いわずと知れた有名作。

やっと手を出す(苦笑)

恩田作品といえばワタシ的には、ゴシックでお金持ちで優雅で残忍で複雑でホラー…etcなんだけど、このどれにも当てはまらない。

前回読んだ『ロミオとロミオは永遠に』もそうだけど、この路線って読んでいて楽しい。
続きが読みたい!と思ってページを繰るのはアタリマエだけど、これは、「楽しくて面白くて続きが読みたい!」でした。
背景的には「楽しくて…」って当てはまらないのかもしれないけど、高校生が夜通し歩いて過ごす一晩のお話。ってのがすごい。
一晩のお話なのに、濃い。
たくさんの思いや出来事やくだらないけどどこにでもある会話で一晩過ごす。それで一冊。
すごい。
一気に読んでしまった。

久々に充実した読後感だった。


さて、これから重い腰を上げて(?)黒と茶の幻想を読みます…。

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