幸福な食卓

2005年12月15日 読書
うわーい久々の完全オフだよーん!
でもアサイチで母の用で車出し…よってハリポタ2回目には相成りませんでした。

そんなわけで読書。
読書モードだったからか、元々好きな作家だったからか、わずか2時間で読破。
たっぷりどっぷり浸ってしまいました。

これもまた連作小説。
なんていうか、ほのぼのとしていてゆったりと時が流れてるくせに、登場人物はみんながみんな少しずつ病んでるの。
それがお話が進む毎に露出してきて、最後にどかーん!と事件が起こる。
…この事件は起きて欲しくなかったけど。

それを乗り越える、とまで行かなくても受け入れてまた昨日までとは違う日常へ戻って行く…というようなお話。

なんか、最後のどかーんはショックだった。まさかあり得ないっしょ?って思った。なんてことしてくれんだ!とも思った。

でもその後のお話を読むと、ああこれが言いたかったんだなぁ…という言葉が出てくるのでやっと納得しました。

瀬尾さんのお話は、いつも優しくて穏やかで身近なくせに、少しだけ非日常でない要素が入ってくるから面白い。
早く次の作品が読みたい。また図書館にリクエストに行かねば。

ちなみに、私はいつも無意識に登場人物を自分の知ってる誰かに当てはめて読んでます。
この作品のお兄ちゃんである『直ちゃん』は名前と人物描写で、バンジーの町田さん+先日初めて見たTYPHOON24のSENSHO1500くんのイメージでした。

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