一時期の桜井亜美病は収まったらしい。
刊行された書籍(14を除いて)をすべて読んでしまったからだとも思うし、あの感覚にそろそろツイテケナイ気もするからだ。

なによりもう泣けないし。


神曲(ちなみに、ダビデの神曲は読んだことがない)はコンピュータによって作られるパラレルワールドでのお話。
主人公の電脳刑事は、恋人が死んでしまう運命のリアルな世界を捨て、特殊なコンピュータによって作られる(または「行ける」)バーチャルな世界で生きるため、人を殺め罪を犯し恋人の生命を守ろうとするが・・・。

解説がヘタっぴですまにゅ。


どちらが本当の世界であるのか。
必ずしも今いるこの世界がリアルワールドであるとは限らない。
この世界は、誰かの作り出した箱庭かもしれない。

というのは私が子供の頃から漠然と感じてたことだったので先にやられた!!気がして悔しい(コラ?)

ま、そんなとこが桜井亜美にしてはSFチックでなかなか面白かった。
モリヨーコが昔ハードボイルドを書いたけど、あんな感じ。
異種格闘技というか、新鮮。

ラストシーンはちょっと・・・ね・・・さすが亜美って感じよ。

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