ナラタージュ/島本 理生
2005年11月15日 読書
別れるとわかっていて、その課程を進んでいくのは辛い。
スパッと切れるものであればいいけど、人と人の関係はなかなかそうはいかない。ましてや一度でも愛した人ならば。
お互いを想うあまり、相手への言葉や想いを伝えられずにいて、そして離れてしまった。離れてもまだ想っている、男女のお話…でした。少なくとも私はそう捉えた。
島本理生の作品は久しぶりです。
完全に過去のことを語っているのに(ナラタージュとは過去のことを回想の形で物語ること、です)その場にいるような描写。昨日や先週や今のことが一緒に語られるのに、全然ごちゃまぜしていないところがすごいと思う。
どうしてこの人はいろんな時間軸をこうやって理路整然と書けるんだろう。しかも新鮮さを失わずに。
読んでる間はほとんど没頭状態で、あまりほかのことを考えずにいました。だから2日で読破。
DEATH NOTEのあとだから余計にのめり込んだのかも。
やっぱり私は恋愛小説が好き。感情移入できる小説がいい。
でも秋には読まない方がいいかも。
泣かなかったけど、泣きそうでした。
スパッと切れるものであればいいけど、人と人の関係はなかなかそうはいかない。ましてや一度でも愛した人ならば。
お互いを想うあまり、相手への言葉や想いを伝えられずにいて、そして離れてしまった。離れてもまだ想っている、男女のお話…でした。少なくとも私はそう捉えた。
島本理生の作品は久しぶりです。
完全に過去のことを語っているのに(ナラタージュとは過去のことを回想の形で物語ること、です)その場にいるような描写。昨日や先週や今のことが一緒に語られるのに、全然ごちゃまぜしていないところがすごいと思う。
どうしてこの人はいろんな時間軸をこうやって理路整然と書けるんだろう。しかも新鮮さを失わずに。
読んでる間はほとんど没頭状態で、あまりほかのことを考えずにいました。だから2日で読破。
DEATH NOTEのあとだから余計にのめり込んだのかも。
やっぱり私は恋愛小説が好き。感情移入できる小説がいい。
でも秋には読まない方がいいかも。
泣かなかったけど、泣きそうでした。
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