ショートカット/柴崎 友香
2004年9月10日 読書
ふと手にして読んだ『青空感傷ツアー』の次に読んだ作品。
大阪生まれの作者が綴る作品は、なんと言っても生きてる会話がいい。
関西弁らヴ★の私にはものすごく心地よい。
玉岡かおるの関西弁(どちらかと言えば神戸)も好きだし、文語的な関西弁でなく、口語的な関西弁をそのまま文章にしてくれてるのが好きだ。
私は関西弁も、それを元気よく喋るオンナノコもダイスキだ。
友人の一人に京都出身の子がいるけど、京都と言えば「はんなり」というイメージしか持っていない私に彼女の関西弁はカルチャーショックだった。京都の方が実は言葉は荒いと言うのだ。
漠然と”関西弁”と言ってはいるが、○○弁と言っても地域によって微妙にアクセントや言い回しが違うこと以上に、広域に渡る関西弁ならなおさらのことだ。奥が深い関西弁・・・。
ちなみに、関西弁をしゃべる男も好きだ。特に和歌山(>え)。
この小説に出てくるオンナノコはみんな、どこにでもいるであろう自分の中の一人なのでとても親近感を持って入り込める。
内容としては、はっきりとした結末が好きな私としてはもう少し突っ込んで欲しい気もするけど、最近の作家さんてこういう作風が多いし、それはそれで読後にいろいろ考えたりするきっかけにもなるので良しとしよう。
ふとした日常を切り取り、そこから何かが始まるような話でもないし、事件が起こるわけでもない。ただ淡々と過ごす日々のある一点を取り上げたようなそんなお話の数々。きっと誰でもこういうキモチやもどかしさを感じるのではないだろうか。
そういう”なんでもなさ”が私を惹きつけるのだと思う。
柴崎さんの出世作『きょうのできごと』はまだ読んだことがないので、次はぜひこれに手を出したい。
大阪生まれの作者が綴る作品は、なんと言っても生きてる会話がいい。
関西弁らヴ★の私にはものすごく心地よい。
玉岡かおるの関西弁(どちらかと言えば神戸)も好きだし、文語的な関西弁でなく、口語的な関西弁をそのまま文章にしてくれてるのが好きだ。
私は関西弁も、それを元気よく喋るオンナノコもダイスキだ。
友人の一人に京都出身の子がいるけど、京都と言えば「はんなり」というイメージしか持っていない私に彼女の関西弁はカルチャーショックだった。京都の方が実は言葉は荒いと言うのだ。
漠然と”関西弁”と言ってはいるが、○○弁と言っても地域によって微妙にアクセントや言い回しが違うこと以上に、広域に渡る関西弁ならなおさらのことだ。奥が深い関西弁・・・。
ちなみに、関西弁をしゃべる男も好きだ。特に和歌山(>え)。
この小説に出てくるオンナノコはみんな、どこにでもいるであろう自分の中の一人なのでとても親近感を持って入り込める。
内容としては、はっきりとした結末が好きな私としてはもう少し突っ込んで欲しい気もするけど、最近の作家さんてこういう作風が多いし、それはそれで読後にいろいろ考えたりするきっかけにもなるので良しとしよう。
ふとした日常を切り取り、そこから何かが始まるような話でもないし、事件が起こるわけでもない。ただ淡々と過ごす日々のある一点を取り上げたようなそんなお話の数々。きっと誰でもこういうキモチやもどかしさを感じるのではないだろうか。
そういう”なんでもなさ”が私を惹きつけるのだと思う。
柴崎さんの出世作『きょうのできごと』はまだ読んだことがないので、次はぜひこれに手を出したい。
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