月で餅つき

2003年11月2日
仕事から帰って来ると、何を思ったかお父様(ぷ)が天体望遠鏡を組み立ていた。

空を見上げた。
月は7日目。
少し離れたところにオレンジ色の火星がある。
9月の時はあんなに寄り添っていたのに。

ちょっとおセンチ。


レンズをのぞき込んでみる。

オドロイタ。

あんなに、あんなにキレイだったっけ?

声もなくのぞき続けていると、お父様がレンズを交換した。

隆起が大きくなってクレーターの陰まで見える。

ホントにあそこには何かいそうだ。
陰からウサギやアームストロング船長が出てきてもおかしくはない。

すっかり嬉しくなって火星を見せてくれと言ったが、離れすぎてるせいでなかなかピントが合わないらしい。
ち。
9月の時、見ておけばよかった。

こうなったらやはし天文台か。
幸い、我が県には天文台があるし。
行っちゃおうかしらーん。
でも毎日やってるのかなぁ。

プラネタリウムなら気まぐれで年に1〜2回は行くけど、本当の星は滅多に見ない。
つーか、天体望遠鏡なんて見るのは子供の頃以来じゃん。
お父様の弟の遺品とか言ってたけど、これってウチにあったんだ・・・。
すげー。

また見せてもらおう。

月は変わらず、とは言うけどね。
月夜の歌を口ずさみながらちょっと思いをはせてみた。



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