エソラ vol.7

2009年5月17日 読書
アマゾンではよく見かけていた本だけど、初めて書店で見た。見つけた。


さすがくまざわ書店。見直したぞ。





伊坂幸太郎『ギブ』

冒頭から難しかった。
あら、私って疲れてるのかしらん…て思うほど、小説の中に入りこめなくて、集中するのに2~3ページは苦労しました。
全体像がわかってくると、すとんと言葉もなく理解。
想像で画が見えればオッケー。
荒唐無稽な世界のお話を書くのって、読者に対する説明とか大変だよねー。
想像力の乏しい人にはかなりキビシーに違いない。
モーソー力だけはあり余るほど持っている私だからこそ、この世界に入り込めたのかも。

…立ち読みでvv




伊坂さんの作品には善人も悪人も出てくるし、善行も悪行も出てくるけど、それよりも”理不尽”なことの方が多いと思う。
正直に実直に生きている人が傷めつけられたり、だまされたりと容赦ない。
いつも理不尽だなぁと思う。

そんな理不尽な世の中のお話です。
ってなんのこっちゃ…ですよね。

このお話を一言で表すなら”理不尽”なのです。

そう感じてしまったのだからもうどうにもならない。

さて、菜由ちゃんのマクロの世界はどっちなんだろう。

もう一度じっくり読みたい。






立ち読みですいませーん。
願わくば、いつかどこかで文庫本に入りますように。

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索