グラスホッパー/伊坂 幸太郎
2006年6月18日 読書
初めに言っておくけど、私は暴力が嫌い。
チケット取りのために2時間は並ぶ覚悟でいたので本を読もうと出掛けに手に取ったのがこれ。
たまたま伊坂孝太郎の本を数冊借りていて、その中で一番読みにくそうな本を選んだ。
だって2時間ひとりぽっちだし。
やることないし。
マンガはすぐに読み終わっちゃうし。
くすっと笑っちゃうような本は…ね?
感情移入しまくりの私は、こういう本は家で読むと暗闇に引きずり込まれちゃう気がしてなかなか読めない。
初めから最後まで暴力で突っ走るこの作品は読むのがかなり辛かった。内容や表現の一部はショーゲキテキでさえあった。
けれども唯一の救いが、登場人物、主に3人のココロに潜む哀しみやどうしようもないやるせなさ。
いろんな場所で発生したパズルのピースが最後に繋がる時に、その哀しみややるせなさはドコへ向かうんだろう?どう昇華されていくんだろう?
その好奇心が読み進めるための手伝いをしてくれたように思う。
本当に暴力はキライだし、流血とか殺戮とか残虐なものは嫌悪してるんだけど。
こういう作品に出逢うと、いやだいやだと思いつつも、眠るのも惜しんで結末を知りたがる。
だって最後に救いがないとやってらんないじゃない。
そんな風に読んだ作品がけっこうあって、その度に暗いキモチを引きずってしまったりするんだ。
昨日眠るときになんだか暗澹としたキモチだったのはこれのせい。
嬉しい気持ちとかシアワセなこととか吹き飛ばしちゃう力があって、私はこういうのによく引きずられる。
だからなるべく夜に読む。
次の日には持ち越さない。
それでも借りちゃったり買っちゃったりするんだからどうしようもないな(苦笑)
で、最後まで読んだ感想。
なんとか救いはありました。
…あれ?それともないのかな?
最後の一文がすごく気になる。
チケット取りのために2時間は並ぶ覚悟でいたので本を読もうと出掛けに手に取ったのがこれ。
たまたま伊坂孝太郎の本を数冊借りていて、その中で一番読みにくそうな本を選んだ。
だって2時間ひとりぽっちだし。
やることないし。
マンガはすぐに読み終わっちゃうし。
くすっと笑っちゃうような本は…ね?
感情移入しまくりの私は、こういう本は家で読むと暗闇に引きずり込まれちゃう気がしてなかなか読めない。
初めから最後まで暴力で突っ走るこの作品は読むのがかなり辛かった。内容や表現の一部はショーゲキテキでさえあった。
けれども唯一の救いが、登場人物、主に3人のココロに潜む哀しみやどうしようもないやるせなさ。
いろんな場所で発生したパズルのピースが最後に繋がる時に、その哀しみややるせなさはドコへ向かうんだろう?どう昇華されていくんだろう?
その好奇心が読み進めるための手伝いをしてくれたように思う。
本当に暴力はキライだし、流血とか殺戮とか残虐なものは嫌悪してるんだけど。
こういう作品に出逢うと、いやだいやだと思いつつも、眠るのも惜しんで結末を知りたがる。
だって最後に救いがないとやってらんないじゃない。
そんな風に読んだ作品がけっこうあって、その度に暗いキモチを引きずってしまったりするんだ。
昨日眠るときになんだか暗澹としたキモチだったのはこれのせい。
嬉しい気持ちとかシアワセなこととか吹き飛ばしちゃう力があって、私はこういうのによく引きずられる。
だからなるべく夜に読む。
次の日には持ち越さない。
それでも借りちゃったり買っちゃったりするんだからどうしようもないな(苦笑)
で、最後まで読んだ感想。
なんとか救いはありました。
…あれ?それともないのかな?
最後の一文がすごく気になる。
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