の青年と“宇宙の果て”について考え、タブラさんの息子と“エスプレッソマシーン”について懐かしみつつ、売れない女優の奈々津さんにお芝居を書いてほしいと頼まれる。
そんな何でもないような、でもちょっとした出来事を積み重ねていくうちに「私」は過去の自分、そして未来の自分と次第に対峙してゆく



祝・映画化!!!


主演は八嶋智人さん。
欲を言えば加瀬亮とか、堺雅人とかにやってほしかった(まんま好みじゃん)けど、けど!八嶋さんでもかなりいい線行ってると思う。原作のイメージを壊さないの基本だもんね。もう撮影は終わっちゃってるけど、朴訥感求ム。むふふ。




私はずいぶん前から吉田篤弘ファンだと公言してるけど、周りにこの名前を言って反応が得られたことが一度しかない。(しかも相手は紀伊国屋本社の人。。。)
それくらい、認知度が低い?けどマニア受けする…というか、好きな人は好き、っていう独特の雰囲気を持っているので、吉田篤弘が好きな自分が好き(はあと)みたいな満足感が得られればいいや。


………いや、言いたいことはそうじゃなくて(汗)、 もっと多数の人に知って(読んで)もらいたーい!!
ということ。



この映画がそのきっかけになればいいな。
そして私の周りでも吉田談義ができればいいな。

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索