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無事生還!!

自分の予想以上に生ハワイアンはよかった。
昨年のMY BEST CD『ACROSS THE ENDING』のシングル曲『MAGIC』から始まった初ハワイアン。
この場にいる誰もが知ってる曲から始めるなんて、なんて強気なんだろう・・・と思ったが、あれは通過点に過ぎなかったことが後にわかるのだった。

初PIZZAレーベルのライヴとあって、キンチョーの固まりの私。
みんな背中にPIZZAをしょってる。JAPANのTシャツなんて私だけだ(後にもう一人発見!)
キッズばっかりでコワイかな?とか傍若無人なダイバーとかいるんだろうか・・・とか思ってたんで、ちょっとビビリで真ん中2列目に構える。

しかーし!

まさに大暴れ!の会場でもみくちゃになり、ステージさえも見えない状況なのに、力強く切ないクラッチの声と粗削りな演奏がトランスを招く。
こんな状況なのにみんな大合唱。
私も自分の知る限りで負けじと歌った。
意外なことにはっちゃん(ディーゼル)のMCが胸を刺す。
10代のキッズだったらマジでヤラれてただろうな〜とか思うトウの立ったお年頃の私。
でも、こういうトコだと素直に感動しちゃうからスゴイ。
そしてユウタ(クラッチ)のたまに見せる「ニカッ」とした笑顔がまたキュート!
全然、ぶっさいくでも怖くもないよ。
残念ながらユウタ側に流されたんでトール(タイヤ)はほとんど見えず。
誰の汗かわかんないくらいにみんなで汗だくで体を揺らし、そしてみんなで応え歌う・・・楽しくて胸が苦しくなった。

終演後、出待ち。

もちろん、ハワイアンも自分たちで撤収作業をします。
スタッフが機材車を舗道につけると、まずユウタがいかにも重そうなアンプを一人で持って出てきた。
声かけそびれ。
小物を持って出てきたトールにも声かけそびれ。
つーか、その時、アイスを頬張ってた私・・・。ダメぢゃん。
二度目の時にユウタに「お疲れさまでしたー」と声をかける。
「ああ・・・お疲れさまでした・・・」と無愛想なレスポンス。
あれ?あの笑顔は??
とか思ってみたけど、いちばん若いユウタさんは常に重いモノをもってらっしゃる。さっき着てたTシャツも脱いで上半身裸で汗だくで、機材を運んでるのを見ると声かけづらい。
あー着替え持ってくりゃよかったーとか言ってるし。
自前のツアーTは売り切れてしまったので着るモノがないのね?ていうか、普通、着替えって持ってこないか??
もたもたしてる間にユウタさん、さっさと機材を取りに戻ってしまわれる。

トールはひっそりと(私が気づいてないだけかも)出てきてて一番近くにいたくせになんとなく声がかけられない私(たち出待ち隊)を見てか、「サイン?」と聞いてくれた。優しい!
で、まず、お疲れさまでしたーと言って、ツアーT売り切れちゃったんですよぉと申し訳なさそうに自前Tにサインをお願いすると、オッケー♪と言ってサラサラッとイラスト付きのサインを書いてくれた。
その後の握手で強く握ってくれた手が嬉しかったな。
他の子の写真を断ってたけど、やっぱりなぁと思った。インタビューとか読んでるとそういうこと常々言ってるし、そのキモチは単なる”こっち側”の私にもわかるもんね。

あらかたの機材が出たところで、小さいバッグや小物を持ったはっちゃん登場。
声をかけるとはっちゃんはすごく上機嫌でニコニコで答えてくれた。
CD聴くよりライブで俺達を感じて欲しい、みんなの表情を見られて話ができればCDなんて売れなくてもいいんだ、と言ったはっちゃんは、初ハワイアンすごくよかった!と言ったら嬉しそうにしっかり目を見て握手をしてくれた。Tシャツ売り切れちゃったから・・・(こんなんでごめんなさいのつもりで)自前のTシャツにサインをお願いしたら、あーごめんな、次はもっと持ってくるからな!と言ってくれた。
次こそは買いそびれないようにせねば!

思い返せば、開場前にロッカーに荷物を突っ込んでトイレに行った時、物販の前でふとクラッチの顔を見たような気がしたんだ。戻ってみるともういなかったけど、あの時、買ってれば!!くーやーしーいー(泣)


残るはユウタ。
その後も黙々と荷物を運んでたので非常に声をかけづらい・・・。
がッ、ちょっと手が空いたと思われる瞬間に勇気を出して声をかけ、パスくださいと言ってみた!
が、意外そうな顔をされた。
あまり言われないんだろうか?
でもあっさりくれた。いえい!狙ってたんだ♪
その後サインをお願いすると、ちょっとなぐり書きっぽくも書いてくれた。

ツアー限定Tシャツは買えなかったけどパスももらえたし、何よりもライヴがすごく楽しかったんで大満足。

帰り道、ピザキッズに囲まれたライヴを思い起こし、ハイスタのライヴもあんなんだったのかな…と、二度と手に入れられないものを次々と思い浮かべ少しおセンチになって夜道を走った。
薄く影のような雲から半分顔を出している赤い月が、手が届きそうなほどに、やけに近くに見えた。

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