活字中毒
2001年10月30日狗飼恭子の「月のこおり」を読んだ。
この仕事についてから知った作家だけど、知って以来ずっと読みたいと思っていた。
しかし、裏表紙の解説を読むたびに「今の気分じゃないなぁ・・・」と避けてきたのも確かだ。
私にはそういう作家がたくさんいる。
気になってはいるんだけど、なかなか食指が働かない・・・そんな作家たち。でも以前からずっと読んできた作家の作品は気分じゃなくても必ず読んでいる。
・・・ヘンなの(笑)
作家はいろんなことを教えてくれる。
物心ついた時から活字中毒だった私は、作家たちの言葉によって常識や物事の考え方や感じ方や生き方を教わってきたのかもしれない。
だから自分の言葉で表現する、ということがすごくニガテ。
誰かの言葉を引用しないと自分の気持ちが伝えられない。・・・困ったもんだ。
「月にこおり」は簡単に言うと、親友のコイビトを奪ってしまった20歳のオンナノコの自分探しの物語である。
何の気構えもなく読み始めて、私は驚愕し、そして激しくココロを揺さぶられた。
私がずっと抱えてきて、言葉にすることができなかったことを彼女は5年も前に活字にしている!!
敬愛する作家が年下であるということもアタリマエになって来た今、私はあまり年齢や経験の違いやその作家の境遇などを気にしたりはしない。
狗飼恭子に対してもそのつもりだった。しかし、この衝撃はなんなんだろう!メカラウロコ状態だ。
若いから言葉にできる、というつまらない考えでくくりたくはなかった。でもなんて言ったらいいんだろう・・・彼女の素直な言葉がとても新鮮であり、まっすぐココロに響いたのは事実なのだ。
やはりこれは若さからなのか。
・・・それでもいいじゃないか。
こうやって私のココロが何かに触れること、感じること、閉じたシャッターの隙間から外界の匂いをかぐこと・・・それができるうちは何でも吸収したい。
もっともっと彼女の作品を読んでみたい。
新たに見つけたターゲットにほくそ笑む私。
実際は、彼女の紡いだ言葉によって泣かされてしまったのだけれど。
恋をしてる時は何を見ても何を読んでも何を聴いても、ココロの琴線に触れてしまうのだ。
この仕事についてから知った作家だけど、知って以来ずっと読みたいと思っていた。
しかし、裏表紙の解説を読むたびに「今の気分じゃないなぁ・・・」と避けてきたのも確かだ。
私にはそういう作家がたくさんいる。
気になってはいるんだけど、なかなか食指が働かない・・・そんな作家たち。でも以前からずっと読んできた作家の作品は気分じゃなくても必ず読んでいる。
・・・ヘンなの(笑)
作家はいろんなことを教えてくれる。
物心ついた時から活字中毒だった私は、作家たちの言葉によって常識や物事の考え方や感じ方や生き方を教わってきたのかもしれない。
だから自分の言葉で表現する、ということがすごくニガテ。
誰かの言葉を引用しないと自分の気持ちが伝えられない。・・・困ったもんだ。
「月にこおり」は簡単に言うと、親友のコイビトを奪ってしまった20歳のオンナノコの自分探しの物語である。
何の気構えもなく読み始めて、私は驚愕し、そして激しくココロを揺さぶられた。
私がずっと抱えてきて、言葉にすることができなかったことを彼女は5年も前に活字にしている!!
敬愛する作家が年下であるということもアタリマエになって来た今、私はあまり年齢や経験の違いやその作家の境遇などを気にしたりはしない。
狗飼恭子に対してもそのつもりだった。しかし、この衝撃はなんなんだろう!メカラウロコ状態だ。
若いから言葉にできる、というつまらない考えでくくりたくはなかった。でもなんて言ったらいいんだろう・・・彼女の素直な言葉がとても新鮮であり、まっすぐココロに響いたのは事実なのだ。
やはりこれは若さからなのか。
・・・それでもいいじゃないか。
こうやって私のココロが何かに触れること、感じること、閉じたシャッターの隙間から外界の匂いをかぐこと・・・それができるうちは何でも吸収したい。
もっともっと彼女の作品を読んでみたい。
新たに見つけたターゲットにほくそ笑む私。
実際は、彼女の紡いだ言葉によって泣かされてしまったのだけれど。
恋をしてる時は何を見ても何を読んでも何を聴いても、ココロの琴線に触れてしまうのだ。
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