5/13読了。
この人の作品を読んだのはデビュー作『水の時計』以来。
あれはすごく引き込まれ作品で、読み応えがあった。美しくももの悲しい余韻があって、次回作を期待したものだった。
けど、次の作品『漆黒の王子』にはさすがに手が出せなかった。
冒頭の数ページがあまりに暗く、辛くて読み進められなかったからだ。
そのまま新刊が出てもあまり気にとめなくなってしまった。
そんなダークなイメージを払拭するかのような本書は、帯や内容紹介にもあるように作者初の 青春学園ミステリー。
実は『このミス』に推薦文が載っていて、興味が湧いたので読んでみた、というわけ。
単純におもしろかった。
軽くてすぐに読めてしまった。
キャラ立ちの連作というのはいいね。次回作にも期待できそう。
穂村チカ、高校一年生、廃部寸前の弱小吹奏楽部のフルート奏者。上条ハルタ、チカの幼なじみで同じく吹奏楽部のホルン奏者、完璧な外見と明晰な頭脳の持ち主。音楽教師・草壁信二郎先生の指導のもと、廃部の危機を回避すべく日々練習に励むチカとハルタだったが、変わり者の先輩や同級生のせいで、校内の難事件に次々と遭遇するはめに―。化学部から盗まれた劇薬の行方を追う「結晶泥棒」、六面全部が白いルービックキューブの謎に迫る「クロスキューブ」、演劇部と吹奏学部の即興劇対決「退出ゲーム」など、高校生ならではの謎と解決が冴える、爽やかな青春ミステリの決定版。
この人の作品を読んだのはデビュー作『水の時計』以来。
あれはすごく引き込まれ作品で、読み応えがあった。美しくももの悲しい余韻があって、次回作を期待したものだった。
けど、次の作品『漆黒の王子』にはさすがに手が出せなかった。
冒頭の数ページがあまりに暗く、辛くて読み進められなかったからだ。
そのまま新刊が出てもあまり気にとめなくなってしまった。
そんなダークなイメージを払拭するかのような本書は、帯や内容紹介にもあるように作者初の 青春学園ミステリー。
実は『このミス』に推薦文が載っていて、興味が湧いたので読んでみた、というわけ。
単純におもしろかった。
軽くてすぐに読めてしまった。
キャラ立ちの連作というのはいいね。次回作にも期待できそう。
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